「さらば!オナラ肩こり 原因はたった1つの癖」
■オナラやゲップが止まらない・・・。
そんな症状に悩む苦しむ人の数はなんと1800万人。
■その犯人は…「癖」。
このナゾの癖はオナラやゲップにとどまらず、頭痛・肩こり、首の痛み、おなかのハリ、腰痛から膝の痛みなどの慢性痛、のどの異物感、耳なり、他にも、めまい、息苦しさ、視力低下、アゴの痛みの原因にもなる。
■これらの全身の不快症状の原因となる「ナゾの癖」とは「噛み続ける癖」。
■噛むことは、全身の筋肉の活動を活発にしてくれる。
たとえば、噛むことによって体を曲げる筋肉の収縮力が増し前屈の記録が伸びる。
ところが、同じ噛むでもあることが加わると、なぜか「視力低下」「集中力低下」「筋肉活動の低下」などをもたらすことがわかった。
「噛む」ことが良いことと悪いことに分かれる境目…それは“時間”。
「噛む」こと自体は良いことだが、歯を「噛み続けること」が良くない。
■安静時、歯はわずかに離れているのが普通の状態。
ヒトが普通1日に歯をあわせる時間は20分ほどしかない。
しかし、「噛み続け癖」のある患者さんでは、何時間も噛んでる場合も少なくない。
■一瞬噛んだ場合では、全身すべて筋肉の活動が高まるが、30秒噛み続けただけで、噛まないときよりもむしろ活動が低くなってしまう。
■「噛む」ことは火事場のばか力を出すためのスイッチ。
一方、噛み続けていると全身の筋肉が疲労してボロボロになってしまう。
頭痛・アゴ・腰痛・肩こり・ひざ痛・首の痛みは「筋肉疲労」によるものだったのだ。
■とくに疲労しやすいのが“こめかみ”のあたり。
こめかみをはじめ、頭のまわりの筋肉周辺には目、耳の領域を支配する神経が密集しているため、噛み続けによって筋肉が神経を圧迫すると、「神経疲労」による視力低下・耳鳴り・めまいがおこる。
■「噛む」ことは、だ液が出てくるスイッチにもなっている。
つまり、噛み続けるとだ液が出るため、飲み込みの回数が多くなる。
実は、このとき、一緒に空気も飲み込んでいるのだ。
おなかには、口から飲み込まれるガス、腸内で発生するガスの二種類のガスがあるが、実は8割近くが口から飲み込まれるガス。
■噛み続け癖、専門用語ではTooth Contacting Habit(歯列接触癖・しれつせっしょくへき)と呼ばれる。
強い噛みしめではなく、上下の歯が弱く触れ合っているだけでも問題がある。
■噛み続け癖には、口の中にわかりやすい印が2つある。
■チェックポイント
①「舌に歯形がある」
②「ホホの内側に白い線」
■メモ用紙治療法
① 「歯を離す」と書いたメモをよく目に付く場所やパソコンなど集中してしまう場所に貼る。
② メモを見たら、フーと「息を吐く」
「息を吐く」=「口が開く(歯を噛めない)」。
つまり、このフーと息を吐く行為は、“治したい癖と両立しない新たな癖をつける”という意味がある。
このとき大切なのが、
「メモが目についたときだけ息を吐く」ということ。
「いつも歯を離そう」と頑張りすぎると、逆にストレスになってしまい逆効果に。
早い人で、1週間ほどで効果を実感できる。
出典 NHK総合テレビ「ためしてガッテン」2012.7.25
版権 日本放送協会
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120725.html
小雨の中の横浜 2012.6.16 撮影
■オナラやゲップが止まらない・・・。
そんな症状に悩む苦しむ人の数はなんと1800万人。
■その犯人は…「癖」。
このナゾの癖はオナラやゲップにとどまらず、頭痛・肩こり、首の痛み、おなかのハリ、腰痛から膝の痛みなどの慢性痛、のどの異物感、耳なり、他にも、めまい、息苦しさ、視力低下、アゴの痛みの原因にもなる。
■これらの全身の不快症状の原因となる「ナゾの癖」とは「噛み続ける癖」。
■噛むことは、全身の筋肉の活動を活発にしてくれる。
たとえば、噛むことによって体を曲げる筋肉の収縮力が増し前屈の記録が伸びる。
ところが、同じ噛むでもあることが加わると、なぜか「視力低下」「集中力低下」「筋肉活動の低下」などをもたらすことがわかった。
「噛む」ことが良いことと悪いことに分かれる境目…それは“時間”。
「噛む」こと自体は良いことだが、歯を「噛み続けること」が良くない。
■安静時、歯はわずかに離れているのが普通の状態。
ヒトが普通1日に歯をあわせる時間は20分ほどしかない。
しかし、「噛み続け癖」のある患者さんでは、何時間も噛んでる場合も少なくない。
■一瞬噛んだ場合では、全身すべて筋肉の活動が高まるが、30秒噛み続けただけで、噛まないときよりもむしろ活動が低くなってしまう。
■「噛む」ことは火事場のばか力を出すためのスイッチ。
一方、噛み続けていると全身の筋肉が疲労してボロボロになってしまう。
頭痛・アゴ・腰痛・肩こり・ひざ痛・首の痛みは「筋肉疲労」によるものだったのだ。
■とくに疲労しやすいのが“こめかみ”のあたり。
こめかみをはじめ、頭のまわりの筋肉周辺には目、耳の領域を支配する神経が密集しているため、噛み続けによって筋肉が神経を圧迫すると、「神経疲労」による視力低下・耳鳴り・めまいがおこる。
■「噛む」ことは、だ液が出てくるスイッチにもなっている。
つまり、噛み続けるとだ液が出るため、飲み込みの回数が多くなる。
実は、このとき、一緒に空気も飲み込んでいるのだ。
おなかには、口から飲み込まれるガス、腸内で発生するガスの二種類のガスがあるが、実は8割近くが口から飲み込まれるガス。
■噛み続け癖、専門用語ではTooth Contacting Habit(歯列接触癖・しれつせっしょくへき)と呼ばれる。
強い噛みしめではなく、上下の歯が弱く触れ合っているだけでも問題がある。
■噛み続け癖には、口の中にわかりやすい印が2つある。
■チェックポイント
①「舌に歯形がある」
②「ホホの内側に白い線」
■メモ用紙治療法
① 「歯を離す」と書いたメモをよく目に付く場所やパソコンなど集中してしまう場所に貼る。
② メモを見たら、フーと「息を吐く」
「息を吐く」=「口が開く(歯を噛めない)」。
つまり、このフーと息を吐く行為は、“治したい癖と両立しない新たな癖をつける”という意味がある。
このとき大切なのが、
「メモが目についたときだけ息を吐く」ということ。
「いつも歯を離そう」と頑張りすぎると、逆にストレスになってしまい逆効果に。
早い人で、1週間ほどで効果を実感できる。
出典 NHK総合テレビ「ためしてガッテン」2012.7.25
版権 日本放送協会
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120725.html
小雨の中の横浜 2012.6.16 撮影