Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

来年の韓国映画界期待の俳優・・・ 

2006-12-30 03:12:49 | Suda on J.J.Y.

「充電終えた4人…来年のスクリーンは私たちにお任せを」の記事([2006/12/27 09:55 쿠키뉴스])で、来年期待される4人の俳優にジェヨンssi があがっているので紹介。以下記事の要約。

・国内映画関係者たちは、口を揃えて来年の忠武路はバブル明けだと言う。

・今年封切られた国内映画の 70% 以上が損益分岐点を越えることができなかった。「来年の(映画製作への)投資状況は保守的になる」、「トップスターのキャスティングが無条件投資につながりにくい」

・国内年間映画観客数 1億4552万人、上映韓国映画 108編、国内映画マーケットーシェア 60% など、一見好成績な韓国映画だが、実際は「見かけ倒し」である。

・これからは能力のある新進気鋭の監督や、それを消化できる俳優へと重点がシフト。個性と能力を発揮する俳優の役目はより重要なエレメント。

・来年注目される俳優と出演作品のリストアップ。

  (Image source:kukinews)

ファン・ジョンミン-『幸せ』『黒い家』
多様なジャンルで八色鳥演技を広げたが、今年は『死生決断』以外に活躍がなく惜しかった。来年は、2本の映画で期待高まる。『幸せ』では、純愛路線とは正反対で、愛の前でもエゴイズムを貫く現実的なキャラクターを、『黒い家』では、殺人事件をベースにスリラーと恐怖に挑戦。

チャ・テヒョン-『馬鹿』『覆面ダルホ』
来年は2本。『馬鹿』では、ガス中毒で知恵遅れとなった青年役。『覆面ダルホ』ではロック歌手を夢見た主人公が、覆面を被ったトロット歌手への道へ進むコメディを。

チョン・ジェヨン-『正しく生きよう』
風変わりな職業を持つ主人公を情感こもったキャラクターで消化する俳優チョン・ジェヨン。4月封切りの『正しく生きよう』では、生真面目すぎていつも損をする警察官が、銀行強盗予防訓練の強盗役として投入され変わっていく様を描く。奇想天外な警官の姿を通じて彼の新しい一面を期待

イム・チャンジョン-『1番街の奇蹟』
再開発の任務で1番街に乗り込むが、予測できない村の人々に翻弄される、コミカルで人間味あふれるキャラクターに期待。


むふふ、俳優にとってはチャンス到来。個性と演技が正当に評価されるのだから。その反面、作品性もかなり問われることになりそう。

今年は何かと「俳優の知名度と興行成績」が取りざたされた韓国映画界。俳優の知名度だけでは、集客に結びつかないということ、
コンテンツの質が改めて再認識された年とも言えるそうだ。要は、製作側の姿勢であって、シナリオの陳腐さや作りこみの足りなさ・チープさを置き去りにして、観客にも見えてしまった感があるとか。

日本で公開された韓国映画の興行の失敗は、マーケティングのミスも見逃せない。『クェムル』の失敗は、あきらかにあの化け物にある。怪獣映画に慣れている国民性に真正面から怪獣で勝負するなんておバカすぎる。しかもパクリ度があまりに高い。あの映画の中で描かれた家族像はすごく良かったのに、もったいない・・・

『トンマッコル・・・』や『王の男』も失敗と言われているけど、どの程度だったのかな。私的には、この2作は見てよかった映画なのだけど。日本で知名度のある俳優がいない作品の割には、公開初週はBOX OFFICE Top10にランクインしていた。『トンマッコル・・・』は、『木更津キャッツアイ』や『父親たちの星条旗』と公開が重なり、『王の男』は、『硫黄島からの手紙』と公開が重なり前週には『武士の一分』が公開されているから、興行成績はかなり苦戦したに違いない。意外にも『Sad Movie』が初週6位にランクインしてたけど、チョン・ウソン効果? この映画はクオリティ面では、上記3作からははるかに劣ると思うけど・・・

もともと韓国映画はニッチなマーケットだけど、手堅いファンはいるよね。とにかくクオリティの高いものを公開してほしいなぁ


『青春漫画』(DVD)

2006-12-29 00:31:51 | K-Movie Notes


(Image source: nkino)

