まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

毛虫のその後

2008-06-11 21:55:13 | 畑全般
サクランボの葉を食害中の毛虫(5cmにもなった)


4月、5月あんなに沢山いた毛虫が随分減った。さなぎになったのか。
新芽や幼果を好んで食べるが雑食で野菜、木の葉、雑草と何でも食べるが、果樹の場合の被害は新芽や幼果を食害されると被害は大きい。
この毛虫を調べてみると「クワゴマダラヒトリ」で、幼虫で枯れ葉などの下で越冬して暖かくなった3月下旬頃から活動を開始するので、新芽や蕾が狙われる。6月には蛹になって8~9月に成虫になり、沢山の卵を葉裏に産み付ける。ふ化後はクモの巣を作って集団で木の葉を食害し、4齢以降は集団から離れて数十匹単位になり越冬する。
この毛虫にスミチオンを散布したが全く無駄で通常の農薬では効かない。捕殺するしかない。

ジベレリン処理2回目

2008-06-11 20:19:49 | ブドウ


満開後10日~15日経ったので2回目ジベレリン処理をし、果粒の肥大促進を図ります。
昨年はジベレリン液で処理しましたが、房の穂梗や果梗が硬化して収穫後の搬送時にブドウの実が果梗からはずれるものがあったので、今年は高価であるがフルメットを使うことにした。
フルメットはジベレリン液に加用するか単独で使用しても良く、今回はフルメット10ppm液を単独で使用することにした。
コップに入らないほど長くなっているものは、花穂の切込み時に3cmより長く残したためであるようだ。押さえつけるようにしてコップのフルメット液に浸けたが果房・摘粒時に切り捨てよう。
今回処理したのは早く花の咲いた巨峰、ピオーネ、安芸クイーン、藤稔、ゴルビーの4倍体ブドウです。