ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

【映画】2001年宇宙の旅:キューブリックが描いた人類の進化の果て

2012年11月24日 | 映画♪
スタンリー・キューブリックが創り上げたSF映画の金字塔。あまりにも有名なオープニング。あまりにも有名な「ツァラトゥストラはかく語りき」。そしてあまりにも難解な作品。そういうこともあって、大学生の頃に観たときはよくわからず、次に見るときは気合入れないとと思って、長く見逃していた作品。石ノ森章太郎の009を見たこともあって、改めて見直してみた。 【あらすじ】 月面で不思議な黒石板(モノリス)が発見 . . . 本文を読む

NTTとソフトバンクが打ち出した海外戦略の違い

2012年11月23日 | ネットワーク
3連休で時間ができたので、ソフトバンクの2013年3月期 第2四半期の決算資料を眺めて見る。まぁ、相変わらず、ウソか誠か、実感としてどうなのか、データ引用の仕方が上手いだけなのか、そのあたりの見極めが難しいわけだけど、あまりにもシンプル過ぎるこの回答は凄い。(言い訳ができるように)回りくどい言い方ばかりのNTTと比べると、どうせ張るならこっちだよね、となってしまう。 今日、確認したかったのはそん . . . 本文を読む

【映画】009 RE:CYBORG:神山健治が描いた石ノ森章太郎への回答

2012年11月11日 | 映画♪
そうか攻殻機動隊S.A.C.シリーズは現代版サイボーグ009、あるいは攻殻機動隊S.A.C.シリーズの続編こそが神山健治版009なのかと感じさせる1作。故・石ノ森章太郎が描き残したテーマをもとに、最新の3D映像を交えて押井守監督の弟子ともいえる神山健治監督が導いた解答とは。 【あらすじ】 2013年。ロンドン、モスクワ、ベルリン、ニューヨーク……。世界の大都市で、超高層ビルが次々と崩壊するとい . . . 本文を読む

T氏の思い出。

2012年11月11日 | Weblog
高校時代の友人が死んだ。 あまり個人的な話や感傷的な話は書かないようにしているのだけれど、まぁ、何となく、このざわついている気持ちの整理も含めて。 1年前の同窓会で久しぶりにあった。多分、高校はを卒業してからは僕が地元を離れてしまっていたこともあって、1度会ったかどうかくらいだろう。それでも同窓会では、先に来ていた彼に手招きされて、彼の隣の席に座った。おぅ、●●(僕の名前)、こっちこっち。久し . . . 本文を読む

坂の上のクラウド:2013年問題があぶりだすデータセンター事業の戦略ミス

2012年11月07日 | ネットワーク
データセンターを巡る「2013年問題」があるのだという。大規模なデータセンターが相次いで開業し、首都圏で供給過剰になるというのだ。供給過剰になるとどうなるか、これは通常の経済の法則と同じで提供価格、ラック単価が下落していくことになる。特にデータセンター事業とは巨額の先行投資が必要となるインフラ事業だ。空ラックが多ければ収入が上がらない以上、稼働率を上げるために多少の値引きをしてでもラックを埋めるこ . . . 本文を読む

【映画】サイボーグ009 超銀河伝説:RE:CYBORG 以前の企画倒れの作品

2012年11月05日 | 映画♪
神山健治監督の「サイボーグ009」公開されたこともあってか、ネットでサイボーグ009の第三作目「サイボーグ009 超銀河伝説」をやっていた。この映画が公開されたのは1980年末。映画の内容は覚えていないのだけど、子供の時に映画館で見たことははっきり覚えている。 そして戦慄に覚えているシーンがあって、009(島村ジョー)が神との対話をし、彼を愛した故・女王タマラと非業の死を遂げた仲間である004( . . . 本文を読む

奈良国立博物館の正倉院展の「刀子」に思う。

2012年11月04日 | Weblog
先日、奈良国立博物館の正倉院展を覗いてきた。「東大寺正倉院」といえば誰でも日本史の授業で聞いたことのある建物。校倉造の高床式の建物で世界遺産にも認定されている。 今回の正倉院展では、聖武天皇ゆかりの宝物が多数出陳されていた。当時の皇族・貴族たちが遊んでいたであろう双六の駒や賽子(さいころ)があったり、徴税の記録があったり、遠くシルクロードを経てたどり着いたコバルトブルーの瑠璃坏があったり…そんな . . . 本文を読む