ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

アメフトワールドカップ2011:日本銅メダル!対メキシコ戦

2011年07月16日 | Weblog
アメリカンフットボールワールドカップ2011は、残念ながら、銅メダルという結果に終わった。まぁ、そうはいっても日本が球技でメダルを取れるのは、野球かソフトボールか女子サッカーくらい。そう考えれば、まぁ、決して悪い結果ではないのだけれど、そもそもアメフトなんてマイナーな存在だしねー、日本では。

ちなみに日本のこれまでの戦績は以下のとおり。

第1回大会 優勝
第2回大会 優勝
第3回大会(川崎大会) 2位(優勝はアメリカ)
第4回大会 3位(アメリカ、カナダが決勝)

日本、メキシコ下し銅メダル/アメフト - スポーツニュース : nikkansports.com

WC2011 Bronze Medal Game Highlights: Japan vs. Mexico


日本はQB高田が、PASSの体型から相手の隙をついて、得意のスクランブルでTD!その後、メキシコにキックオフ・リターンTDを決められるものの、メキシコのパスをDB三宅がインターセプト、FGを決めて10vs3で折り返す。

後半に入ってQB高田からRB古谷へのショベルパスからのRUN、QB高田からWR前田へのTDパス!その後も日本は攻めいるものの得点を奪えない。

反対にメキシコはパスでTD!一進一退の攻防が続き、ラスト、メキシコがFGで同点を狙うも、DL紀平がブラックをし、日本が17:14で逃げきる。

日本の課題としては、やはりフィジカルとスタミナなんだろうなぁ。ダイジェスト映像を見ていても、RB(ランニングバック)のRUNを日本のディフェンス陣では1対1で止められていない。これではやはり勝負にならない。川崎大会での決勝を観戦していた時の印象から言うと、前半はそれなりに止めることが出来ていたけれど、後半、スタミナが切れ始めるとこの1対1で負けることは、ゲームそのものを壊すことと直結する。

攻撃陣も、個人技ではかなわなかたとしても、前半は戦術でそれなりにかわすことはできる。しかしやはりオフェンスラインがフィジカルで負けはじめると、RUNもPASSも通らなくなる。

次の大会までの課題としては、そうしたフィジカル・スタミナの差という、アメフトにとっては致命的な「差」に対して、どのように挑むかということだろう。もちろん同様に体を大きくするという手もあるのだろうが、それが全てではない。スタミナ、スピード、戦術、幾つかの選択肢はある。その中で何を選ぶことが適切なのか――それを真剣に考えなければならないのだろう。

「涙の2ヤード」天才QB東野がアメフトアジア選手権の舞台へ
アメフトワールドカップ2011:日本vsカナダ

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