
第三者委員会の報告書が指し示した、『ハラスメントに寛容な企業体質』を全国民が目撃する事態。
報告書は、ダウンロードが可能です。
私は、291ページのものを落としました。
⇓で検索すれば、公開文書に行き着けます。
フジテレビ 第三者委員会 報告書 詳細版
当初、タレントや、フジテレビ出身の元アナウンサーが口々に擁護的な発言を加えていった、「文春の間違い部分」を取り出した、経緯を覆す程の身内擁護的発言を思い出す状況にあります。
ハラスメントに寛容な企業体質の企業出身って、発言の一つ一つが、自己否定に繋がるのを嫌がる自己保身に見えてしまうので、もう少し慎ましくなってくださいませ。
笠井アナウンサーの、長谷川豊氏がタレントおすぎから受けたハラスメントの完全否定も、逆に粉砕されました。
私は早朝に出勤するため、ラジオをradicoで聴くことが多いのですが、(元フジテレビアナウンサーの)岩瀬恵子さんも、自身の番組のスマートニュース内で、かなりの文春叩きをした上で、フジテレビにはその様な文化はないと発言されていたのを覚えています。
「憶測で物を語らない方が良い」という、擁護的なコメントは、特に年明けに少しずつ、この問題が報じられてき始めた頃に、ワイドナショーを始めとした、ワイドショーなどのコメンテーターとして出されたタレントが発言していました。
ここまで来ると、ジャニー喜多川氏の報道を初めに大きく報じ、女性自身の次に、今回のフジテレビ問題の詳報を報じ始めた、週刊文春の存在意義が大きく増す状況です。
文春を、確実に巨悪の自己保身集団のメディア(とその関係者)を、『完全な嘘つき』に貶める力が備わった、調査能力秀逸な集団と見做した方が良いかもしれません。
実はこれに似た、記事が先行する事案を最近見かける様になったのですが、もう少しだけ確信を得てから記事にします。
先ずは、自分が見聞きした、様々なコメントを思い出しながら、この報告書を読んでみましょう。
そこそこの嘘つきは誰なのかが、判断出来る筈です。
とうとう、(就職先としての)誉れであった筈の、マスコミ就職や芸能人も、ここまで落ちてしまったことに時の移ろいを感じないわけにはいかないでしょう。
三谷幸喜氏が、引退を決めた中居正広の過去のVTRをTBSで流した時に、「犯罪者かもしれない人に対して功労みたいな賛辞を送るようなVを流すのはいかがなものか」という、あの時点でのあの発言を改めて沁み沁みと思い出すことが多いです。
擁護的発言をした人から釈明があっても、もう私の耳には入って来ないかもしれません。
コメントを発する立ち場の人の発した強い意見ほど、後でブーメランになることを、もっと考えた方がいい。
色眼鏡は、区別的な先行(選考?笑)基準であって、差別意識からのものではございませんので、そこんとこよろしく!
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