海外視察4日目
昨日、首都ジャカルタから飛行機で1時間20分、ジャワ島中部南岸に位置するジョグジャカルタに移動しました。
今日は現地の看護学校を訪問しEPAでの看護師、介護士の皆さんと意見交換をさせて頂きました。
日本とインドネシア、フィリピン及びベトナムとの間で締結された経済連携協定(EPA)に基づきインドネシア人・フィリピン人・ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の受入れが開始しました。
インドネシアからの受入れは平成20年度、フィリピンからの受入れは平成21年度、ベトナムからの受入れは平成26年度からそれぞれ行っております。
EPAで来日する外国人介護士たちは、日本で仕事を始めて3年後に国家試験を受験し、一回で合格しなければ帰国が義務づけられていました。現在はある程度の点数を取った受験生に限って翌年の再チャレンジも認められたが、日本語での試験は外国人にとって難関となっています。
今回の意見交換の中でも日本語での試験の困難さなど問題も多く聞かせて頂きました。厚生労働省のEPAに対する思いと日本の現状には大きな乖離があります。
日本語を学んで試験に合格できずに帰国した少女の話にはこの制度の問題点が浮き彫りとなりました。今後も若い優秀な人材の奪い合いが各国で発生する事が予想されます。日本憧れをもつ東南アジアの若き力を日本に呼び寄せる新たなプログラムの開発が急務であると思いました。
にほんブログ村→もし良ければクリックをお願い致します
最新の画像[もっと見る]
- 12月定例県議会閉会 2年前
- 西鉄労組の皆さんと政策制度要求の説明と意見交換会 2年前
- 西鉄労組の皆さんと政策制度要求の説明と意見交換会 2年前
- 西鉄労組の皆さんと政策制度要求の説明と意見交換会 2年前
- 福津市議会議員選挙告示 2年前
- 年末交通安全運動 2年前
- 年末交通安全運動 2年前
- ホームページ改装中(リニューアル日決定) 2年前
- 福岡県防衛議員連盟「防衛講和」 2年前
- 福岡県防衛議員連盟「防衛講和」 2年前