さてさて 遅い夏休みをいただき、
昨日より通常通り営業を再開させていただきましたが、
やはり連休後はドタバタしてしまうものでブログを書いている時間もなく。。。
今回の夏休みは島根県の工芸品、
石見焼(いわみやき)の産地訪問が主目的でした。
その後はいつも通り夏休みを利用して観光地を巡ってきましたので、
何部かに分けてご報告をさせていただきます。
毎回旅に出る度に日本は素晴らしい国だと再認識いたしますね。
島根県の石見地方はどこから行っても大変遠い場所でして、
新幹線なら片道6時間~7時間位いはかかります。
飛行機なら4時間くらいでしょうかね。
勿論空港から現地までの移動も含めてです。
今回は時間の効率を考えて、
寝ながら移動できるサンライズ出雲を利用しました♪
サンライズ出雲ですと東京から出雲市駅まで12時間。
夜の10時に出発して朝の10時頃に到着です。
そして出雲市駅からレンタカーを借りて運転をすること2時間。
14時間かけてやっとたどり着いた石見焼の窯元の一つ
雪舟窯さんです♪
石見焼は、18世紀の中頃から江津市を中心とした島根県の石見地方で焼かれている陶器の総称であり、最盛期には100軒を超える窯元があったと言われていますが、現在では十数軒の窯元のみ。古くは大きな水瓶を主に量産していましたが、近年ではカップや茶碗などの日用品なども作られ、多種多様な食器も製作されています。
石見地方の町並みを見ると、独特の光沢のある赤茶色の瓦屋根が広がります。これは島根県東部の出雲地方で採れる来待石から作られる来待釉薬の色で、典型的な石見焼はこの赤茶色の釉薬を使った焼き物でしたが、近年では様々な釉薬を用いて色鮮やかな陶器が作られています。
石見地方の屋根瓦はこんな感じ♪
趣があって綺麗です♪
今回の訪問は昨年も開催された Japan Traditional Crafts Weekの一貫で、
今年も10月22日~11月3日まで開催されますが、
弊店は石見焼をご紹介させていただくことになりました♪
伝統的なこのような赤茶色の釉薬を使い大きな水瓶を主に製作されていたそうですが、
近年では様々な色の食器なども積極的に製作をされています。
雪舟窯の由来は石州ゆかりの雪舟の伝統にあって、深く雪舟に傾倒してその精神を何とかして陶土の上に再現したいと長年研究せられたのが先代の福郷柳仙氏。現在は2代目の惣作氏、そして3代目の生雲氏によりその精神は引き継がれ、より現代的にアレンジされた食器を中心に作陶が続けられています。
登り窯は勿論、ガス窯や電気窯も揃っており作品によって使い分けられています。
今回の訪問は展示会に合わせて作っていただいている
深皿、中鉢、小鉢の3点セットの打ち合わせと展示会に出展する作品の選定。
右が三代目の生雲氏。
こちらがその試作品ですが、赤の色味の改良、
そして更に薄くして軽量化などが主な課題でした。
こちらが軽量化をしていただいた試作品の素焼き。
これから更にサイズを見直して10月の展覧会に向けて製作をしていただきます。
使いやすさを第一に、モダンなデザインで3点重ねた時の美しいフォルム、
収納した時の美しさにも拘ります。
こちらの新作をメインに
その他の雪舟窯さんらしい作品を数十点展覧会ではご覧いただけるように選んで参りました。
この大きな片口鉢も可愛いですよね。
大きさの割にはお手頃なのでこちらも登場します♪
そして2代目の惣作氏の代表的な作風 錆雲釉も
いくつか展示させていただきます。
素敵な作品が集いますので、
展覧会中には是非足を運んでいただければ幸いです。
夜は生雲氏とお酒を交え語らい、
とても有意義な訪問となりました。
翌日からは夏休みに突入。
限られた時間で存分に島根を楽しんできましたので、
島根の魅力をお伝えできるようまた明日以降に続きをご紹介させていただきますね♪
正直国内の旅行は高いです。
でも日本人なのだから自国の素晴らしいところを色々と発見したいですね。
昨日より通常通り営業を再開させていただきましたが、
やはり連休後はドタバタしてしまうものでブログを書いている時間もなく。。。
今回の夏休みは島根県の工芸品、
石見焼(いわみやき)の産地訪問が主目的でした。
