実際に有料サービスを展開しはじめて意外と苦労するのが、この課金まわりの問題だ。本来はサイトの問題の1つと捉えてもいいのだけれど、この問題は個人的にも重要な課題の1つだと感じているところもあり、あえて1つの課題ブロックとして切り出してみた。
図 コンテンツ配信における課題ブロック
課金に関して、どんなところが課題となるのか。大きく2つの観点から考えることができる。
⑤-1)回収手数料
⑤-2 . . . 本文を読む
「いいコンテンツを揃えたのに、ターゲットとなるお客さんにそのことが届いていない」
これは動画配信などに関わらず、ネット上でサービスを提供していく上での大きな課題の1つだろう。いろいろな問題が「コンテンツ」と「配信コスト」に帰されることが多いけれども、現場で一番苦労しているのは、どうお客を集めるかという当たり前のことだったりする。
ここでは、「集客・顧客とのリレーションシップ」という観点から問題 . . . 本文を読む
「魅力的なコンテンツがあれば成功するはずだ」。これはこうした映像配信をやっていれば必ずいわれる言葉だ。もちろんこのビジネスの成否を握るのが「コンテンツ」であることには間違いがない。ただしここでは中身の話ではなく、その課題について整理をしておこう。
図 コンテンツ配信における課題ブロック
映像配信ビジネスの「コスト構造」は大雑把に言えば、
「コンテンツ調達コスト(利用料)」+「配信コスト」 . . . 本文を読む
映像配信がもう1つ伸び悩んでいるのは何故か、それは単に「コンテンツ」の問題だけではない。環境的な課題、構造的な課題などいくつかの要素がある。ここでは映像配信の課題を以下の6つのブロックに分けて課題を整理していきたい。
図 コンテンツ配信における課題ブロック
【②配信コスト】
無料/有料に関わらずこの配信コストの問題というのは映像配信ビジネスにとっては切っても切れない問題だ。GyaOはコスト . . . 本文を読む
動画コンテンツ配信・映像ダウンロードの課題総括【①動作環境・ネットワーク環境】
かれこれADSL普及期から映像配信ビジネスに携わってきたのだけれど、いよいよ卒業ということもあって、1度、このビジネスについての課題などを総括しておきたいと思う。映像配信・コンテンツ配信などというと何かにつれ、「魅力的なコンテンツがあれば成功するはずだ」あるいは「うまくいっていないのはコンテンツが不足しているからだ」 . . . 本文を読む
昨年年末のカウントダウンライブに引き続き浜崎あゆみ『ayumi hamasaki ARENA TOUR 2009 A ~NEXT LEVEL~』の代々木ライブに参加。前回が立ってられないほど体調が悪かったこともあって、今回はじっくり生あゆを見ることができたのだけど、あの小柄な体であれだけのファンの「想い」を引き受け・引っ張り続けていることにまずは感嘆してしまう。それくらいそのプロ意識は凄いと思う。 . . . 本文を読む
ま、たまたまかもしれないけれど、FMなんかを聴いていて同じ時期にS.R.S「Sometimes」とハナレグミの「光と影」が流行っていて、思い浮かんだのがタイトルの言葉。
いくつか感じることはあるんだけど、それはまた後日書くことに。
S.R.S「Sometimes」(伊坂幸太郎「重力ピエロ」主題歌)
ハナレグミ/光と影 PV
ハナレグミ/光と影 (弾き語り)
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携帯電話が広く行き渡り、(官主導の強引なビジネスモデル変更の結果)端末の買い替え需要が低下し、結果、着うた、着うたフル、iアプリ、メロディコールのようなコンテンツプラットフォーム的な新サービスの普及もままならなくなり、モバイル向けデジタルコンテンツは踊り場を迎えている――。これが昨今の状況だろう。
そんな中、appleが仕掛けたiPhone向けの「AppStore」やGoogleのAndroid . . . 本文を読む
尾崎豊の曲を自分の血肉のように聞きまくっていた時期がある。卒業。僕が僕であるために。街の風景。路上のルール、Driving All Night…その当時はいろいろないらだちを抱えていたこともあって、どちらかというと攻撃性をもった曲を好んでいたように思う。ただ時より無性に「ドーナツ・ショップ」は聴いた気がする。
「空の色を少しだけ口にしても本当はコンクリートの街並みが寂しいんだよってうつむいた。僕 . . . 本文を読む
会社という組織、会社の中の部署という組織は何のためにあるのだろうか。教科書的にこたえるならば、私的利潤なり、社会的役割なりといった「ミッション」を効率的に実現するために存在すると言っていいだろう。しかし現実にそうした組織体制を創るというのは必ずしもこうした原則論が通るわけではない。
それでもそもそもの原則論に立ち返り、あくまでもミッションを達成するために組織体制というものが存在するとするならば、 . . . 本文を読む