萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

あぁ確かに車検そのものが利権に感じてる

2023-07-30 17:14:00 | 日々の疑問
どうも今日のサンジャポでビッグモーターの件が出て、これだけ品質のいい車を作る国で、この制度(車検)は過剰品質なのではないか?とデーブスペクターが疑問を呈したそうだ。

車検→自賠責保険の継続→癒着の構図の発生が必然的に起きてしまう。正しく温床。

そうなのだ。アメリカ赴任中、半年に一度位の間隔で、近くのタイヤ屋さんでローテーションを行い、時にオイルを交換するというレベルを繰り返した。
駐在員で送り迎えを行なって、何とかそのローテーションを皆で支え合った。
その際におかしい箇所が有れば申告して見てもらう。
バッテリー上がりなどは近所でケーブル持って助け合ったり、本当に赴任者同士で助けあったし、運転中のトラブル用に、AAAという日本で言うところのJAFにも入っていた。同期の同僚は空港に向かう途中でパンクにあった時に、AAAを呼び出して直してもらったそうだ。

まぁこの感じのサイクルが有ってそれで済んでいるので有れば、車検というイベントは要らない。日本の車への過剰品質はその時にも感じた。

自宅の自家用車も近くのタイヤ屋さんにに持って行って、待機しながらローテーションやオイル交換は行なった。

タイヤのローテーションは分かるのだが、不具合を見つけまくるような車検って一体。

こうなりゃ徹底的に洗い出して日本における車周辺の癒着やら不正やらの膿を全部出すべきである。
下手な庇護や弁解はこの際無用。
先ずは裏の実態を調べてみるがいい。

何もかもが晴れて分かれば、サブスクか購入かを吟味の上で車の所有を再度目指す。

今は「車の所有」は、金食い虫の印象が強過ぎるのである。


除草剤?見た目が分かり易い話題だけど、本当の闇はそこじゃないぜ。もっと目を凝らして不正を暴け!

※表題写真の話は次回の予告です。
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買うわ どんな状態の車だって買うわ って大丈夫なの?

2023-07-27 20:10:00 | 日々の疑問
※写真はタネ、包み、焼き、片付けまで全て初めてやった息子作の餃子です。

なんだか急に疑り深くなってしまいました。
どういう理屈や仕組みか納得出来ないと、胡散臭く感じてしまいます。

見積もりを数社から取って、一番高い値を付けたところに持っていくと、難癖をつけて来て結局嫌な思いをして一番安いところと同じかそれ以下でしか買ってもらえなかったというのが、ビッグモーターの手口だったそうです。

本当に価値がないのか?は確かにどこまでも疑ってしまいます。
そういえば、アメリカ赴任が決まって近くのディーラーに持って行ったら、0円と言われたのを思い出しました。
BOOKOFFでもそうですが、無料で引き取ったものは確実に廃棄処分にして欲しいです。

中古車なんて、走るから持って行ったのに、ゼロ円。足元見られたかも。

そうしたら、去年のMー1の放送あたりから、動かない車も買うわ。

理屈は何だろう?修理やメンテナンスがとても上手い集団なのだろうか?

ビッグモーターに様々な続報ニュースの間に、中古車の宣伝とか逆効果ではなくて?これが攻勢に転じたってこと?

少なくとも私には逆効果です。ちょっと全体の仕組みを知りたい。しばらく車の所有は控えます。
保険でさえ胡散臭い。


南無〜


追記の思い出し:
私は中古車をディーラーで買い、車検もそこで行っていましたが、ある時、不具合と指摘された部分のどこが不具合なのか納得出来ずに、車に一緒に乗ってどこが駄目なのか?を確認させてもらいました。
その時の担当者の顔が引き攣っていたのを思い出します。どこもおかしくないのです。普通にブレーキ踏んで止まれます。
こちらの規定というけど、安全性が過剰過ぎないか?は疑問でした。
最終的に意識して不具合を感じたら持ってくるとしました。
その後、廃車というか、別拠点の同じディーラーに引き取ってもらうまでその不具合は出ませんでした。他の車検を受けた時には今度は指摘も受けなかったということも付け加えておきましょう。
自動車にまつわる様々な業者、結構どこも闇が深く感じてます。
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会社の不祥事にはその背景にまで手をかざせ

