ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

モバHO!は着うたフルを潰すのか?

2006年05月29日 | コンテンツビジネス
僕が使っているauのW31SAではEZ・FMに対応しており、FMで最新曲をチェックしながらそれをそのまま録音することができる。考えてみればFMを録音するなんてのはラジカセ全盛期から当たり前のことであり、またこのことが「着うたフル」と競合するとは誰も考えない。この記事の続きを読む気があれば、まずこのことを覚えておいてほしい。例えそれが携帯というデバイスであったとしても、FMという放送を録音することは . . . 本文を読む

だれが「本」を殺すのか|出版業界と音楽業界という旧体制の類似性

2006年05月28日 | 読書
この本の元ネタ「『本』は届いているのか」が雑誌「プレジデント」に掲載されたのが1999年2月号、それが「だれが『本』を殺すのか」というタイトルで刊行され、さらに「検死編」としてその後の状況についても追加・加筆され文庫化されたのが2004年6月。いずれにしても1年前のことになり、「本」を取り巻く状況はその後も急速に変化しているのだろう。「amazon」の影響は日増しに力を増し、発売前の本を予約してお . . . 本文を読む

短期間でPJを進めていくための「舵」

2006年05月27日 | 新サービス奮闘記!
横山秀夫「第三の時効」(集英社文庫)は、最強軍団と評されるF県警刑事部捜査一課を舞台とした短編小説で、犯人を追い詰めていく刑事たちの姿というよりは、三つの強行犯捜査係班の刑事たちの心象風景-刑事という仲間でさえも出世競争の相手として、あるときは相手におののき、畏怖し、疑い、怯え、それでも相手に負けんとする複雑な内面こそが面白い作品だ。ここに登場してくる刑事たちは、特に合理主義的な一班の朽木、公安出 . . . 本文を読む

ソフトバンク×iPod携帯が実現するものとは?

2006年05月14日 | コンテンツビジネス
唯我独尊の両代表の話し合いで、ソフトバンクがiPod携帯を発売するとの記事が…PC側からスタートしている企業としては「iTune」という存在は非常に大きい。何とかこの「iTMS」の資産と手を組みたいというのは当たり前のことだろう。これまで個人的には日本でiPod携帯が出るとしたらドコモからかな、と思っていたのだけれど、ボーダフォンのソフトバンクによる買収の結果、流れは大きく変わってしまった。孫正義 . . . 本文を読む

YouTube型「投稿・無料広告モデル」が成立するための課題

2006年05月03日 | コンテンツビジネス
話題の動画共有サイト「YouTube」をいろいろ試してみているのだけれど、とりあえずここ最近の、特にWEB2.0みたいな世界観からすれば決して強烈に革命的なサイトであったりはしないが、軽いし使いやすいし、上手くできてるなぁ~という感じ。個人的には「ひまつぶし」として使う分には、GyaOのような編成型で長めの尺の番組を流されるよりは、こういう適当に検索でリストアップされたコンテンツから、「当たり」を . . . 本文を読む

パッチギ!:果たして精神的自由は訪れるのか

2006年05月03日 | 映画♪
京都という街は不思議なところでただの歴史ある地方都市というだけではなく、「左翼」と「右翼」「在日朝鮮人問題」「同和問題」というものが狭い街の中に混在している。大学構内を覗けば、「民青派」やら「革マル派」「中核」やらといった文字が記載されたビラが配られ、その一方でそれらを毛嫌いし「天皇」がいかに大事かを話す連中がいる。バスに乗ればチマチョゴリを着た女子学生がいて、「このあたりはだから治安が悪い」 . . . 本文を読む