3/31 フジテレビ 第三者委員会報告 ある程度の事件の全貌が見えてきた。
この世はやっと不誠実極まりないタレントやメディア(会社)の在り様を野放しにはしない状況を生み出した。
この収束には、裁判しかない。
百条委員会も第三者委員会も、事実認定の手続きではない。
フジテレビが自分自身を含む当該者に対して、裁判で事実認定の域まで踏み込み、犯罪者への断罪を下して自浄をアピール出来ない限り、スポンサーなど戻っては来ない。
いくら口では、コンプライアンスを重視しますと言ったところで、処分が曖昧でここを過ぎれば、機能など期待出来る訳がない。
説明を一人で(するという任を)受けた、清水新社長は、会見ではどうしても『自分はこの事件の当該者ではない』という、ニュアンスがほとばしってしまう。
ここが辛いところだが、旧経営陣を丸ごと訴える位の断罪を加えて、やっと信頼を得るという境地に立てるということへの歯痒い感じの質問が続く。
辞任(引退)すれば済む話ではなく、当該者には背任容疑•犯罪容疑の烙印が必要になった。取締役の人数や性別の構成を変えれば済む訳がないことが、多分だが分かっていなさそうだったのが残念だった。
メディア、業界にまで話が及ぶ事態になった今、広告収入は、広告出稿の背面でしかなく、経済界にキャスティングボードが渡された状況下で、フジテレビの解体劇は更に進んでいく。
組織ぐるみという、報告がなされた以上、決断すべきレベルが数段上がったことに自覚があるのであれば、数日以内にかなり重い決断が発表されるだろう。
もしもそれが出来ない•しない、なんてことになったら、ACジャパンと、番宣を流し続けながら、ゆっくり沈んでいくメディアの目撃者に我々はなるだろうね。
株主代表訴訟に先を越されることの無いようにと祈るばかりだ。
追記 4/2


これは東芝が原告となって旧経営陣の不正会計を訴えたパターンですね。少なくともこれくらいは最低限の処置です。厳正なる対応とは訴えることです。
新経営陣、頑張ってください