2023-07-23 14:26:00 | 遺言
呆れているのか?恐ろしい事態がやっと明らかになったが、あまり(ブログ)記事を目にしない。ビッグモーターの保険金水増し請求の手口と会社の異様な経営体質についてのことである。

このレベルで、会社の不祥事が横行していたとなると、日本は何処か性善説に立脚し過ぎているのかもしれない。そこは保険会社が疑いの目を持っていなかったことを指摘している。(追記:損保ジャパンがビッグモーターへ出向者37人で関与者無しで通じるのだろうか?グルだったとしたら飛んだ詐欺事件に及ぶ可能性ありますよ。)

だいぶこの世界の課題が見えてきた。

先ず、この世の告発者をちゃんと保護する世界を作らないといけない。

告発先は今後は確実に報道機関になっていくか、労働基準局辺りがしっかりと機能する方向に進化しないとダメである。

会社の中に通報機関がある?握り潰される可能性があるところへ話すかな?って具合である。

なので、会社は不祥事は堂々と世間でいうところの報道機関へ通報してもらって構わないというスタンスが必要だ。

最終的には法整備がどう不足していたかの検証が行われ、厳罰が規定されて世の中が良い世界へ前進していくのである。(この前提がない者は駄目。保身など罪となり、加担者の烙印が押される方に恐怖を感じて欲しい)


通報して会社のイメージが悪くなり、告発者の自分自身の生活にも影響が出る?終身雇用が当たり前であった時代に始まった不正や不祥事の数々は、こうして隠されてきた。
日本ではこのあたりに身に覚えがある優良な巨大企業が多い筈である。今やその前提は健全な方へ転がり出し、悪いものはどしどし暴かれていく運命なのである。

見ていれば分かる。不祥事の発覚はまだ止まらないとだけ予言しておきます。きっと起きるし、やっと明らかになった事態で溢れ返る。

鍛えていくべきところは、アイデアに法務的な観点や経理的な観点で健全に意見が言えて、シナリオに損切りの地点を埋め込んだ企画がいつも出て来ないと駄目かな。
その前に社内の点検を外部から人をどしどし入れて見てもらうことである。普通に不祥事が横行していても内部の人には日常過ぎて気付けない。
 新しい企画会議の中では、法務や経理か、何処かの意見が出ていないか確認していないだけで、かつ損切りの水準が設定されていないのなら、事態が予想しない状況に突入すると、必然的にパニックとヒステリックな指示が横行して、何が正しいかが分からない集団心理が蔓延し、醒めた非経営陣とヒステリック中間管理職が出来上がりそうじゃん。見込み違いなんていう常日頃のことが事前に想定されていないことをお花畑という。

ファシリテーションはそういう確認が不十分なところにちゃんと意見や確認を求める議事を残して、誰に見られても問題のない議事録を残すことにある。
質問がもう出ないから次の議題に移る進行役じゃないから注意して欲しい。ファシリテーターの責任はとても重いのである。
で、本来の会社ならそういう意見を言わなくちゃいけない陣容の出席者で構成されているかを入念に管理してあればいい。あとは全員が意見を残していることを確認すれば、最低でも全員の腹に落ちた事の証拠にはなる。

で当該のビッグモーターでは高給取りがその駄目な仕組みの維持に奔走していたのでしょ?生殺与奪権?怖すぎるて。完全な麻痺状態だ。これって会議が密室の可能性が高い。こんな言葉が残る会議議事録が存在するのなら異常。それに気付けないのなら、この世界はまだまだ未熟なんでしょうね。


今後だが、先ず、修理車がビッグモーターの場合の保険会社からの査定は大辛になる。当然。
また誰もビッグモーターには持ち込まないだろう。車検も。だって、持ち込む理由が分からない。自分の車だって、ぶつけた相手の車だって、何されるか分からなくて怖いだろう?