公開時に見に行こうと思っていたけど、見に行けなくてよかったかも・・・
サンウペンのチングお奨め作品『青春漫画』(2006年 監督:イ・ハン)。

アクション俳優を目指し、テコンドー専攻の学生イ・ジファン(クォン・サンウ)と女優をめざす学生チン・ダルレ(キム・ハヌル)の2人は幼なじみ。小さい頃からいつも一緒。ある日、ジファンはダルレから同じテコンドー専攻の恋人ヨンフンを紹介され、内心モヤモヤ・・・

主演2人のキャラ設定はキッチリしているのだけど、2人をとりまく人々はなんだか2人の添え物みたい。幼なじみの男女の思い出を綴りつつ、それぞれの夢に向かい別々の道を歩く中で、お互いの絆を再確認という予定どおりのやや幼稚なストーリー。もしかして、途中で病気とか事故とかアリ?と思ったら・・・あった。それがないと再確認できないもんねー。

クォン・サンウssi とキム・ハヌルssi。
2人ともラブコメは得意という感じがするので、2人のコンビネーションが自然なところがいい。

ところで、この作品のイ・ハン監督。『永遠の片想い』の監督。両作品とも、脚本もイ・ハン監督。『永遠の片想い』と『青春漫画』には共通する点が・・・男性の主人公の名前が、どちらもイ・ジファン。何かこの名前に特別な想いがあるのかしら 

そして、主題はどちらも「愛情と友情のはざ間に揺れる」。映画や小説などではありふれた主題だけど、実生活でも大なり小なり、たいていの人がこういう経験をするのでは? ありふれた主題だからこそ感情移入できそうなものだけど、意外と感情移入できない作品の方が多いような・・・なぜだ・・・そこが面白い

そして『永遠の片想い』での韓流不可欠エレメントは「病気」だったけど、こちらは「事故」・・・これもまた、病気や事故なくしては愛情は確認できないのだろうか? と、うがった見方をしてしまいそうになるのだけど。たとえば実生活で、自分でなくても、家族や友人が病気になったり、事故に遭ったりすると、色々な意味で何かを再確認できる機会になったりすることは間違いないのに、やっぱりいつも作品に対して感情移入できるとは限らない。不思議だ・・・

リアリティの問題なのかなー。ともあれ、この作品はそこまで深く掘り下げた作品じゃないので、気軽に見たほうがよさそう・・・

 


『達磨よ、遊ぼう』 vs 『達磨よ、ソウルへ行こう』(DVD)

2006-12-28 23:45:59 | K-Movie Notes


(Image source: nkino)

達磨シリーズ、2本続けて見た。シリーズって言っても2本しかないけど(笑)
『達磨よ、遊ぼう』(2001年 監督:パク・チョルグァン)の後続作が『達磨よ、ソウルへ行こう』(2004年 監督:ユ・サンヒョ)。予想通り、第1作目の方がはるかに面白い・・・韓国内の興行成績を調べてみたら、『達磨よ、遊ぼう』は観客動員100万人を越えてるけど、2作目は悲惨だったみたい。興行成績は正直ね

『達磨よ、遊ぼう』
事件を起こして山寺に逃げ込んできたヤクザと、寺を守ろうとする僧侶達との対決??モノ。この作品に登場する役者が凄い・・・ヤクザ側はパク・シニャンssi を筆頭に、パク・サンミョンssi、キム・スロssi、カン・ソンジンssi等、僧侶側はチョン・ジニョンssi を筆頭にキム・インムンssi、イ・ムンシクssi、イ・ウォンジョンssi 等、顔と名前が一致しなくとも韓国映画ではおなじみの面々。

そして、パク・シニャンファンには申し訳ないけど、やっぱりチョン・ジニョンssi が圧倒的によかった。狂気の燕山王も、キラーを追いつめる刑事のチョン・ジニョンssi もいいけど、意表を付く美しい坊さん姿もイイ。回し蹴りの足がキレイ・・・って、そこなのか・・・なんとかヤクザを寺から早く追い出したい僧侶たちとヤクザたちが繰り広げる、大人げない、子供っぽい対決が可笑しい。ふと、対決の必要性があるのかどうかさえ疑問なのだけど、まぁいいかと許せてしまう

そして、「自分のためだけに修行しても意味がない」と僧侶達を諭す住職(キム・インムン)の言葉が重たい。ところでこの監督は『SPY リー・チョルジン』(チャン・ジン監督)の助監督を勤めた人なのね・・・あー、なんとなくとぼけた笑いのツボに同じ匂いが・・・

