MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

彩色象嵌椀 抹茶椀 谷口晋也さん

2016-06-03 17:43:47 | 商品
いつかは習いたいと思っていることに茶道があります。
 まだ実現はしていませんがね。

習いたい理由は色々あるけれど、
 でも凝り固まった「道」というものの敷居の高さも感じる。

日本の良さの一つは「道」として極めること。
 でもその「道」の精神は弊害も生むと思う。
 
型にはまった方法以外は認めない的な閉鎖的な世界。
 それが日本の強みでもあり弱みでもある。
 何でも過ぎることは良くないことだ。

とはいうもののいつかは必ず茶道は習得したいこと。

今回入荷した谷口晋也さんの作品で最後にご紹介をさせていただくのは、
 彩色象嵌椀。



美しい。。。。

それではお点前頂戴いたします。



おいち~w。

むむ、この茶碗は象嵌ですな。
 堂々とした直線的な胴に、繊細な高台。
 その高台に市松模様が吸い寄せられるような構図が如何にも美しい。



これは名品中の名品じゃ!


先生 これは高いんじゃないですか?
 
20万円くらいするんじゃないですかね。人間国宝とかとなると茶碗は軽く○1個増えますからねぇ。


本日はこちらをご覧いただいている方々には特別に箱もお付けいたしまして、
 なんと2万円を切る 16,000円+税でのご提供です!!! 

きゃ~きゃ~ わぁ~わぁ~

本日はテレビショッピング風にお届けをさせていただきましたw。

サイズは写真だとお猪口みたいな小さな物にも見えるかもしれませんが、
 抹茶椀ですので 直径約11cm x 高さ約6.5cm でございます。

あんみつを召し上がったり、
 小どんぶりみたいにお使いいただいても良いですね(贅沢w)。

どっしりと安定しているので愛犬の水飲みにもお使いいただけるかと思いますw。
 (まさかねぇ)


ちなみに彩色象嵌の器は製作するのにとても手間がかかります。
 それがどうしてもお値段に反映されてしまうのですね。


彩色象嵌ができるまで 

 ①ロクロで形を作る
   
 ②半乾燥後下書きをし、それにそって線彫り

 ③その後白い土を全面に塗る

  ④半乾燥後、白い線を残し余分な白い土を削り落とします。 (この作業を象嵌と言います。)
      
 ⑤白線の枠内を模様になるように異なる色の土で塗る。 土で塗るため、絵の具で書くような平坦な模様ではなく凹凸のある立体的な模様となります。この作業が特徴です
        
 ⑥その後、乾燥させ素焼き

  ⑧サインなどを書きます

  ⑦釉薬をかけて高温で本焼きし完成


ととても手間のかかる焼き物なのです。



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