他の修理や中古車を扱っている会社や法人の皆様、社内点検を十分して下さい。
下手な目標設定の進捗をすると不正は出るかもということを念頭において。
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ずるい検索 調べる技術

2023-07-19 12:52:00 | 日々の疑問
昨日、用事を済ませてフラフラと三省堂書店に行くと、気になってブックマークしていた本が何冊も平積みになっていました。

ノウハウそのものを教えてはもらえないという状況、まぁありますよね。知らんけど。怒

自分で調べてみる方法を手に入れるきっかけは大量にこの手に持っておきたいと思うようになりました。

で、最近気になって検索をかけるのは「どうやって調べるのか?」の技術のことばかり。
その検索に引っ掛かったのがこの2冊。

数年前には一人の達人が身近にいました。

物凄い勢いで推定し推定し、裏付け数値を集めて集めて引っ張ってきて引っ張ってきて、金をかけてでも利用者の意見を吸い上げる為のインタビューを企画して企画してという人。
情報の為にはお金に糸目をつけないのもすごいんですけど、見ていて一切人に頼らないんです。
お金を使う時は使うのはいいのです。ビジネスだから。

仕事は社内の人脈という時代はもうそろそろ終焉を迎えるのかも知れません。上記のなかなかお金をかけて情報を集めるという潔さへの慣れは必要と今は思えます。

その人が取っていたのは、自分の考えた道筋が正しいなら、そういう根拠が転がっている筈だという確信なんでしょうね。

ただ論理はそうでも現在の状況がその通りかは別問題。
例えばコロナ禍では不要な技術や意識する機能じゃなかったりもします。社会的には必須だったとしても。
それはそれです。


お金かけるとかストレス、時には必要です。
例えば、自分には身に付かなかった言語。これには集中が必要で、その為にはお金もある程度のストレスも伴う印象です。
教材やアプリで有料なものの方が有効な感じがします。
これは勉強だからストレスもという部分がありますけど、企画の立て方は情報収集の時間を買う感じです。

あと日頃から情報のありそうな場所を押さえておくというのもいいかもしれないです。

で、この本たち。
そういう見識をもたらしてくれないかと購入しました。
まだ数ページしか読んでません。

ざーーっと読んだあと、気が紛れていると良いのですが。
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金曜からの3連続宴会 溝の口 赤羽 坂戸

2023-07-17 14:10:00 | お出かけの記録
金曜に高校の同窓会の前哨戦、沿線の仲間で前打ち合わせ。
各クラスの実行委員に出し物に対する意見をもらおうとしても反応が無くて困ってると生徒会長からの相談。




土曜日は早慶戦の後の大学ゼミ仲間での飲み会で、一回赤羽行ってみたいという私のお願いを企画したやつが生きていて実現。お昼から集合。途中座るならプラス300円という店で座ろ座ろと。飲めない友達は各お店でホッピーの外デビュー。美味しかったそうです。出身の友人が街を案内してくれました。山田孝之が来てた話が「座布団の?」という人違いも甚だしい友人も。全裸監督と言ってもちゅらさんの弟って言っても通じない。
最後は王子に移動して都電で母校。馬場方面で鳥安で締めました。赤羽は再訪予定。次回はお祝いで集まろうとなりました。
赤羽ではおでんや→立ち呑み屋→スタンドと席ありのお店→かき氷屋さん→商店街巡り→トロ函と5軒のお店に行きました。











日曜日はパパ友とヌートバーの会を敢行。やきとんの名店は東松山にもあるが、坂戸駅周辺にもあるということで夕方まだ暑さが残る中、坂戸駅で待ち合わせ。





すごい大きな串でビックリ。大宮方面からもう一組のパパ友ママ友が合流するというので川越に移動。
次回は流しそうめんに決まりました。
誰が竹買うんだ、誰がそれ割るんだ?どのくらいの角度でどう設置するんだ?で揉めました。雨樋でお茶を濁すことになりそうです。笑


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かしこみ かしこみ〜 「離婚しようよ」夫婦で別媒体で別鑑賞

