埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

ノートシール改定

2009年08月13日 | レッスンの出来事
生徒たちのレッスンノートに「ノートシール」を貼っている。

○レッスンでできたこと、ほめられたこと
○レッスンでうまくできなかったこと
○練習でがんばったこと、できたこと
○練習でうまくできなかったこと

これらを生徒に書いてもらう。


この中で、生徒たちがあまり書いてこないのが、
○もくひょう
○レッスンでできたこと、ほめられたこと

ちょっとさみしく思っていた

○もくひょうは、シールの配分の都合で小さくなっているので、目が向かないのかと感じていた。

○レッスンでできたこと、ほめられたことは、
書かれていないことに気づいたときに、それまで以上に「できたこと」を印象付けられるように心がけた。

でも、ついつい薄れていく…


そこで、ノートシールを改定することにした。

○レッスンでうまくできなかったことは、よく覚えていて、みんなたくさん書いてくるので、
シールの配分の都合もあり、これはなくした。

その分、○レッスンでできたこと、ほめられたことを一番に書けるようにした。


○もくひょうは、強調するするために、ほかのシールと同じ長いものにして、
“次のレッスンまでの「なりたい」目標”にした。

「なりたい」は、より能動的な目標が立てられるように。


○練習でがんばったこと、できたことは、“がんばったこと、たのしかったこと”に変えた。

ピアノを弾く「楽しさ」を見つけてもらえるように。


○練習でうまくできなかったことには、分からなかったことが書かれることが多かったので、
“練習でよくわからなかったこと”に変えた。


新しく加えた項目は、
○次のレッスンが終わったとき、どうなっていたい?

ノートシールを始めてから、練習に積極的になった気がしているので、
レッスンも、私の進め方や私の目標に任せるだけでなく、自らの目標を持ってほしいと思った。

そして、それを私も知る必要があると思った。

それぞれに的確なイメージが持てていたり、高いイメージを持てていたり、私が思っていない視点でイメージできていたり…。

みんなちゃんと考えているんだ、ちゃんと目標が持てているんだ、と感心した。


その日のレッスンまでの「なりたい」目標の達成度を確認し、終わっていたときのイメージを私が知ることで、
生徒が求めているレッスンが見える気がしている。

その日のレッスンで生徒が大事にしていることに重点を置いてレッスンできるようになった。

これによって、生徒が「自分自身のためのレッスン」と感じてもらえていたらいい。

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