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Zenfone 5 LTE(A500KL)日本版をAndroid 5.0 Lolipopにアップグレードしてみた

2016-06-19 11:04:36 | Android

OTAではKitkatベースのFWでの更新になるので注意

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グローバル版向けには昨年4月に提供開始となっていたZenfone5 LTE A500KL向けAndroid 5.0 Updateですが、日本版はだいぶ遅れて同じ年の10月になってようやくリリースされています。

DMM MobileにMNPして一時期メイン端末として使っていた時にLolipopへの更新を心待ちにしていたのですが、結局運用中はLolipopになったZenfone 5を見ることなくZ3cにメインの座を譲って一度手放してしまったため、先日バックアップ機として購入しなおしてようやく念願のアップグレード作業を行うことにしました。

アップグレードはOTAで…行うことはできません。Zenfone 5に関してはOTA経由での更新は現在でもセキュリティパッチが定期的に適用されているAndroid 4.4.2”Kitkat”ベースのFWのみが降ってくる仕様になっており、Lolipopへは手動でアップグレードを行う必要があります。

ダウンロードはこちらから。現時点でのLolipop FWの最新ビルドはJP_12.4.5.57となります。ダウンロードしたファイルを本体ストレージかmicroSDのルートフォルダに展開しないまま配置すれば通知領域にアップデートが可能になったというメッセージが表示されるので指示に従ってアップグレードするのみとなります。

ZenUI ServiceやZenLauncher自体がOSと別コンポーネントになっており、Kitkat FWのままでもGoogle Play経由で更新可能であるためあまりLolipop由来のUI変更(カードビュー式のタスクスイッチャ、マテリアルデザインを採用したUI、フラッピーバードのパクリなど)以外の見た目の差は少ないのですが、おおむね中身的には後継機であるZenfone 2シリーズと同等のものになります。新機能としては自動起動するアプリケーションを制御できる自動起動マネージャー」が追加されたことといくつかのプリインアプリが追加(TripAdvisor、Clean Masterなど)されたことでしょうか。

ただしLolipop FWに関しては10月にリリースされてから一度もセキュリティアップデートが行われていませんがKitkat FWは今年の2月分までのセキュリティパッチが適用されたFWがリリースされており(Kitkatでも最新のFWでは端末情報にAndroidセキュリティパッチレベルの表示が追加されています。10月にリリースされたLolipop FWでは表示なし)セキュリティ面的な意味においてはKitkat FWのままのほうが安全感はあるので正直微妙なところではあります。ただしLolipopにすることでランタイム変更(Dalvik→ART)によるパフォーマンス向上が望めるので悩ましいところではあるのですが…

グローバル版Zenfone 2シリーズ向けにも最新バージョンであるAndroid 6.0 “Marshmallow” FWのリリースがぼちぼち開始になっていますが、日本版は本機同様だいぶ遅れてのリリースになるかと思われます。ATOKなど日本独自のアプリも入っているのでそちらの検証があることも考えるとやむなし感もありますが、キャリアによるアップグレードのコントロールがないSIMフリー機なだけにアップデートの期間はもうちょっと短くしてもらえれば…というのが正直な感想だったりします。

とりあえずZenfone 5はおサイフがらみ以外のZ3cに導入しているアプリを一通り入れて予備機として保管しておこうと思います。


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