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福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

エネルギー資源をリサイクル

2009-09-25 | Weblog

(写真:九州電力グループの皆さんと柏崎市の原発施設を見学)

エネルギー資源をリサイクルする発電
 本日九州電力において「プルサーマルについての勉強会」が開催され、市議会から三原市議、田中慎介市議、県議会から岸本県議と私とで参加しました。
 プルサーマルを簡単に説明すると原発の使用済み燃料に含まれるプルトニウムを再処理工場で取り出し、ウランと混ぜてMOX燃料を作り、原発で燃やす発電方法です。玄海原発で使うMOX燃料はこれまでフランスで製造されていますが国内のMOX燃料加工工場は2015年度に稼働予定とされています。
 プルサーマルを行うのは何故でしょうか。私たちの豊な暮らしをさせている化石燃料などその全てが限りある資源です。エネルギー資源に乏しく96%を輸入に頼る我が国では大切な資源を有効に利用していかなければなりません。使い終わったウラン燃料を再処理してウランやプルトニウムを取り出し再利用すればウラン資源を有効に使えます。その事により化石燃料資源を節約でCO2の削減にも協力出来ます。また、使い終わったウラン燃料を再処理してウランやプルトニウムを再利用すれば再処理しない場合に比べると高レベル放射性廃棄物の量を大量に減らす事が出来ます。以前県議と市議で青森県の六ヶ所村を視察したのでその説明に実感しました。
 安全性やMOX燃料の処理、危機管理等について丁寧に説明を受けました。

   原子力 AtoZ :
http://www.enecho.meti.go.jp/genshi-az/index.html

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