M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

「転職」についてのレスパイト・セミナー。

2013-04-11 00:48:00 | レスパイト
今年度も続けます~♪

『レスパイト・セミナー』!!

介護や子育てなどで
大変な思いをしている、
イライラや不安がたまっている、
そんなお母さん、お父さん、
職場関係で疲れを感じている
仕事人たちのための、
「息抜きの場」です。

セミナーと言っても
難しいことはしません。
お菓子をつまみながら
本音の話をしたり、
ちょっとした遊びをして
リフレッシュして頂こうというものです♪


昨日おこなわれた
レスパイト・セミナーのなかでは、
「転職」がひとつの
キーワードとなりました。

「今の仕事のままでは
自分の目指す高みへ到達できない」と
感じながらも、
職場のしがらみから
転職に踏み切れない人…。

彼女には背中を押してくれる人が
必要ですね♪
みんなで押しまくりました(笑)

また反対に
仕事をようやく辞めて、
目の前に来た「独立」という話に
一度は乗ってみたものの、
「自分は一番手をやれるタイプではない」
という心の奥の思いがどんどん膨らみ、
葛藤の末に勇気をもって
独立の話を御破算にした人…。

周りの好意からどんどん進む話を
中止し、身を引いたその勇気を皆でたたえ、
「まだその時期ではなかっただけ」
という話をしました。


そしてもう一人、
これまで配達の仕事をしてきた男性なのですが
年を重ねるにつれ、体力的に
これからずっと続けられる仕事ではないと
見切りをつけて転職することを
決意したと伺いました。

私も生協の宅配を頼んでいる身ですが
頼む方の側というのは
やはり重い物を中心に
配達してもらうものですよね。

エレベーターのない団地の
5階などに住んでいれば、
さらにその傾向は強くなるわけで…。

彼も「若いときは、それでも
大変だけど頑張れた。」
といっているように
配達する方の労力は
相当なものでしょう…。

エレベーターのない集合住宅に
あとからつけることなんて
そうそうできることではありませんし、
だからって簡単に引っ越すこともできません。

これからの人口比率を考えると
高齢者など「配達してもらいたい人」と
「配達の仕事ができるガテン系若者」の
割合はどんどん偏ってくることでしょう。

需給バランスが崩れれば
配達員の方のひとり当たりの負担が激増、
労働状況が悪化し
辛すぎてみな辞めてしまって、
「家まで届けてくれる」という
すばらしいサービスが
たちいかなくなるかもしれませんねぇ。

考えてみればこの話、
この超高齢社会で
これから起こるさまざまな
社会問題のほんの
一面なのでしょうね。



  
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