何事にもルールがある。
社会生活を営む上で、それは止むを得ないってもんだ。
ルールには別な側面もあって、本質を効率的に知る為にも役立ったりする。
という訳で、決してルールを軽んじてはならない。
・・・ことが多い。
しかし、昨今の学校における校則のように、全く意味不明の類もある。
ヘタにルールを作ると、その内容が変なモノであっても、社会はそれを守る
方向に動き出す。だから要注意なんだ。
普通の子供が、変な校則があるばかりに、それを守らぬということで「不良」
になってしまうんだ。世の中の不良と呼ばれる少年少女達、その幾らかは、
校則に不適切なルールを設けた大人によって創り出されているんだ。
忘れちゃいけない。
大それたご意見から始めてみたのだけど、ここで記録したいのは大袈裟な
ことではない。
お風呂の入り方。
公共浴場に限定しておこう。
最近の日帰り入浴施設には、
・浴槽にタオルや手拭いを持ち込むな。
・入浴前に体を洗え。
と書いてあることがよくある。
まさに「常識」なんだけど、守らない人は非常に多い。ホントに多いのだよ。
だからと言って、日本人の文化レベルの低さを嘆こうということではない。
ちゃんと体を洗ったつもりでも、石鹸や泡が背中についたまま入浴する人も
見かける。頭に載せたタオルが弾みで湯船に滑り落ちちゃうことだってある。
こういうのは悪気が無いんだと思う。責められないよ。
でもさ。
古来からの作法に則るなら、入浴前の「掛け湯」は健康管理上からも推奨さ
れているけど、ちゃんと洗ってから入れ、ということにはなっていない。手拭い
を湯船に入れないまでも、浴槽の脇に置いて、その上に頭を載せるのは至上
の喜びでもある。湯船に入れちゃうのと、何が違うのさ。
公共のお風呂なんで、やっぱり体は洗ってから入るべきだし、タオルは湯船
に持ち込んじゃいけない。
だからと言って、守らない人を見つけては不機嫌になってちゃ、何の為に入浴
してるか分んないじゃないですか。
学校の校則然り、ライブハウスで騒ぐ客然り、仕事中にブログ書くヤツもそう
(おいらだ!)、ダメなんだけど、ダメなヤツにひきづられてこっちまで不愉快に
なるのはゴメンこうむる、という訳さ。
どうしても我慢できなかったら、注意しよう。
但し、必ず己にも非があるものとわきまえよう。
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