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ヴェネツィア絵画のきらめき (Bunkamura ザ・ミュージアム)
美術
/
2007-09-24
日曜日、展示会の帰りにすべり込んできました。
# Bunkamura はナイターで行くことが多し...
ティツィアーノの『サロメ』、劇的に描かれたモローのサロメとは
違い、不思議な静けさをたたえた作品です。サロメの視線は宙をさ
まよっています。すべての感情からは、遠く離れたところにいるか
のような表情です...異常、とも言えるこの場面に、おだやかな表情
をした侍女。窓の外は青空。これは白昼夢なのかもしれません...
ヴィンツェンツォ・カテーナの『書斎の聖ヒエロニムス』、横長の
画面に描かれた机が無駄に長い気がします。デ・キリコの絵画が頭
をよぎりました。
今回の展覧会では肖像画のコーナーが面白かったように思います。
ティツィアーノの『ズアン・パオロ・ダ・ポンテの肖像』と『混血
の少年の肖像』、ジョルジョーネ帰属の『男の肖像』、マルコ・バ
ザイーティ『男の肖像』、言葉にするのが難しい...う~む。
最後の展示室、カナレットの二枚の風景画がとても素晴らしい。私
は特に『パーリア橋からの眺め、埠頭とパラッツォ・ドゥカーレ』
が好きです。少し水気のある埠頭の、手前側から斜めに射し込み、
広がっていく、光の描き方が絶妙だと思いました。ガブリエル・ベ
ッラの連作はイタリアの浮世絵か...
イタリア絵画はあまり得意なジャンルではないのですが、なかなか
楽しめました。だ・け・ど、絵画の背後にピンクのパネルはないの
ではないかなぁ...
・
ヴェネツィア絵画のきらめき
(Bunkamura ザ・ミュージアム) - 10/25
コメント (
11
)
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コメント
イタリアの風景浮世絵
(
とら
)
2007-09-25 08:09:26
カナレットの都市景観画と広重の風景浮世絵の間には、ある種の共通点があるような気がしています。
画家にとっては、われわれが美しい景色をみると、思わずデジカメを撮る出すようなものでしょうか???
いずれにしても、購買者であるイタリアへのグランド・ツアー参加者やお伊勢詣りの江戸庶民にとっては、現在われわれが展覧会で気に入った画を観ると、ショップで思わず絵はがきを買ってしまうといったようなものだったのは確かでしょう。
Re: イタリアの風景浮世絵
(
lysander
)
2007-09-25 22:58:58
とらさん
こんばんは
> ショップで思わず絵はがきを買ってしまう
今回のカナレットの風景画はかなりツボでした。
サイズも手頃で持って帰ってもいいかなぁ...
なんて思いました。
# だけど、小さいつもりで本当に持って帰ってきたら、
# 壁いっぱいだったりしそうでおそろしい...
カナレットとベッラ
(
mizdesign
)
2007-09-26 21:35:16
こんばんは。
カナレットの絵はとても美しいのですが、プールのような水面が気になってしまいます。美化しすぎた絵葉書のような。。。
ベッラの絵は水都を舞台に人々が活き活きとしていて好きです。そう、浮世絵ですね。
ピンクの壁は皆さん気になるんですね。
Re: カナレットとベッラ
(
lysander
)
2007-09-27 23:20:31
mizさん
こんばんは
> 美化しすぎた絵葉書のような。。。
そうですか...う~む。
> ピンクの壁は皆さん気になるんですね。
あれはないのではないかと...(^^;
サロメ
(
一村雨
)
2007-09-30 07:25:29
本当にサロメの絵は白昼夢のようですね。
サロメの心が読めないのです。
Re: サロメ
(
lysander
)
2007-09-30 20:27:39
一村雨さん
コメントありがとうございます。
> 本当にサロメの絵は白昼夢のようですね。
> サロメの心が読めないのです。
ふと、坂口安吾の『夜長姫と耳彦』の一節を思い出しました。
> ヒメはこの青空と同じぐらい大きいような
> 気がするな
もしこのサロメにモデルとなる人がいるならば、
それはティツィアーノにとって、空のように
大きな存在だったのではないかと...
