眩しいくらいの情熱を持ってこの会社を変えたいと語る後輩がいる。その「熱さ」は羨ましくもあり、気恥ずかしくもある。そんな風に想えていたのはいつの頃までだろう。自分たちが何とかしないと/何とかできるはずだ――そんな想いでがんばっていたこともあったはずなのに、イノセントワールドは既に失われてしまったということか。
こうした「真っ直ぐさ」「一途」さには頭が下がるし、応援してあげたいと思う。少なくとも「無 . . . 本文を読む
この時期にこんな映画を見るなんて不謹慎…と言われそうな気もするが、TSUTAYAでも全てレンタル中といった感じで、よくも悪く関心が高くなっているのだろう。選んだのは1973年版。映像的には古臭さも感じるが何といっても、これだけのスケールの作品を描こうとした意気込みは凄い。
日本沈没(1973) [DVD]
【ストーリー】
海底開発KKに勤める深海潜水艇の操艇者・小野寺俊夫は、小笠原諸島北方 . . . 本文を読む
もし仮に日本政府がもっと僕らのことを信じていて、もっと協力的で、もっとOPENで、もっと可能性を信じ、もっと勇気ある決断ができるのであるならば、こんなサイトを立ち上げてみるといいかもしれない。
「福島原発の危機を乗り越えるための方法をみんなで探そう」
もちろんこのサイトのポイントは「みんな」という言葉にある。これまでの官僚主義や「お上」意識や権威主義ではなく、インターネットを通じた「集合知」 . . . 本文を読む
「人は刺激の高い方に惹かれる」という原則が正しいならば、テレビの登場によってラジオというメディアは衰退していくことが運命付けられていたのだろう。その一方で、テレビのような「マス」を相手に一方的に製作者側が面白いと決め付けた「コンテンツ」を流しつづるメディアに対して、WEB時代のユーザーは飽き飽きしている。
インターネットに触れたユーザーは改めて「個人」の特異性、他愛のないコミュニケーションの面白 . . . 本文を読む
2~3年ほど前だろうか、ネットサービスの世界で「おもてなし」というコンセプトが流行ったことがある。湯川鶴章さんの「次世代マーケティングプラットフォーム」でもそのイメージを「三河屋さん」的サービスとして描かれている。
次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの / 湯川鶴章
三河屋さんとは「サザエさん」に出てくる出入りの酒屋さんのこと。定期的に磯野家に「御用聞き」 . . . 本文を読む
4月に入り、世の中的には新入社員なども配属され始めていたりするのだろうが、それは同時にこれまで新人扱いだった1年目、2年目社員も「一人前」扱いされていくことを意味している。
僕が新入社員だった頃も決してまじめな社会人だったとは言えないんだけど、実際、入社1ヶ月目には研修先の所長からまじめに「転職」を勧められたりもしたわけで(苦笑)、それでも「せっかくだから、ここにいる間に何かを得よう」とそれなり . . . 本文を読む
福島原発事故のニュースや解説で使われている「リスク」という言葉に、何となくモヤモヤした気持ちがあって、それがうまく整理できているとは思えないのだけれど、ぼんやりと骨格が見えてきたので、ちょっと書いておこうと思う。
今回の福島原発事故に際して、直感的に原発はやっぱりダメだという人がいる一方で、現実を見たときにそれでも原発は必要なんだと考える人もいる。それはそれ。今日はそのことは問わない。
今日、 . . . 本文を読む
斉藤和義が反原発ソング「ずっとウソだった」を含むライブをUSTREAMで中継したとのこと。その関係だろうか、3月にアップした「タイマーズから浜田省吾まで、反原発ソングを集めてみた」の記事へのアクセス数が妙に伸びている。
この「ずっとうそだった」は斉藤和義自身の「ずっと好きだった」をセルフカバー(替え歌?)したもの。今回の原発事故に対しての斉藤和義なりの答えというところだろう。
「ずっとウソだ . . . 本文を読む
音楽はきっと世界を変えられる、世界を救うことができる――BECKの佐藤和緒の姉ではなくとも、そう信じたくなることがある。「BAND AID」や「USAフォー・アフリカ」がそうかというと疑問を感じてしまうけれど、そんな夢想は音楽が好きな人なら誰もが感じたことはあるだろう。
それは今どきのアーティストたちもそうだ。かってのような大規模なイベントや団体芸は少なくなったかもしれないけれど、それぞれのアー . . . 本文を読む
東日本大震災は日本に未曾有の危機をもたらし、それは福島原発事故は未だに予断を許さない状態が続く。震災直後にはリーダーシップを発揮できるかにみえた菅首相も、原発への対応やその後の震災への対応では「顔」が見えず、国内外からリーダーシップの不在が指摘される。
今回の件では、確かに次から次に新たなる問題が巻き起こり、全てに適切に対処するというのは難しかったかもしれない。しかしそうした中でもこうした「危機 . . . 本文を読む
今回の震災~電力危機で、僕らのライフスタイル自体の転換期になるのではと思っている人も多いと思うけれど、実際に復興やこの危機への対処を通じて、これまで具体的にならなかったいくつかの政治課題・政策的課題が一気に進むのかもしれない。
テレビなどでも言われ始めているので、そのいくつかをピックアップしてみた。
1)大連立
2)消費税増税
3)サマータイム制の導入/フレッツクスタイムの促進
4)休日・祝日 . . . 本文を読む