その後はいつも通り夏休みを利用して観光地を巡ってきましたので、
何部かに分けてご報告をさせていただきます。
毎回旅に出る度に日本は素晴らしい国だと再認識いたしますね。
島根県の石見地方はどこから行っても大変遠い場所でして、
新幹線なら片道6時間~7時間位いはかかります。
飛行機なら4時間くらいでしょうかね。
勿論空港から現地までの移動も含めてです。
今回は時間の効率を考えて、
寝ながら移動できるサンライズ出雲を利用しました♪
サンライズ出雲ですと東京から出雲市駅まで12時間。
夜の10時に出発して朝の10時頃に到着です。
そして出雲市駅からレンタカーを借りて運転をすること2時間。
14時間かけてやっとたどり着いた石見焼の窯元の一つ
雪舟窯さんです♪
石見焼は、18世紀の中頃から江津市を中心とした島根県の石見地方で焼かれている陶器の総称であり、最盛期には100軒を超える窯元があったと言われていますが、現在では十数軒の窯元のみ。古くは大きな水瓶を主に量産していましたが、近年ではカップや茶碗などの日用品なども作られ、多種多様な食器も製作されています。
石見地方の町並みを見ると、独特の光沢のある赤茶色の瓦屋根が広がります。これは島根県東部の出雲地方で採れる来待石から作られる来待釉薬の色で、典型的な石見焼はこの赤茶色の釉薬を使った焼き物でしたが、近年では様々な釉薬を用いて色鮮やかな陶器が作られています。
石見地方の屋根瓦はこんな感じ♪
趣があって綺麗です♪
今回の訪問は昨年も開催された Japan Traditional Crafts Weekの一貫で、
今年も10月22日~11月3日まで開催されますが、
弊店は石見焼をご紹介させていただくことになりました♪
伝統的なこのような赤茶色の釉薬を使い大きな水瓶を主に製作されていたそうですが、
近年では様々な色の食器なども積極的に製作をされています。
雪舟窯の由来は石州ゆかりの雪舟の伝統にあって、深く雪舟に傾倒してその精神を何とかして陶土の上に再現したいと長年研究せられたのが先代の福郷柳仙氏。現在は2代目の惣作氏、そして3代目の生雲氏によりその精神は引き継がれ、より現代的にアレンジされた食器を中心に作陶が続けられています。
登り窯は勿論、ガス窯や電気窯も揃っており作品によって使い分けられています。
今回の訪問は展示会に合わせて作っていただいている
深皿、中鉢、小鉢の3点セットの打ち合わせと展示会に出展する作品の選定。
右が三代目の生雲氏。
こちらがその試作品ですが、赤の色味の改良、
そして更に薄くして軽量化などが主な課題でした。
こちらが軽量化をしていただいた試作品の素焼き。
これから更にサイズを見直して10月の展覧会に向けて製作をしていただきます。
使いやすさを第一に、モダンなデザインで3点重ねた時の美しいフォルム、
収納した時の美しさにも拘ります。
こちらの新作をメインに
その他の雪舟窯さんらしい作品を数十点展覧会ではご覧いただけるように選んで参りました。
この大きな片口鉢も可愛いですよね。
大きさの割にはお手頃なのでこちらも登場します♪
そして2代目の惣作氏の代表的な作風 錆雲釉も
いくつか展示させていただきます。
素敵な作品が集いますので、
展覧会中には是非足を運んでいただければ幸いです。
夜は生雲氏とお酒を交え語らい、
とても有意義な訪問となりました。
翌日からは夏休みに突入。
限られた時間で存分に島根を楽しんできましたので、
島根の魅力をお伝えできるようまた明日以降に続きをご紹介させていただきますね♪
正直国内の旅行は高いです。
でも日本人なのだから自国の素晴らしいところを色々と発見したいですね。
伝統的な石見焼はどっしりしているかもしれないけれど、今のはどれも軽くて使い勝手が良いよ。
窯元は今回は雪舟窯だけなの。イベントの展示が雪舟窯だけだからね。
島根県大田市は、両親の故郷とあって、何度も訪れた事があります。
雪舟窯は浜田市でしょうか?
石見焼はどっしりとして暖かみある雰囲気が好みです。
ところで、四朗さんも貫禄つきました?!
私が行ってみたいと思っている窯も出てくるか、続きが楽しみです。