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加越能鉄道~現在は富山県西部でバスのみを運行する事業者

2007-02-05 | バス[北陸]

「MAKIKYUのページ」では先日も富山県を走る万葉線に関する記事を取り上げていましたが、万葉線は現在の第3セクター鉄道に移行する前は加越能鉄道という事業者が運行しており、同社は過去には非電化の鉄道線(現在は廃止:その時使用していた車両の一部は3月末で運行終了となる茨城県の鹿島鉄道で最後の活躍をしています)も運営していた事がありますが、現在は社名に「鉄道」という名称が残っているにも関わらずバス専業事業者となっています。

運行している路線は高岡を中心に富山県西部各地を運行しており、高速バスも運行していますが、MAKIKYUは昨年末に石川県境の脇(氷見市)~高岡間で乗車した際のものですが、土地柄もあって中型車が主力となっています。

写真の日野RJはその中でも最もポピュラーな存在の車両で、板張りの床が印象的でしたが、同社の路線車は近年の低床車とラッピング車両以外は概ねこの塗装となっており、日野車以外に三菱MKが走っている姿もよく見かけます。

ちなみにこの脇~高岡間の路線は、終点の脇で本数は少ないものの七尾へ向かう七尾バス(北鉄グループ)に乗り継ぐ事もでき、脇の手前にある女良小学校までの便なども含めるとほぼ毎時運行されています。

またこの路線は途中では氷見駅の近くも通りますし、高岡~氷見間は他系統も含めて複数本が運行されている上に、運賃もこの区間は300円と割安(高岡~脇間を1時間乗り通しても500円です)ですので、昼間時間帯などにJR氷見線の運行時間が大きく開く事も考えると、使い方次第では結構利用価値のある路線かと感じます。



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