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福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

高速道路無料化

2010-08-12 | Weblog

高速道路無料化1ヶ月報告 
 高速道路の無料化実験1カ月の利用状況が国土交通省から発表になりました。
 報告によると6月28日から7月25日までの31都道府県の無料化50区間の平均交通量は、平日、休日とも実験前の1・87倍。増加率は平日は東北中央道・山形上山~山形中央の4・52倍、休日は東九州道西都~宮崎西の4・27倍が最も大きくなりました。やはり無料化恐るべしという結果です。
 無料化路線の近隣にある観光施設では、この1カ月で顧客が増えるなどの恩恵を受け、長崎県佐世保市の大型レジャー施設、ハウステンボスでは7月の利用者が3割も増加したとの事です。
 反面、マイカーへのシフトの影響が直撃し、無料化区間と並行する鉄道は旅客が激減するなど、効果の差が大きく表れました。
 今回福岡市内では無料化の恩恵はありませんでしたが、市内を走る都市高速の料金については様々な手段を用いなくてはいけないと思います。例えば全ての区間同料金制度については区間料金制度とし、最短区間は地下鉄のおとなりキップの様に割引対象をすべきだと考えています。
 無料実験の効果の見極めにはなお時間がかかりそうです。しかし利用者負担、受益者負担という現行の制度はある程度理解できます。
コメント
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