MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

最近多忙なもので~そんな中でも強行軍の旅行に…

2007-12-03 | Weblog

 

最近MAKIKYUは多忙な状況が続いており、「MAKIKYUのページ」も取り上げたい事柄が幾つもありながら、なかなか思うように更新が進まない有様ですが、そんな中でも週末2日間と金曜日の夕方以降に何とか日程が確保できた事もあり、久々に少々遠出をして来ました。

日程が確保できる事が分かったのは約2週間前、少々強行軍とはいえ廃線が迫る島原鉄道の南目線(南島原以遠の区間:その殆どが来年春に廃止)に乗車する機会は…という事もあって、周遊きっぷ(長崎・佐賀ゾーン)を使って急遽計画した旅行で、概要は以下の通りです。

11月30日(金) 
夕方に東京駅発の寝台特急「はやぶさ・富士」号に乗車、この日は昼過ぎまで用務で動き回っていた事もあり、翌朝まで車中でゆっくりと過ごせるのは有難い限りでなかなか利用価値もあり、首都圏~九州方面を走る寝台列車の消滅が確定的なのは惜しい限りと感じます。
(車中泊)

12月1日(土) 
寝台特急から門司で快速、小倉で新幹線に乗り継ぎ博多、更に特急「かもめ」号に乗り継いで諫早へ。
諫早からは「島原半島遊湯券」と呼ばれる島鉄の鉄道・バス・フェリー(今回フェリーは未乗船)のフリー乗車券を使って、そして今回の旅行における最大の目的である島原鉄道に乗車。
鉄道線は半島を3分の2程度外周する路線となっている事もあり、口之津へ向かう島鉄バスに乗車(諫早~加津佐・口之津間を直接移動するのであれば、鉄道よりこちらの方が所要時間・運賃の両面で優位です)した後、来年春で廃線となる末端の方から起点の諫早に向かって島鉄の鉄道線に乗車する事に。
初乗車となる島鉄では今回新旧双方の車両に乗車できたのは幸いで、その後は諫早~大村間と彼杵~武雄温泉間の路線バスを視察して佐世保へ向かい、佐世保到着後は佐世保市営バスの循環路線にも乗車。
(佐世保泊)

12月2日(日)
「MRフリーきっぷ」を使い、松浦鉄道(MR)で佐世保から日本最西端の駅(離島のモノレールを除く)・たびら平戸口を経て伊万里へ。車両の取替えが進むMRでは新型車両(肥前WEST LINER)にも乗車でき、MAKIKYUはこれで九州の鉄道線(ケーブルなどを除く)をようやく全線踏破、また二本のレールを用いている鉄道における日本の東西南北端全てを通った事に…
その後は筑肥線で姪浜(唐津乗継)へ向かい、福岡市内で地下鉄と西鉄バスに乗車した後、新幹線「のぞみ」号で帰京しましたが、福岡国際マラソン開催に伴う交通規制の影響で、福岡市内を走る路線バスの運行が大きく乱れた事により、今回は西鉄電車に乗車する時間が確保できなかったのは少々心残りで、また都市高速を走る西鉄バス車中から博多港国際旅客ターミナルを望むも、今回の旅行ではここからJRの高速船に乗って更に遠方を目指す事ができないのも悔しい限り。

こんなに短い日程で首都圏から九州まで旅行するのはかなり慌しいもので、内容はそれなりに充実したものである反面、僅か2日半の日程で九州・長崎県まで出かけた事を話すと知り合いに呆れられ、もう少し日程が確保できれば…という感もあり、新幹線で九州を後にする際は、後ろ髪を引かれる思いでした。

今回の旅行に関しては現在まだ整理中の段階ですが、追って近日中に関連記事も徐々に取り上げて行きたいと思います。

写真は今回の旅行で使用した周遊きっぷ(+指定席券・画像の赤線はMAKIKYUが追加)と、島原鉄道の終端・加津佐駅近くの国道から撮影したワンシーンで、加津佐駅のすぐそばに24時間営業のコンビニがあるのは意外でしたが、食料調達などには非常に便利で利用価値大です。
(ただ現代的なコンビニの背後に明るい黄色の軽快気動車ならともかく、昭和の雰囲気が漂う気動車が佇んでいる姿は異様ですが、このシーンもあと僅かで…)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。