M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

アニバーサリー@ペニンシュラホテル

2011-11-24 19:39:39 | 家庭

今週末には私が、
その3日後には息子が
誕生日を迎えます。

そのお祝と、
先日の銀婚式のお祝いを
ぜ~んぶひっくるめて、
トリプル・アニバーサリーということで、
きのうは家族で食事会をしました。

息子がアルバイトでホテルの
サービスマンをしているので、
一流ホテルのサービスをみるのも
勉強になるのではと、
日比谷のペニンシュラ東京で
ディナーを頂きました。




この両サイドがダイニング・スペースです。


「ザ・ロビー」という名のとおり、
メインのエントランスを入ってすぐの
ロビーがレストランになっているのですが、

抑えた照明と高い天井の開放感
静かななかに流れるジャズの生演奏が
落ち着いたお洒落な雰囲気を醸し出していました。

案内された席がちょうど端の角で
私と娘が座った側は
長椅子で背中にクッションとなっており
ゆったりとスペースがあって
横になりたくなってしまいます。

食べざかりの子供たちは
コースで運ばれてくるお料理を
あっという間に平らげてしまい
庶民感覚丸出し。

どれも上品なお味で
3種類のパンもとても美味しく、
これまた息子が何度もおかわりして
少々恥ずかしくなりました。


せっかくの機会ですので、
私が口火を切って
夫に日ごろの感謝を伝えました。

「まずは…ちゃんと会社に行ってくれていること」

子供たちが思わず
「そんなこと?」と吹き出しました。

でも、雨でも風でも
眠くても体調が悪くても、
ちゃんと遅刻しないように必死で起きて
会社に行くって、すごくない!?

そう言うと、納得したように
子供たちがうんうんと頷きました。

そんな「当たり前」と思えることが、
どれだけ感謝に値する事か、
分かってもらいたいなと思ったのです~。

その他いくつか挙げると
夫は「そうだろー♪」と気分が良さそうでした。


続いて子供たちが私たちに
ふだん面と向かっては言わない
「それぞれのイイところ」を
教えてくれました。

娘の口から最初に出たのは、

「いい加減なところ。」

普通ならがっかりするところなのでしょうが、

「おおっ!娘よ、よくわかってるじゃない♪」
と嬉しくなりました。

「キチンとした親ほど
子供にとって迷惑なものはない」

と私は思っているので、

なるべくいい加減を装っているのです!
(言い訳も入ってます…どうもすいません。)

娘が「それで随分と助かってるよ」
と言ってくれました。

ふたりから
あらためて温かい言葉をもらい
ウルウル…。


予約時に息子の誕生日とだけ伝えてあったのですが、
娘がそっとスタッフに私もだと伝えたらしく
ハッピー・バースデーの名前入りプレートと
ろうそくが立てられたデザートが
ふたり分運ばれて来たのは
嬉しい驚きでした♪



運んできたスタッフの方が
ろうそくを吹き消すと同時に
拍手をしてくれました。

記念の写真も撮ってくれました。

大袈裟じゃなくて爽やかなサービスが
私には心地よいものでした。








正面奥の存在感のあるオブジェは、
竹の素材でできた「臥龍の門」。

目玉のような部分が地球で、
それを守っているのが上の部分の「龍」だそうです。

やはり多くの方に
「これは何を象徴しているのですか?」
と聞かれるのだそうです(笑)


食後は、
ライトアップされた街路樹が続く
丸の内の仲通りを散歩してから
駅まで歩きました。

子供たちが並んで歩き
まるで恋人同士のように見えました。

ふたりの成長を
しみじみと感じました…♪




トワイライト・ゾーンな雰囲気、
丸の内ブリック・スクエアの入り口。