萌えてばかりもいられない!

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会社の不祥事にはその背景にまで手をかざせ

2023-07-23 14:26:00 | 遺言
呆れているのか?恐ろしい事態がやっと明らかになったが、あまり(ブログ)記事を目にしない。ビッグモーターの保険金水増し請求の手口と会社の異様な経営体質についてのことである。

このレベルで、会社の不祥事が横行していたとなると、日本は何処か性善説に立脚し過ぎているのかもしれない。そこは保険会社が疑いの目を持っていなかったことを指摘している。(追記:損保ジャパンがビッグモーターへ出向者37人で関与者無しで通じるのだろうか?グルだったとしたら飛んだ詐欺事件に及ぶ可能性ありますよ。)

だいぶこの世界の課題が見えてきた。

先ず、この世の告発者をちゃんと保護する世界を作らないといけない。

告発先は今後は確実に報道機関になっていくか、労働基準局辺りがしっかりと機能する方向に進化しないとダメである。

会社の中に通報機関がある?握り潰される可能性があるところへ話すかな?って具合である。

なので、会社は不祥事は堂々と世間でいうところの報道機関へ通報してもらって構わないというスタンスが必要だ。

最終的には法整備がどう不足していたかの検証が行われ、厳罰が規定されて世の中が良い世界へ前進していくのである。(この前提がない者は駄目。保身など罪となり、加担者の烙印が押される方に恐怖を感じて欲しい)


通報して会社のイメージが悪くなり、告発者の自分自身の生活にも影響が出る?終身雇用が当たり前であった時代に始まった不正や不祥事の数々は、こうして隠されてきた。
日本ではこのあたりに身に覚えがある優良な巨大企業が多い筈である。今やその前提は健全な方へ転がり出し、悪いものはどしどし暴かれていく運命なのである。

見ていれば分かる。不祥事の発覚はまだ止まらないとだけ予言しておきます。きっと起きるし、やっと明らかになった事態で溢れ返る。

鍛えていくべきところは、アイデアに法務的な観点や経理的な観点で健全に意見が言えて、シナリオに損切りの地点を埋め込んだ企画がいつも出て来ないと駄目かな。
その前に社内の点検を外部から人をどしどし入れて見てもらうことである。普通に不祥事が横行していても内部の人には日常過ぎて気付けない。
 新しい企画会議の中では、法務や経理か、何処かの意見が出ていないか確認していないだけで、かつ損切りの水準が設定されていないのなら、事態が予想しない状況に突入すると、必然的にパニックとヒステリックな指示が横行して、何が正しいかが分からない集団心理が蔓延し、醒めた非経営陣とヒステリック中間管理職が出来上がりそうじゃん。見込み違いなんていう常日頃のことが事前に想定されていないことをお花畑という。

ファシリテーションはそういう確認が不十分なところにちゃんと意見や確認を求める議事を残して、誰に見られても問題のない議事録を残すことにある。
質問がもう出ないから次の議題に移る進行役じゃないから注意して欲しい。ファシリテーターの責任はとても重いのである。
で、本来の会社ならそういう意見を言わなくちゃいけない陣容の出席者で構成されているかを入念に管理してあればいい。あとは全員が意見を残していることを確認すれば、最低でも全員の腹に落ちた事の証拠にはなる。

で当該のビッグモーターでは高給取りがその駄目な仕組みの維持に奔走していたのでしょ?生殺与奪権?怖すぎるて。完全な麻痺状態だ。これって会議が密室の可能性が高い。こんな言葉が残る会議議事録が存在するのなら異常。それに気付けないのなら、この世界はまだまだ未熟なんでしょうね。


今後だが、先ず、修理車がビッグモーターの場合の保険会社からの査定は大辛になる。当然。
また誰もビッグモーターには持ち込まないだろう。車検も。だって、持ち込む理由が分からない。自分の車だって、ぶつけた相手の車だって、何されるか分からなくて怖いだろう?

他の修理や中古車を扱っている会社や法人の皆様、社内点検を十分して下さい。
下手な目標設定の進捗をすると不正は出るかもということを念頭において。
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