2023-07-16 11:31:00 | 推薦します!
この記事は年齢制限13+の配信動画の記事です。
その辺ご容赦くださいませ。

数日前にNetflixのサンクチュアリ聖域の次は何?と家内に聞くと「離婚しようよ」がクドカン(宮藤官九郎)の脚本で評判とのこと。

錦戸亮がエロくて不能でカッコいい。本人の生き様そのものに見えるからすごい。

仲里依紗がエロくて可愛い。

松坂桃李が本当に間抜けに見える。抜群な演技でビックリさせられた。


仲里依紗も松坂桃李も現実にはご夫婦(既婚者)。

中尾明慶って釣り合い取れてなくないか?
仲里依紗が本当に魅力的で迫力満点です。(すこーしだけ吉田沙保里に見える時があるけど)
役柄が女優役、愛媛を舞台にした巫女役の決まり文句が、「かしこみかしこみ〜」。

うちは夫婦で俺はスマホかタブレットかPCってフルに色んな場所で鑑賞。
かみさんは全部スマホで音声出しで10分先を見てる。

あぁさっき笑ってたの、この場面ね。

最近Netflixは別々に好きな時間に鑑賞するように変わった。
以前は時間を合わせて、PCのブラウザ起動してHDMIで繋いで大画面で夫婦揃って一緒に鑑賞していたが、旧PCを立ち上げるのも今は面倒に。

このドラマ、お若いカップルやご夫婦にお薦めです。
もちろん熟年夫婦(うちらも?もう結婚21年)の方々にもどうぞ。

(ある一つの夫婦が辿る)現在の結婚の形、家族の形をご確認下さい。


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記事を下まで読むと勝手に起動する動画が迷惑

2023-07-14 06:29:00 | Weblog
gooブログで記事を巡回していると、勝手に動画が流れ出す。(スマホで見てます)
なんぞね?これ。
見たいものでもないので、不快指数100である。
広告収入に道を開いた?

うーーん迷惑

これなら、数百円払ってでも広告なしにしたいかも。


ヤバい、はい私はカモです。
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勘違いを正そう 配当利回りの計算

2023-07-13 12:02:30 | 投資色々
先に謝っておきます。

株式の出口戦略 - 萌えてばかりもいられない!

※投資は全て自己責任です。ここに書かれていることを真似して上手くいかなかったとかの苦情は許しません。(笑)最近、始業前に板の状況とにらめっこしながら行っているのが、...

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株の出口戦略を以前書きましたが、今はもうこの方針から少し距離を取っています。

売却を一切しない訳ではなくて、十分過ぎる含み益を抱えても、一部の売却で留めてほったらかすことが多くなりました。

先ず、株価が良化して配当利回りが減ったとかいうのは嘘です。
投資効率的にはそうかも知れませんが、自分の投じた資金は騰がる前の株価なので、株価が上がっても投じた時の購入価の分母は変わらないので、利回りは変わらないし、配当が上がって株価が騰って利回りが適切な位置になるんじゃなくて、むしろ大幅な良化となって売れなくなるのです。株価が騰がっても希薄化せん。という考えに変わりました。

株の嫌なのは、前日比だけが全てに見えること。
トータル損益が全てでもない。

本当に買ったら手放さない。積み上げていくだけ。

NISA、はいやってます。始めました。
来年から始まる新NISAにも期待大です。

最近耳にした新高値更新銘柄への投資ってのも
興味津々です。
新高値更新の理由とポテンシャルから更なる高値に向かうかに賭ける感じ。

相場がやっと好転しましたね。ここ数日は拾うことばかりで気を揉みました。

でも、前日比なんてと鼻で笑うようにするのです。

※写真は5/13放送のさんまのお笑い向上委員会のシソンヌ長谷川しのぶさん。あまりにも面白くて気分が落ちた時は必ず録画したものを見返します。お笑いのプロレス取らせたら、彼の右に出る人はいない位笑います。
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ソーシャルセキュリティナンバーとマイナンバー