Unknown
(
Tak
)
2007-10-02 23:29:09
こんばんは。
あの無駄に長い机は
深ーい意味でもあるのでしょうか
(無いと思うけど…)
Unknown
(
lysander
)
2007-10-03 00:20:55
Takさん
こんばんは
> あの無駄に長い机は
> 深ーい意味でもあるのでしょうか
あの作品の色合いにデ・キリコを思い出したのは私だけでしょうか?
その関連から、単にシュールなだけではないかと納得しています。
ヴェネツィア絵画のきらめき…
(
志仁
)
2007-10-04 01:19:57
初めまして、こんばんは。
今度行く予定なのですが、一周するのにどれくらい時間掛かりましたか?
Bunkamuraは行った事がないので、良くわからないのです…
大体で構いませんので時間を教えていただければと…;
Re: ヴェネツィア絵画のきらめき…
(
lysander
)
2007-10-04 02:14:22
志仁さん
はじめまして
私は六時過ぎに入館したので閉館の七時まで、一時間弱しかいられませんでした。
もっとゆっくりしても良かったと思います。
だけど、Bunkamuraのミュージアムはそんなに広くないので、
そんなに時間がとられることもないと思います。
Re:Re: ヴェネツィア絵画のきらめき…
(
志仁
)
2007-10-04 02:22:53
有難う御座います!
とても助かります^^
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画家にとっては、われわれが美しい景色をみると、思わずデジカメを撮る出すようなものでしょうか???
いずれにしても、購買者であるイタリアへのグランド・ツアー参加者やお伊勢詣りの江戸庶民にとっては、現在われわれが展覧会で気に入った画を観ると、ショップで思わず絵はがきを買ってしまうといったようなものだったのは確かでしょう。
こんばんは
> ショップで思わず絵はがきを買ってしまう
今回のカナレットの風景画はかなりツボでした。
サイズも手頃で持って帰ってもいいかなぁ...
なんて思いました。
# だけど、小さいつもりで本当に持って帰ってきたら、
# 壁いっぱいだったりしそうでおそろしい...
カナレットの絵はとても美しいのですが、プールのような水面が気になってしまいます。美化しすぎた絵葉書のような。。。
ベッラの絵は水都を舞台に人々が活き活きとしていて好きです。そう、浮世絵ですね。
ピンクの壁は皆さん気になるんですね。
こんばんは
> 美化しすぎた絵葉書のような。。。
そうですか...う~む。
> ピンクの壁は皆さん気になるんですね。
あれはないのではないかと...(^^;
サロメの心が読めないのです。
コメントありがとうございます。
> 本当にサロメの絵は白昼夢のようですね。
> サロメの心が読めないのです。
ふと、坂口安吾の『夜長姫と耳彦』の一節を思い出しました。
> ヒメはこの青空と同じぐらい大きいような
> 気がするな
もしこのサロメにモデルとなる人がいるならば、
それはティツィアーノにとって、空のように
大きな存在だったのではないかと...
あの無駄に長い机は
深ーい意味でもあるのでしょうか
(無いと思うけど…)
こんばんは
> あの無駄に長い机は
> 深ーい意味でもあるのでしょうか
あの作品の色合いにデ・キリコを思い出したのは私だけでしょうか?
その関連から、単にシュールなだけではないかと納得しています。
今度行く予定なのですが、一周するのにどれくらい時間掛かりましたか?
Bunkamuraは行った事がないので、良くわからないのです…
大体で構いませんので時間を教えていただければと…;
はじめまして
私は六時過ぎに入館したので閉館の七時まで、一時間弱しかいられませんでした。
もっとゆっくりしても良かったと思います。
だけど、Bunkamuraのミュージアムはそんなに広くないので、
そんなに時間がとられることもないと思います。
とても助かります^^