M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

半年後を見据えて・・・

2013-09-04 00:11:00 | 育児・こども
最近、息子が家にいるときは
つとめて家事をするように促しています。

考えてみればあと半年で
息子も社会人になる予定…。

配属先によっては
人生初の一人暮らしが始まるわけです。

私の目から見ても
「日々の暮らしの基本的な生活力」に
不安を感じるんですよね。

いまのままでは4月から
仕事は覚えなくちゃならない、
炊事洗濯料理はおぼつかない、で
キャパ・オーバーになりパニック、
やがて仕事も生活もいい加減になりはしないか?

あるいは、意外と生真面目な息子のこと、
燃え尽き症候群のすえプチうつなんてことに…?
などと勝手に妄想がふくらんでしまったり。

これまでは
「お手伝いしてもらう」
という感覚でやってもらっていましたが
独り立ちできるようにと思うと
ずいぶん細かい部分まで
手とり足取り教えなくてはと感じます。

私の場合、手抜きのポイントなどですが(笑)
どうしてお皿をこの順で並べているのかとか
段取り上、なぜそれを先にやっておくのかとか
作業を楽にするための工夫とか…。

「なぜどうして」の部分を
伝えるようにしています。

今更ですけどね~。

やってることは細かいことなのですが
これまでのように
8割方できたら「助かったわ~ありがとう」
というわけにはいきません。

だって困るのは本人ですから。

きっと口うるさく感じるでしょうね~。
つい言い方に熱が入ってしまいますから。

でもこれからの時代、
男子もなんでもできないとね。

そう言うと息子も納得するようで
耳を傾けようとしてくれます。


子供って、しばしば
「それぐらいできるだろう」
「わざわざ言わなくてもわかるだろう」
という親の気持ちを
あっさり裏切ってくれたりするものですよね。

その事実にあ然とすることが
これまでにも何回かありました。

親にしてみれば「当然」

子にしてみれば「そんなの聞いてないし!」

実際、先輩社員に注意を受けたとき
そう言ってのける新入社員も
多いそうじゃないですか。

でも、世の中に出て「使えないヤツ」と
言われる若者の多くは
ちゃんと教えてもらっていないだけだったりもします。

彼らにしてみれば
素直な気持ちを言っただけなのでしょう。
ものの言い方も教わってないのかも…(笑)

今や日本のトップ企業でも
会社に入ってから教育する余裕がなくて
実務経験のある、すぐに使える人を
中途採用するのが主流になってますし・・・。

本当は、子供が社会に出てから
叱られたり失敗したりして学ぶ、
いわば他人様に育ててもらうのが
一番の成長への近道だとは思うのです。

でもそれをやってくれる他人様、つまり
社会にそんな「余裕」なんてない現代、

せめて仕事以外の
基本的生活の部分は家庭教育として
きちんと当たり前に生活できるレベルに
してあげないと…と思います。

ただ、今は母親も仕事を持ってる場合が多く
一緒にいる時間が少ないので
それもなかなかできなかったりします。

そしてそれ以前に
親子の関係が悪いと話になりません。

やはり肝心なのは…

親として「子供をサポートしたい」と思ったときに
子供がサポートさせてくれる様な関係づくり~♪



 
 今日もありがとうございました
 よろしければポチを♪