埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

“音楽をひとりじめ”

2012年05月29日 | レッスンの出来事
発表会が終わったときに、
生徒たちに「ゆめをつくろう」というものを書いてもらいました。

今回の発表会で、私の夢が一つ叶いました。

詳しくは「☆夢への一歩☆」をご覧ください。

それで、夢を持つってすごいこと。
夢を語るってすごいことなんだぁと感じました。


生徒たちに、
弾きたい曲、将来弾いてみたい曲を聞いても、
「特にない」と答えることがあります。

だからといって、
レッスンやピアノが嫌いなのではなく、
「弾きたい曲」を考えたことがない、
「そういうレベルにない」と思っているのだと思うのです。


初め「ゆめをかたろう」というタイトルにしようと思ったのですが、
ピアノでの夢を考えたことのない生徒たちには、
いきなり語れないと思ったので、
夢を考えるところからと思って、
「ゆめをつくろう」というタイトルにしました


そして、来年の発表会は、
その中で出てきた夢を叶えていけるような発表会にしたいという
私の夢も出てきました


生徒たちには、
まず、「ゆめをつくろう」に自分で書いてきてもらいました。

ここで面白かったのが、
子どもたちは「夢」を書いてくるのです。

でも、大人たちは「欠点克服」を書いてくるのです

ちゃんと「欠点克服じゃないですよ」って但し書きをしたのに!


そんな自由に書いてきたものが、

本当に夢なのか、
本当に自分の夢なのか、
ワクワクするような夢なのか、

質問をしながらいろいろ話を聞いていきました。


私が大事にしたいのは、「自分だけの夢」ということ。

ほかの人と似たような夢でも「自分だけにしかできない」部分って
絶対あると思うんです。


それで、「ゆめをつくろう」の最後に
「ピアノで“あなたにしか”できないことは?」という問いを書きました。

ここは、なかなか「その通り!」という具合には埋まらなかったのだけど、

ある生徒に「ピアノを弾いているときで、どんなときがいちばん楽しい?」と聞いたら、

「人に聞いてもらっているとき。
 自分の世界に入って演奏をしているのを人に聞いてもらっているとき。」と答えました。

そして、「それってどんな気分なの?」と聞いたら、

「“音楽をひとりじめ”している気分」と答えたのです!


その答えに感動

その生徒は、“音楽をひとりじめ”しているような演奏をするんです


それを体感しているから、
そういう言葉が出たのでしょうね。

もちろん、“ひとりじめ”しているだけじゃなくて、
聞いている方たちの心に届く演奏ができます。

それも、“ひとりじめ”しているからできることなのでしょう




にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へにほんブログ村  にほんブログ村 猫ブログ アメショーへにほんブログ村

ピアノ教室 生徒募集中  ご案内は、コチラ

“先生がいちばん楽しむ”発表会サポートセッション  ご案内は、コチラ

ピアノの先生♪サポートレッスンを行っています  ご案内は、コチラ

心の中にある大切なことを音楽にします  “枝折りmusic”のご案内は、コチラ








最新の画像もっと見る

コメントを投稿