埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

足で弾くピアノ♪

2012年03月08日 | ピアノを弾く
最近、生徒たちに、ことあるごとに「足」って言っています。

生徒によって、
脳みそで弾いているタイプと
肩で弾いているタイプと、
全身で弾いているタイプがあるように最近思っていて、
脳みそと肩のタイプは、ピアノの音を足で感じてないと思うので、
「足!」「足の裏!」って言ってます。



そんな私が、ここ数日右足のすねが痛い
ペダルを踏むのがきつい


去年は本番前にその症状が出ていました。


原因はいろいろ思い当たる。

最近、本番を具体的にイメージする場面が増えて、
ちょっとした焦りを感じ始めたこと

講師演奏曲が停滞気味なこと

書きたいのにブログが書けないこと
(下書きが10件!)

眠すぎて、いろんなことに手が付けられないこと



で、どうすると右足のすねが痛むのか、いろいろ試してみました。

まず気づいたのが、
背中に力が入ると、すねの筋肉もちょっとピクッていうのです!

そして、背中に力が入るのは、呼吸が止まっているときということにも気づきました。


夕べお風呂に入りながら、いろいろ観察してみたら、
足をまっすぐのばして座って、
つま先は天井に向けて、
前屈すると、すねが楽になることが分かりました。

この体操、よく考えたら、
去年の本番前にもあれこれ試して袖で必死にやっていたストレッチでした。
(袖では、立ってやっていました)


私、焦って歩くと、このすねが痛くなるので、
歩き方がよくないんだろうなぁと思っていたのですが、
ヨガのレッスンで痛感するのが、
「膝の裏が伸びない」っていうこと。

ホント、全然伸びない
恥ずかしいほど伸びない


ヨガの先生が
「膝の裏が伸びると、歩き方がきれいになるよ」とおっしゃっていたことを思い出しました


そっか!と思って、
今日は朝から膝の裏に注目しながら、いろんな動きをして、
ピアノを弾く前にもいろいろ体操を試して弾いてみたら、
いくらかいい。

いくらか…ね。


で、ピアノを弾くときも、
自分の足に注目してみたら、
もう見事にさぼっていましたよ

右足は傷みもあるせいか、ほとんど感覚がない

左足は感覚はあるものの、添え物状態。
機能を果たしていませんでした。

でも、ペダルを踏む右足のふくらはぎやひざの裏、腿の裏を感じ始めたら、
ちょっと傷みが和らいできました。

ベースラインがオクターブで動くところや、
広い音域で体重移動をするときに、
左足も一緒に音楽を感じてみました。


そしたら、最近思うように弾けていなくて悩んでいた部分が、
流れ出したのです


最初から通して弾いてみたら、
その場面が動き出したことによって、その前の場面の意味、
その先のメロディーの意味、
エンディングの意味が一気につながって、
弾き終わったときには、充満したピアノの響きに感動してうるうるしていました

傷みも感じていませんでした。


この曲(リストの「波を渡るパオラの聖フランチェスコ」)は1年がかりで練習していますが、
全然飽きないのが不思議。

1年かけた甲斐あって、
この曲のパワーに一歩近づけた気がしてうれしい


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