埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ 講師のまっみ*江黒真弓です。
「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へ つながるピアノレッスン
以前、「みんなの学校」という
校長を退職された
木村泰子先生が最近出された本
「ふつうの子」なんて、
どこにもいない
を見つけたので、読んでみたら、
すばらしい!
私も「ふつう」かと言ったら、
「ふつう」じゃないし、
生徒たちのレッスンをしていても、
発達障がいのある子や、
何か苦手なことがある子は、
確かに、その子にとって困っていることはあるのだけど、
別の瞬間では、ほかの子にはない輝きがあって、
「ふつう」どころか優秀だと思うことがある。
障がい、発達障がい、グレーゾーン、
ふつう、優秀、天才・・・と
なんとなくのカテゴリーがあるようだけど、
そこには線引きはなくて、
グラデーションだなぁと以前は思っていました。
でも、最近は、
それら全部が「ごちゃまぜ」なんだと気づきました
私の教室でも、
発達障がいのある子も、
コミュニケーションが苦手な子も、
お母様と相談しながら、
月1回のグループレッスンに参加していただいています。
カテゴリーで分けて別々にレッスンをした方が
簡単なのかもしれないけど、
うまくいく方法があるはず!と
いろんなアイデアを投入しながらレッスンしています。
木村先生は本の中で、何度も
「困っている子がいたら、周りを育てる」と
書かれています。
それは、周りが困っている子に合わせることではなく、
困っている子がどうしたら、
過ごしやすくなるのかを想像させること。
困っている子が過ごしやすくなる学校は、
自分も過ごしやすくなる学校になると。
お母さんが、子どものことで困ったときも、
「自分の子どもに目を向けろ」と言われたら、
ただでさえ困っているのだけら、
子どもに目を向けられなくなる、
そう言われた周りの人たちにも目を向けられなくなる。
だから、
学校に来てもらって
「ほかの子を見て」と伝えるのだそう。
「ほかの子が困っていたら、声をかけて」と。
自分の子どもにできることは、
あまりないのだけど、
ほかの子にできることはある。
ほかのお母さんたちもそうしていて、
それで世界が回っていく。
それでいいんだよね
自分の子どもが「ふつう」じゃないかもと思う人にも
呼んで欲しい本だけど、
自分が「ふつう」だと思う人にも、
自分の子どもが「ふつう」だと思う人にも、
ぜひ呼んでほしい本
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2020年1月(月)10~11時
国立女性会館ヌエック 幼児室
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