うつ病の治療法が変わっていく。

本日、娘あてに私立大学の
受験票、第一号が届きました。

「いよいよですねえ～。ははっ♪」
「いよいよですなあ～～。はははっ♪」

娘と交わした笑いには
いろんな意味合いが含まれているような…。


夜になってＰＣに向かった娘が、
「うわ～～！なんか恐ろしい～!！」
と声を発しました。

「受験サプリ」というサイトで
過去問をやろうとしたらしいのですが、
ググった際に
「受験」の「ｊｕｋ」まで
入力したところで、候補に
「樹海…」
と出てきたそうです。
自殺防止のためのサイトなどのようです。

自殺といえば
現代の自殺の原因は
「うつ病」が大きな要因を占めています。

うつの引き金になることは
家庭問題、経済問題、
最近では大震災の後遺症など、
さまざまありますが、
今やうつ病は
大きな社会問題となっています。

うつ病は脳に損傷が見られないため、
治療としては
精神疾患として抗うつ薬を処方したり、
認知療法、認知行動療法を行ったりしています。

しかし、最近は
脳の画像診断技術が
ものすごいことになってるみたいです！

脳の中をさまざまな蛍光色素で
染めちゃったりして
観察できるんですと。

脳画像の研究によって
うつ病に限らず、強迫性障害や
ＰＴＳＤなどは
「神経回路の異常」が原因であると
わかってきています。

ですからこれからは、
抗うつ薬のかわりに、
神経回路に働きかけるような治療薬が、
使われるようになるのかもしれませんね。

ひょっとしたら、
うつ病の予防薬なんかも
できちゃうかもしれません。

ただ、思うに
根本的な治療を考えたら
個人のものの見方や考え方、
思い込みを変えてみるという、
認知療法的なアプローチを
併せた治療というのが
不可欠なんじゃないかな～と思います。

なんたって、
人間は「固定観念」が
服を着て歩いてるようなものなんですから…。


　今日もありがとうございました♪