埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

パンダとマンゴー

2009年07月09日 | からだ
8月に2台ピアノのコンサートに出演する。

コンサートと言っても、子どもから大人まで誰でも気軽に出られるもの。

生徒とは、「メヌエットト短調」、「唱歌の四季」から3曲、
そして、友人と「スカラムーシュ」を演奏する。

昨日、友人の先生のところへ、「スカラムーシュ」のレッスンに行ってきた。


その先生が、話に聞いていて以上に面白い方で、中でも「おぉ!」と思ったのが、

“パンダとマンゴー”


何度も登場した言葉だけど、具体的にはよく分からない。

レッスン後の聞いたら、友人もよく分からないらしい…。


おそらく、脇を締めすぎず、「パンダ」を挟むような空間があるくらいに。
手も脱力して、「マンゴー」を持つような自然な形で、と言うことだと思う…。

メロディーを歌うときも、上腕を固めてしまうと、腕が自由に動かないから、歌い方が固くなる。
上腕を緩めて、行きたい方向へどこへでも行けるように、とおっしゃっていた。


肩や背中の力みは大分抜けてきたと思うが、確かに上腕は固かった。


クラシックのノリではない曲だからかもしれないが、
指の形も体の使い方も、“なんでもアリ”でいいんだ、という気がした。

ベースをしゃべるように弾くには、鍵盤に当たる指の角度を毎回変える必要があると。
そして、離鍵の方向もあちこちへ飛んでいくようにと。

1の指が固くなってしまうところは、第一関節で弾いたほうが、脱力したいい音が出る。

レッスンしていただくうちに、脳みそも、心も、体も緩んでいく感じがした。

相方の音もどんどん聞こえるようになってきた。


合わせで印象的だったのは、
「音の“始まり”ではなく、“着地点”で合わせる」ということ。

指が鍵盤に触れて音が鳴り始めてから、鍵盤の底につくまでの、ものすごく短い時間だけど、
底に着くときを合わせる気持ちで!ということだった。

そしたら、音色も深くなったし、お互いにしっかり音が聞けるようになった。


私の中にある、常識や固定概念をいい意味で覆していただけた楽しいレッスンだった

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど! (エリ)
2009-07-09 22:27:43
ブログを読んで、レッスンで先生が言ってたことの意味が、より理解できました。
いつもレッスン受けた後、感覚ではなんとなくわかるようなという感じだったんですけど
まっみ先生が言葉にきちんと表してくれることで、なるほど!!と思いました。
私も練習頑張りますね。
コンサートよろしくお願いします。
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いらっしゃいませ。 (まっみ)
2009-07-10 10:22:52
コメント、ありがとう。

感覚で受け取れれば、本当は十分なんだろうけどね…。
いいレッスンが受けられて、よかったです。ありがとう

こちらこそ、よろしくね
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