昨日の日経新聞朝刊に、今の下げ相場の底に対する感覚を、PBRを軸にした見方を披露していた。
日経平均のPBRは私も常に前日のものが見れるサイトをスタートページの一つにして見ているので、どのような見方を披露してくれるのか?と思っていた。
新聞もそうだが、現実はかなりの地続きの延長でしか語ることは出来ない。
明日も書く新聞記事が、極端な一喜一憂を披露するのには限界がある。
このレンジが絶妙で、円高130円台を付けたら、31000円台の1.15くらいにまでは落ち込み、切り返しはそこからではないかと論じられた。
私は過去の経験の中から最悪を想定しているので、もっともっと下の予想値を頭に入れている。
そこにくるまで買わないかということではないので、誤解はしないで欲しいのだけど、相場は常に動き、先回った方が「ほらね」みたいなことを言いたそうな具合には動く。
だからいつも少しびっくりする様な動きになるから記事にもなるわけだ。
銘柄によっては全平均に近いものよりも大きく下がったり騰がったりするので、計算だけは常に沿ったものにしてある。そこに突き刺さることもある訳だ。
売り時と買い時と現在値との乖離を計算出来れば、買う時は買い、売り時には売れるようにはなる。ここで難しいのはそれを無視した動きの株もあることだ。
綺麗さっぱり忘れることが出来る人がいたらそれはもう特技だろう。未練がましい私は三段ロケットのように手離れを分け分けして行っている。
まだ売り残ったものが跳ねても落ちても後悔しかない。
但し、売った後でまだ騰がると思って少し下げたところで買い直したことでうまく行ったことが一度もない。
これも経験なのだろうけど、禁じ手みたいなものが増えていくのが良いとも悪いとも判じ難い。
計算する前に騰がっていく銘柄を追いかけて買ったこともない。
段々まだ試していない手を思い付いたら、今度は踏み出していくかも。で生まれていく先入観が自分を形作る。いっぱしの確信者だ。
この分かったという気が一番起こるのがゴルフでして。
なのでゴルフを一緒にする人とゴルフ場で話をするたびに、「掴んだ」とか「もう完璧」とか言う発言を耳にする。
で、クスクスが止まらなくなるのです。笑
何の話だっけ?