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東京の夜景動画ブログです。

マルチの思い出

2007-10-02 19:40:13 | 業務関連
Arakawa004


今日の午前中は雨が降ったり止んだりという、いかにも秋らしい陰鬱さに満ち溢れた空模様だったが、午後には雲間から太陽が顔をのぞかせはじめ、明日からは多少なりとも天気が回復するような兆しを見せた。
とりあえず事務所に向かってはみたものの、いろいろが一段落した開放感から、すっかり気が抜けて仕事にならない。
午後には今後の作業計画などを打ち合わせたのだが、聞き役に徹するというよりは「ただそこにいるだけ」でしかなかったような気がする。



ただ、幸か不幸か「オタクとしては既に老境へ差し掛かっている」ため、どちらかといえば静かにしているほうがありがたがられたりもする。



もちろん、本当にただ傍観しているだけでは話にならないため、大雑把な流れとキーワードになりそうな言葉には気を配っておかねばならない。中でも興味深かったのは、マルチをやりこんだボードゲーマに対して、独りで遊んでいたエロゲプロパーが、集団内での意思決定という局面ではあまりにも無力だったことだ。
もちろん、マルチといっても様々あるのだが、自分達がやりこんでいたのはウォー・シミュレーションゲームにおけるマルチであり、いわゆるボードゲームとも微妙に異なっていたのは、もしかしたらエロゲプロパにとってさらに大きなハンデとなっていたかもしれない。



というのも、ウォー・シミュレーションゲームにおけるマルチでは、故事成語で言うところの合従連衡遠交近攻などの策を自在に弄し、目的のためには呉越同舟も辞さずといった政治的思考をめぐらせることが、一般的なボードゲームよりもはるかに強く求められるため、自ずとこういう局面での交渉術も身につくのであろう。特に重要なのは具体的かつ明確な目標を設定することだが、練達のプレイヤになると状況に応じて微調整しつつも、それでいて目標の具体性や明確さを失わないのだから、正直言うと「自分だってそういう連中は相手にしたくない」ワケデスヨ。



ただし、こういう営利目的の会社組織においては、そういう「オタクらしからぬオタク能力」が役立つので、ほっとくとボードゲーム経験者ばかりが幅を利かせていたりもする。まぁ、会社組織に限らず「交渉能力」や「適応能力」は有用なので、会社によっては社内でカタンをはじめとするドイツ系ボードゲームをプレイして、ある種の社員研修としているところもあるそうだ。まぁ、これらのゲームはウォー・シミュレーションゲームにおけるマルチほど複雑でもなければ、プレイが「ぎずぎすしていもいない」から、研修用にはいいかもしれない。



ちなみに、アメリカでは経営や組織管理を学ぶためのボードゲームというのが存在していて、どうやら1980年代がそのピークだったようなのだけど、システムはかなり本格的でプレイもどろどろだったようだ。今でもゲーム研修とかやってて、まずい経営をしたプレイヤが教官にこってりしごかれたりしてるのかなぁ?



とかなんとかかいてたら、久しぶりにパックス・ブリタニカとかやってみたくなったなぁ、どっかでオンライン対戦とかやってないかしらん。


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