ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

世界のしくみが見える「メディア論」/有馬哲夫

2007年10月29日 | 読書
残念ながらこれまでマクルーハンのちゃんとした本を読んでいない。そんなこともあってか、この本で紹介されているマクルーハンの定義がもう1つピンとこない。いや、正確にいうなら、感覚的には理解できるのだけれど、有馬さんの解説を聞いていると「あれ?」と思ってしまう。まぁ、1度、ちゃんとマクルーハンを読めということですね。とはいえ、職業柄インターネットのメディア性については考えざろうえないこともあり、興味深い . . . 本文を読む

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 「笑い男事件」:我々を我々たらしめるもの

2007年10月27日 | 映画♪
攻殻機動隊のTV版ではあるものの監督は押井守ではなく、「人狼 JIN-ROH」などで演出をつとめた神山健治。そのためか据えられているテーマも押井守が「生命」「身体」「情報」といったどちらかというと「人間」という存在そのものに向いているのに対し、神山がすえた視点というのは社会との関係に向けられている。『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』では失踪してしまう草薙素子が、こちらでは失踪 . . . 本文を読む

「快適感」―情緒的な感情は定量化可能か?

2007年10月23日 | Weblog
花王は、「快適感」という言葉で一般に表される様々な感情が16種類のより具体的な感情の組み合わせであることを解明し、快適感のパターンや強弱を定量化する手法を開発してのこと。「快適感」そのものの定義がよくわからないのだけれど、仮に人が快・不快ととらえる感情を僅か16種類の基準の組み合わせで成り立つと考えているのだとしたらあまりにも軽率な考えだろう。 花王、情緒的な感情である「快適感」の定量化に成功 . . . 本文を読む

YoleYole「星降る橋」

2007年10月19日 | 音楽
やさしい言葉というものがある。 やさしい言葉で書かれた詩というものがある。 例えば仲井戸麗市やSIONの詩のように。 最近、とってもやさしい詩を見つけた。 YoleYoleの「星降る橋」 何だろう。結局、人は独りではないのだと、当たり前のことがたまらなく愛しい、そんな感じか。 もし何かに疲れてしまった時はきっとこの曲。 . . . 本文を読む

YouTubeの違法コピー防止ツールはgooleの利益の元か?

2007年10月17日 | 検索・ポータル
googleが「YouTube」の違法コピー防止ツールを発表したとのこと。YouTube上に違法コピー映像がアップロードされても、事前にその映像データが登録されていれば、それを識別し数分後には自動的に削除される。YouTube幹部らによると、このような大きな規模で画像認識技術が実現したのは初めてだとか。 グーグル、YouTube不法コピー防止ツールを発表:ニュース - CNET Japan Yo . . . 本文を読む

ニュースの価値判断は誰がするのか

2007年10月03日 | コンテンツビジネス
ソーシャルニュースサイト「newsing」を運営するマイネットジャパンの上原社長の言葉が話題となっているらしい。上原氏はブログの中で最近、「newsing」がアフィリエイトや情報商材の購入へと誘導する「釣り」目的に利用されていることを懸念、「このまま低俗なネタしか集まらないサイトになるんだったら一旦閉じようか。」と発言したというもの。 どうなるマイネットジャパン--ニュースの価値判断を必要とする . . . 本文を読む