2023-07-10 06:52:54 | 日々の疑問
アメリカでは、IDは社会保障番号と日本語で呼ばれていたソーシャルセキュリティナンバー(コード)が使われていたことが思い出される。

本当に免許証以上に重要視されているコード(4桁ー5桁だったか)は、当時記憶に留めて空で言える迄になっていた。

当時の赴任者は年金の負担は行われてはいなかったので、私達にアメリカから年金が払われることはないのだが、納税や社会保障、減税を受けるのも色々な契約を結ぶのにどうしても必要で、それをもらうために企業は「我が社の従業員である(もしくはその家族である)」ことの証明書を発行して、赴任者やその家族のために証明書の発行をサポートする機能を持つ。

義務化されているに近い、このコードの取得をした経験から、マイナンバーは必然とは思われたが、ポイントで釣るようなものではない筈であり、対象年齢と年金支給や補助金支給の受取を軸に、受給したいなら、入って貰わないと払えないという仕組みから始めた方が対象者が徐々に拡大して混乱はなかったのではないかと思えてならない。

これを健康保険証という国民の必須機能を人質にして行うのでは混乱に拍車をかける行為に思えてしまうのだ。
アメリカではこのソーシャルセキュリティーナンバーが健康保険証とは結びついていない。そちらは保険会社に掛け金を入れている人だけがそういうカードを持っていて、普通はかなり高額な医療費を10割満額払うことが大前提の社会である。健康保険という考えが基本的にないのがアメリカ社会の特徴だ。
なのでみんなドラッグストアで風邪薬くらいは買う。


今財布を分けていて、免許証と各医療機関の診察券と健康保険証は一緒になっている。コストコの会員権やETCカードもそこ。
要は病院に行く時と車を運転する時以外は持ち出さない仕様。マジかここにマイナンバーカードを入れるのか?

日本におけるマイナンバーカードは重要機密コードと身分証明書に化けつつあるので、持ち歩きたくない。家から出すなど考えたことがない。棚の奥にいつでも見れるように保管してある。


スマホに保存した写真で許してくれって感じ。

健康保険証の紐付けは中止して、扶養控除や減税を受けたい人から始め直して欲しいとつくづく思う昨今である。
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金継ぎカバー 天路の旅人 読了

2023-07-01 19:20:00 | 推薦します!
随分時間かかってしまいました。

旅行記をチビチビと(天路の旅人 読中記) - 萌えてばかりもいられない!

今、天路の旅人(沢木耕太郎著)を読んでいる。まだまだ前半。第二次世界大戦中の中国の最北部への密偵記録である。少しだけ普通の旅行記とは違う。当時の日本に覆っていた『...

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カバーや帯は、Amazonから届いた封筒開けた瞬間にビリリとやってしまいました。

普段は端っからカバーは外して読んでるんで、読了した今日、裏からセロハンテープで金継ぎしてみました。まぁ所蔵するだけなんで。

密偵として、蒙古出身のラマ僧に成り切ってチベット奥地からインド、ネパール、さらにビルマへという8年にも及ぶ潜行記である。

元々西川一三の記録は本になっている。らしい。
今日、本屋で探したが見つからなかった。

沢木耕太郎による再構成で、私はこの記録を味わうことが出来た。

日本国のためにというベースがあるのだが、どこかで自分の興味や好奇心から密偵を続けたがっている。
生きていく術(すべ)は、この逞しい体躯の中から溢れている印象だった。色々な困難に遭うのだが、それを乗り越え乗り越えしてどんどん何でも来いの無双状態になっていく。
言語をどんどん吸収していく辺りは圧巻である。
読んでいると後半の蔵英辞典を欲しがる程の言語知識欲求が芽生えるが、全ては旅を続けるためというベクトルに振れがない。

チベットが憧れの地に加わった。ネパールやインドと共に是非とも訪れたい場所である。


次は文庫本を買ってきた。

他のチベット旅行記や密偵記録も読みたいが、沢木耕太郎の文体にもう少し浸かっていたい感覚である。
読んでいると、何か書いてみようかな?なんて思わされるんだから、本当びっくりである。





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