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英語リーディング教本に出会う

2013-08-04 07:26:33 | 推薦します!
別に英語が得意な訳でもないのだけど、逆に苦手というか確信を持って読んだり書いたり喋ったり出来ている訳でもないという自覚の元に、
改めてグラマー(文法)を解説しているという、この本を読み始めてみた。

この本は英文を徹底的に分解するという学習方法らしく、途中で出てくる用語はノートに書き出して「暗記」なんていう懐かしい作業もやっちゃったりしている。


考えるコツというか手掛かりなんだけど、言葉って自分自身が使っている言語だと、「変だな」と思うことが結構あるでしょ?
たどたどしいことって、適切な単語を選べていないことから来るものだとばかり思っていたんだけど、実はそうじゃないことがのっけから分かった。

日本語を喋る外人の人と話してて、たどたどしいって判断するの、どこですか?
この本を読んでやっと気づいたんだけど、「それは動詞の活用が適切でないこと」なんだと気付けた。

日本語でそうなんだから、英語が母国語でないオイラの喋る英語にどこか変なものがあるとしたら、
ちょうど日本語を喋る外人とまるで一緒なんだろうと思うわけです。

どうしてかというと、来るとか行くとかいう動詞の原型に、過去系の来た、行ったという活用、もちろんcomeとgoを上手く使いこなせてない自分に照らし合わせれば、外人さんが喋るのを同じように考えればどこに違和感が走るのかはすぐに気付く。

「彼来るから、僕来る」(多分意訳すると、「彼がこっちに行くっていうもんだから、僕も来たんだ」)
「私、昨日寝るすやすや、暑くない、日本涼しい」(多分意訳すると「日本暑いって聞いてたんだけどそうでもないのね?昨日は快適に寝れたわ」)

そう、選んでる単語よりも動詞の活用がなく、それが原型だけを覚えていて、それを使っちゃうから文章が上手く成立していないように感じる、これが一番の違和感だと気付いた。語尾よりもおそらく動詞の活用がない(上手に出来ていない)ことの方が多分上。

この本では、原型・現在型・過去形・過去分詞型の型が述語動詞なのか、他のものを修飾する準動詞なのかという読み分けを徹底させて、文章の構造から類推して読み進めることが出来るようにしてしまおうという学習内容になっている。初めのうちは。。。

原型beに対して、現在型のam、are、is、過去形のwas、were、過去分詞型のbeenが出てくるだけで文章を上手く類推して読めるようにしてしまう理屈を体得してしまえという企画な本なんです。

リーディングを改めて解説してる本っていうのも面白くありませんか?
最近は「読むこと」よりも寧ろ「喋る」っていうキーワードや「実践」という言葉(結局、会話「喋る」こと)を重んじ、逆に日本の英語学習の読み書きというものを大きく否定している向きがあるように感じていたんですけど、理解もせずに喋るというのは、おそらく子供の頃の友達と喋りながら自然に相手の使っている言葉を面白がって自分も使ってみるという冒険心に支えられたものでないと上手くは続かないというか、適当なものが身に付いてしまうのではないか?と危惧もしていました。

また、ペーパーバックや英字新聞など、とにかく英文に当たれというのは、一つの真理だとも思うのですが、理解もせずにフィーリングで単語ばかりを覚えたり、なんとなく読めるようになったといっても、とってもブロークンで出鱈目な会話しか出来なくなるように思えました。


確かにグラマーって苦手でした。品詞を言い当てること自体にはクイズのようなイメージしか持てず、その文章の意味を考える方が上だと思ってきました。

構文自体の構造には癖があるんでしょうけど、意味が分かれば、そんなことはどうでもいいと思っていた。
でも逆に言えばしっかりとした構文や運用を使えないこと自体が意味が伝わりにくくしてしまう第一歩だということも気付いた。

言語は挨拶を覚え、数字を覚え、形容詞の中から「美味しい」とか「高い」とかいう使えそうなものをいくつかチョイスしてあとは「適当に」ジェスチャーを加えてというスタイルの何がおかしいかが少し見えた気がしている。(笑、ってそもそもそれって観光旅行レベルの話でしょ?)


また何かに閃きが走るようなことがあれば、この本について書き添えていきます!言語、しかも文法って面白いかも?
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