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SPECULA #7「都市と芸術をめぐる現実(リアリティ)」川俣正vs桂英史
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出会い二景(モノクローム篇)
書籍
/
2005-01-24
出会いにはいろいろあります。すぐに出会える事もあれば、焦がれ
焦がれて出会う事もあります。この世は出会いに満ちています。人
との出会いがいろいろあるならば、本との出会いもいろいろあると
いう雑な文章。
以前、朝日新聞を購読していた頃は、週に一度の読書欄がとても好
きでした。毎週のように気になる本が紹介されていました。それが
日経を購読するようになってからはそういう事が少なくなりました。
本の質が短期間に変わるとは思えないので、各紙の本の選択が、私
に合うとか合わないとか、そんなことなのでしょう...
日曜日の今日も都内に出るために、東海道線で日経を読んでました。
『小さな政府80歳で健康』(私らの年代はいつになったらリタイアで
きるやら...)『(大手銀行で)非正社員にも成果主義』(この前ローン
の相談に行ったら対応悪かったしな...)『デート商法気を付けて』
(そんなの引っかかるほど初心ではないし...)『特定口座有利な使い
方は?』(確定申告しないとな...)『画家の言葉3』(本の引き写し?)
てな記事を読み進めて読書のページになったらこんな記事が
『半歩遅れの読書術 李禹煥の詩世界』
作家の古井由吉が書いたコラムで、今回は詩と箴言とをひとつにし
たようなものが読みたいというところから李禹煥の詩集『
立ちどま
って
』が紹介されていました。昔から創作者が書いた著作物を読む
のが好きだったのと、昨年、原美術館で観た絵や彫刻が印象に残っ
ていたので、気になる本になりました。それにしても書肆山田って
小さそうな出版社です。こんな本を手に取ることはないのだろうな。
そんな風に思ってその記事を読み終えました。
都内での用事を済ませた後、今日も乗り換えの東京駅、丸の内丸善
に寄ってしまいました。行くのはやはり3階の美術書の棚です。李
禹煥の本を探したところ、エッセイはあるけれど詩集はありません。
それはそうだろうな、と、それでも2階の文芸書の棚を冷やかしま
す。韓国出身なのでアジアの詩集のコーナーを探してみたものの、
見つかりません。そこで、だめもとで日本の詩集のコーナーに向か
うと、パラフィン紙に包まれた白い書籍がありました。
『
立ちどまって
李禹煥』と記された背表紙は彼の余白を使った作
品そのままに見えます。
即、買ってしまいました。こんなに突然、こんなに簡単に出会える
とは思ってもいませんでした...
こういうことがあるから本屋巡りはやめられません...
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詩集
(
はろるど・わーど
)
2005-03-03 22:56:40
lysanderさん、こんばんは。
少し前の記事にコメント、失礼します。
先日原美術館にてlysanderさんが教えて下さった作品を見てきました。
やはり私と波長が合うようで、その穏やかな表情に惹かれました。
ところで、こちらの記事でご紹介なさった詩集はいかがでしたでしょうか。
ご感想などを聞かせていただけるとありがたいです。
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少し前の記事にコメント、失礼します。
先日原美術館にてlysanderさんが教えて下さった作品を見てきました。
やはり私と波長が合うようで、その穏やかな表情に惹かれました。
ところで、こちらの記事でご紹介なさった詩集はいかがでしたでしょうか。
ご感想などを聞かせていただけるとありがたいです。