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まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

温度管理の失敗

2016-04-13 14:41:22 | トマト
3月中旬にトマト苗が入荷した。この頃は気温が低いのでビニールハウスの二重トンネルで問題なく生育できたのですが、3月下旬、気温も上がり室温が40度を超えることもあるので、外気を入れるようにビニールシートを開けておいたら、寒い日があり、霜が降りハウス内のバケツの水が氷ていた。その結果、開けておいた側に置いていたトマトの苗が冷害にあった。
なんとか花が咲いたもの40本を右側に定植、先端が冷害に遇い、花の付きの遅れているものを左側に定植。

冷害が酷く今後の成長を見てから処分するトマト苗

冷害で失敗したことから、二重トンネルにしておいたら温度が上がり過ぎ、ジャンボピーマンの若苗が溶けてしまった。右のミニトマト左のズッキーニーは何とか生き残っていた。
ヤーコンの芽も枯れてしまった。

毎日、朝、昼、晩と温度管理できないところで苗を育成することは、りすくが大きすぎる。

トマトの定植

2015-04-14 12:43:12 | トマト
今年の天候は不順な日が多く暑かったり、寒かったりとハウスてトマト苗を育て管理するのが難しい。
一段目の花房の花が咲き出したので、少し早いが定植することにした。

畝幅1.3m株間65cmの2条植え、定職は花房が通路側を向く様に、また伸びるにつれて横に寝かせていくので斜めに植付けます。50cm程の添え木を斜め立て、誘引紐で軽く括り伸びるにつれて誘引紐を巻きつけていきます。
咲き始めた花にはトマトトーンを吹付け、受粉を確実なものにします。ただし、二度着けすると奇形果になることがあるので、トマトトーンの液に食紅を入れ、一度処理した花に赤い色を残し二度着けを防止します。

トマト苗の入荷

2015-03-23 21:22:44 | トマト
昨年注文しておいたトマトの苗が届いた。昨年までは桃太郎の改良品種でしたが、りんか409という新しい品種。
近年の高温下でも上段の方まできちんと着果することから、ビニールハウス栽培に適した品種とのこと。



トマト苗は20cmほどの大きさ、花はまだ付いていない。3.5号ポットに植替え花が咲くまで育てます。

連作障害防止の天地返し

2015-01-31 21:21:41 | トマト
トマトは連作障害が出やすい野菜です。
露地栽培なら植えつける場所を換えれば簡単ですが、ビニールハウス栽培ならハウスを移動させない限り、連作になってしまいます。
そんな場合、天地返しをし極力連作障害が出ないようにしています。
この方法で堆肥を多く入れることと、接木苗を植えつけることで4~5年は何の問題もなく同じ場所で作っています。
トマトの根は7~80cmの深さまで伸びています。

1m(スコップいっぱいの深さ)程に掘り、そこに上土を50cm程埋め戻します。下土50cmを掘り埋め戻した上に積み上げることで天地返しをします。
ユンボ重機があれば簡単な作業ですが、手作業は大変な重労働ですが、これもカロリー消費のため。
この天地返しの時に苦土石灰と堆肥を混ぜ込むことで土壌改良も合わせて行います。

トマトの根

2014-02-17 13:48:38 | トマト
トマトは連作を嫌います。
ビニールハウスでトマトを作っていると連作になります。
病気に耐性のある台木に桃太郎を接いだ接木苗を購入して植えつけますが、それでも連作障害の心配が残ります。
少しの効果を期待して、土の天地返しをすることにしました。
トマトの根がどこまで伸びているのかと、スコップで掘り進めても根が出てくる。
昨年堆肥を入れた50cmの深さのとこらが細かな根が一番多い。
これから見ても堆肥を入れることは、作物にとって良いことが分る。



天地返しの目的はトマトの病気を持たない新しい土でトマトを栽培することです。
1m近く掘った穴に一番上の土を埋め、順に埋め戻し、その上に50cm以上の根の刺し込んでいない深く掘った土を置きます。
天地返しした土は養分が不足しているので、苦土石灰と堆肥を入れて土を改良しておこう。