ドラゴン桜の作者・三田紀房のもう1つの作品に「スペリオール」に連載中の「マネーの拳」がある。ボクシング元世界チャンプの花岡拳が引退後、居酒屋を始めるがうまくいかない。そんな花岡の前に「経営の神様」と呼ばれる男が現われ、指導を受けながら、「商売」という舞台で戦う姿を描いたものなのだが、これがまぁ、いい/悪い、好き/嫌いはあるにしても的を得ていることも多い。特にこの花岡は自ら起業をしていくわけであるけ . . . 本文を読む
こうした大規模な戦闘もの・アクションものとなるとどうしてこう日本映画って下手くそなんだろうか。リアリティがないからか、すっかり平和ボケしてしまっているからか、あるいはたんに作品自体が面白くないだけか。いずれにしろこれがハリウッド映画だともうちょっと違う感じで受け取っただろうし、韓国映画だったとしてももうちょっと感情移入できたのかもしれない。真田広之はがんばっていたし、そうそうたる面々が出ている。ベ . . . 本文を読む
狙いはわかる、アイデアもいいでも、果たしてうまくいくのかは別の問題。ビジネスとはこういったことの繰り返しだ。米YahooがPCをDVRにするという「Yahoo Go for TV」をリリースした。まだ実際のものを見ていないのであくまでcnetの記事を読んだ上での推測だけれど、少なくとも日本ではうまくいかないだろう。
ヤフー、米で「Yahoo Go for TV」を公開--PCがHDDレコーダー . . . 本文を読む
例えば、家でアライグマを飼っていたとして、多くの人はそれを「かわいい」と思うだろうが、中にはそれが熊のように自分を襲ってきたらどうしょうと怖れる人がいる。バカな話だと思うかもしれない。全くだ。しかしこういった似て非なるものに対して、異常に警戒する人たちがいるのも現実なのだ。
現在、うちの会社では2つの「似て非なる」サービスを開発している。
例えば「プロマイドカード」を開発している部隊がいて、そ . . . 本文を読む
急速に会員を伸ばすGyaOの好調振りが聞こえたり、ライブドアの子会社化を進めたりと、イケメン社長・宇野康秀率いるUSENグループだけれど、2006年8月期 中間決算短信の結果を見る限り、そのイケイケ振りに比べて業績は非常に厳しいようだ。詳細は分からないけれど、GyaOが予想以上にUSEN全体の脚を引っ張っていると見て間違いはないだろう。
FujiSankei Business i 産業/ギャオ . . . 本文を読む
新しいサービスを始める場合、当然それは上手くいくことを祈ってスタートするわけであるが、もちろん全てのサービスが上手くいくわけではない。理由は様々で、ビジネスモデルとしてそもそも収益構造がなりたたないといった場合もあれば、計画の詰めが甘く予想以上にコスト高になってしまったとか、面白いだろうと思って出したがユーザーからの支持が得られなかったとか、内容は評価されたがそれを利用できる環境が不十分であったと . . . 本文を読む
ネットを使った講義の動画配信というのは何もこれが初めてではない。村井純先生を中心とした「WIDE University, School of Internet」以前からストリーミング配信を利用したオンライン授業を行っているし、早稲田大学の人間科学部では同じくストリーミング配信を中心としたオンライン授業を行い、それによって早稲田大学の学位を習得することも可能だ。またMBAの分野では大前研一氏が学長を . . . 本文を読む
常に最適なオペレーションを提供するためには、オペレーティングシステムといえども開発した状態ではいられない。それは時には「パッチ」というような形式でもよいのかもしれないが、ソフトウェアのバージョンアップそのものが必要になることもある――ということがこの映画のテーマなのだろうか?あるいは完璧なシステムなど存在せずある種の不確実性を内包することでより安定的なシステムを構築することができる、ということか。 . . . 本文を読む
全くの偶然なのだが、ある意味、全くの競合他社の社長さんに新サービスのデモを見ていただいた。本来であれば、まだ正式リリースもしていないし1番隠しておきたいところなのだけれど、まぁ、ちょっと別なつながりもあってとりあえずデモを見ていただく。で、デモと合わせていろいろな話をしたのだけれど、はじめて真っ当な批評をいただいた。
何せ「競合」ということもあって、抱えている課題や強みといったところも含めて全て . . . 本文を読む
ようやく新サービスのほぼβ版が完成。これから細かいところをチェックしていく段階。まぁ、運用フローやらなんやらかんやらをいろいろ整理しなければならないし、リリースまでにはもうちょっと時間がかかりそうな感じ。
だいたいドックイヤーといわれつつも、やはり何かにつけて企画からリリースまでには時間がかかるのがうちの社風なんだけれど、特に今回時間がかかったのが、企画からスタートまでの期間。そもそも思いついた . . . 本文を読む
ロン・ハワードに駄作なし、というと言い過ぎかもしれないが、個人的には監督の名前で映画を見てもいいかなという人の1人だ。「コクーン」「バックドラフト」「アポロ13」「身代金」、それにアカデミー賞を受賞した「ビューティフル・マインド」などなど。基本的には派手な映像美やCG、斬新なカット割を使ったりするのではなく、オーソドックスにヒューマン・ドラマとして「物語」を創りあげていくタイプ。だからこそ安心して . . . 本文を読む
ちょっと変わったSNSとして「PLAYLOG」というのがある。最初に招待されて登録はしてみたものの、使い方がよく分からなかったのでほっておいたんだけど、ちょっと他の人のページを見ていいなぁ、と思ったことを。このSNSは音楽との結びつきが非常に強いSNSなのだけど、面白かったのはSNSの「Webうた」という機能。これはマイページに自分の好きな曲を貼り付けて、ページを見にきた人に聞かせたりメッセージカ . . . 本文を読む
最近はいろいろとバタバタしていたこともあってブログの更新がかなりおざなりになっていたのだけれど、その1つの理由が、今、新しいサービスの企画を進めていたためだ。これまでいくら匿名性の高いブログというサービスであっても、あまり直接的に業務についてのことを書くことは控えていたのだけれど、今回は特別。このサービスの立ち上げにともなって考えていたことなどをイロイロと書いていきたいと思う。
このサービスは端 . . . 本文を読む
いよいよドコモが本腰を入れてクレジット業務に、いや小口決済のあり方を変えようとしている。これまで「iD」ブランドでクレジット業務に参画していたとはいえ、実質的にはその「iD」は「VISA」などと同じように直接のサービス提供者というよりも1つのプラットフォームであり、実際にはそれを活用し広げてくれるパートナーとしての三井住友カードが必要だった。しかし今回、それさえもドコモ自身がやってしまおうというの . . . 本文を読む
電子カードについて知らない人から必ず聞かれる質問として、「おさいふケータイにEdyとSuicaの両方で入金していた場合、どちらから引き落とされるの?」というものがある。両方から引き落とされるのが心配ということなのだろうが、そういった人にはこう答えるようにしている。「FeliCa」というものはただのサイフで、「Edy」が「円」だとしたら、「Suica」が「ドル」で、「iD」は「クレジットカード」。「 . . . 本文を読む