MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

矢野陶苑のお花が咲きました。

2011-03-14 13:06:50 | 商品
連日被災地の様子がテレビで流れる中、
 営業を続けているのも心苦しいのですが、
 残された者にも使命があり、
  日本の早期復興の為にも営業活動を続けなければなりません。

ということで、
 本日からはまた新たに新商品や作品のご紹介をさせていただきます。
 不愉快に感じられてしまう方々もおられるかもしれませんが、
  ご了承いただけると幸いです。

今日からは節電モードで営業です。
 店内が少々暗めですが、
  明るさを絞り、
  そしてエアコンはオフでの営業です。

本日ご紹介させていただくのは、
 矢野耕一郎さんという新鋭の陶芸家の作品。
 正直大変衝撃を受けた作品で、
  これから更に期待できる作家さんです。
   是非実物をご覧になりにいらしていただきたいですね。
   
彼の作品の特徴は練上手。
 色の異なる粘土を練り合わせ、素地と装飾が一体化した陶芸。
 色彩、性質の異なる粘土を複数使用するので、
  土同士の収縮率も異なり、焼成時に剥離やひび割れが生じやすく、
  大変難しい陶芸です。

彼の練上はモダンな柄を取り入れ、
 とても華やかな風合い出しています。
 今は作風が色々変わる中、
  今後の作品の展開がとても楽しみですね。



 こちらは片口とお猪口。
  練上げなので、内側と外側の模様が同じです。
  とってもエレガントな食器に仕上がっています。


 こちらはぐい飲み。
 近くで見るとまるで木彫りのような、
  でも陶器のひんやりとして、
   そしてつるつる感が感じられる1品。
   とても美しい。。。


 こちらは象嵌のバラ。
  木工や蒔絵で良く象嵌というのは聞きますが、
  陶器の世界でも象嵌はあるのですね。
   色の違う粘土を彫り込んだ所に埋め込み焼きあげます。
   こちらも大変手間のかかる作業なのですが、
   やはり絵付けされたものとはまた違った風合いに仕上がります。

他にはピンクの器シリーズが入荷しました。
 緑の釉薬が優しいピンクに変わり垂れた器達。
  景色がとても綺麗です。





 ピンクの器は比較的お買い求めいただけ易い価格設定にしていただきました。
 数量に限りがありますのでお早めに!

コメント (2)
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