The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

4月6日 映画『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』,『Blen blen blen』

2008-05-10 03:56:33 | 抱茎亭日乗メモ
 映画『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』を見る。
ヘンリー・ダーガーの作品を見て、木村タカヒロさんの個展でお目にかかった画家、寺門孝之さんの描く世界と、雰囲気が似ていると思った。
ヘンリー・ダーガーの方が毒があるが。

映画は、孤独で無名のアーティストが生涯をかけて遺した作品のアニメと、彼を知る極僅かな人たちへのインタビューで出来たドキュメンタリー。

大変興味深いエピソード満載ではあるが、映画としては全く面白くなかった。

超大作15,000ページの小説は、多くが3m以上あるという数百枚の絵によってアニメとなったが、内容はヘンリー・ダーガーの妄想世界で、ストーリーが面白いとかいう問題ではない。
寝てしまった。

平行して語られる、ヘンリー・ダーガーがどんな人なのかは非常におぼろげにしかわからない。
彼の写真は3枚しかなく、作品について本人が語るわけでもないから、皆さん「よく知らない」とか、ダーガーだかダージャーだか実はダージャアなのかさえ不明。
こちらもドラマチックな展開もなく、つまらなくて寝てしまった。

しかし、こういう人がいて、こういう作品を残した、ということを知ることが面白い。
今になってこういう映画が作られ、アーティストとして記録され、認められた、という現実が凄い。
絵もなんだか圧倒的でじーっと見てしまう、不思議な魅力がある。

 バー『Blen blen blen』は賑わっていた。先週のMILLIBAR花見の報告。
豪君はいろいろなお店で働いた経験があるので、私の従兄弟Tの嫁探し作戦に使えそうな、西麻布、六本木辺りのバーを教えてもらう。

4月5日 小平霊園,モスバーガー,どうなの?

2008-05-10 02:32:28 | 抱茎亭日乗メモ
 大学ゼミのN先輩三回忌のお墓参りで小平霊園。
昨夜飲み過ぎて二日酔い。12時小平駅集合だが12時半着。
みんなでおしゃべりしながらだと感じなかったが、一人で歩くとお墓は遠い。
小平霊園は近いけど広ーいのであった。

先輩方四人はお墓の前で待っていてくれた。
いつも天気がよく、ここでお花見したくなる。

 毎回小平駅近くの『花の舞』で飲むのだが、雑誌編集者のOさんは「もっといい店はないのか」と言う。
「毎回そう思ってネット検索するんだけど、ないんです。」
「うそぉ、何かあるんじゃない?」
と言って駅周辺散策。やはりないのである。

で、『花の舞』より何がいいのかわからないけど『モスバーガー』に決まる。
二日酔いの私はどちらでもよく。

遅れて来たKさんと5人で近況話。
アイドルリスペクターのライターとしてデビューしたHさんの濃い記事を見せてもらう。
ひとしきり懐かしアイドルネタ。

帰りの電車の中でKさんが「お友達、大変よね。なんだっけ? あの、あ、三浦和義?」
「そう! 先日『ターミネータから三浦さんを救え!』という集会に行って来ましたよ。あの逮捕は、本当に酷いんです」
「推定無罪、という原則があるからね」
とHさん。

いや、推定じゃなくて、三浦さんの無罪は確定ですから! と言いたかったが高田馬場駅に着いてしまい、私は降りる。

 昨日の友人Aのメールを受け、

「Bの勢いに押されて疑問持ちながらお金使っているみたいだったから心配だったけど、Aが納得しているならいいと思います。車にしても仕事にしても旅行にしても、Aがしたいことなのか、Bのいいなりじゃなくて自分で決めてやらないといかんとは思うけど。
B夫婦の老後の面倒まで考えているなら、口約束じゃなくて、書類にするなりしておけば安心なのでは。
頑張ってね。」

と私の見解を送信。