『達磨よ、ソウルへ行こう』
ヤクザ(いや、ヤクザをやめてビジネスマンになりたいヤクザ)と、ヤクザに寺を乗っ取られそうになる僧侶たちの対決。1作目のソウル編みたいな・・・ヤクザ側はシン・ヒョンジュンssi、ユ・ヘジンssi 等に面子が変わっているけど、僧侶側は同じ。うむむ、この作品、面白さは第1作目の10分の1以下。面白いはずの場面でも笑えない。「またか」と思うだけ

あれっと思ったのは、日本のTVドラマ(見てないのでタイトルが??)で南野陽子の相手役だったヤン・ジヌssi がソウルの寺の僧侶役で出ていること。こんな青春スターが丸坊主だなんて。そして見所が1箇所。カラオケ対決で、チョン・ジニョンssi の腹式呼吸による歌声が聞けること・・・ははは。

面白いとか面白くないとか言ってはみても、韓国映画にはいつも新しい発見があるからやめられない

 


『ARAHAN アラハン』(DVD)

2006-12-24 19:11:05 | K-Movie Notes

(Image source: nkino)
荒唐無稽、ハチャメチャなんだけどね、わかっちゃいるけどやめられない
「くっくっく」というよりは「がははは」 と笑える。映画館で見たかったなー。あっ、でもこんな映画をクリスマスイブに見てるなんて、ビミョーな人間性だと誤解されてもいけないので、言い訳すると、この作品はちょっと前に鑑賞したもの。

香港カンフー映画好きというリュ・スンワン監督の趣味がこってり、カンフーならぬ、韓風アクション映画?こういうのって韓国にあるようでない映画。ちょっと荒削りなところもあり、パクリまくっているといわれているけどね。私的には生身の肉体勝負が好きだけど。

七仙人って、七福神かセブンソードかって感じで笑えるところ。

何がおかしいって、アン・ソンギ先生の真剣そのものの演技。こんなハチャメチャなストーリーを楽しんでいるかのように、アン・ソンギ先生は偉大だ

リュ・スンボムssi 、もともと寝ぼけ顔(失礼!)がさらに寝ぼけているけど大丈夫か?? 森羅万象の気をすべてコントロールできるヤツとは思えないけど、そんなアンバランス加減なところが魅力みたい。

またチョン・ドゥホンssi (アクション監督) が強すぎる・・・この人が登場すると、怖いよー ・・・なぜかびくびくしてしまう・・・そっと物陰に隠れて、こっそり見たい、そんな気分になる。

この作品、荒削りなわりには一部で評判が高いのは、キャラの設定、人物描写がしっかりしているからなのね。アクション頼みでもなく、ファンタジックな摩訶不思議の世界に頼ることもなく、生身の人間の輪郭が見えるというか、きちんと描きだされて、アクションと絡み合っているところが面白い。

人物設定を丁寧に描くことができるのが、韓国映画の最大の強みだと思うし、そういうところに手を抜かない作品がやっぱり面白いと思える。ただし、役者がキャラに陶酔したような演技はごめんだけど。

リュ・スンワン&スンボム兄弟、一部では「韓流ブラザーズ」って呼ばれているらしい(爆)
スンワン監督が聞いたら、ちょっと顔ひきつらせながらも、大笑いしそうだな

 


『ククーシュカ ラップランドの妖精』(DVD)

2006-12-23 23:45:11 | Cinema な時間


(Image source:amazon)

トンマッコルと設定が似ていてパクっているだの、お色気版トンマッコルというコメントを見かけたので、聞き捨てならん・・・早速検証しなくちゃ、ということで、『ククーシュカ ラップランドの妖精』(2002年 監督:アレクサンドル・ロゴシュキン)。第24回モスクワ国際映画祭最優秀監督受賞。

『ククーシュカ』の製作・公開年は2002年、トンマッコルの舞台版は2002年12月に上演されているのだから、この時点でパクリというのは無理。舞台版トンマッコルの上演が決まったのは、『ガン&トークス』(2001年)の撮影時だったとなんかの記事で読んだ記憶がある。舞台版の存在を知らない人のコメントだったのかな。なんだ、なんだ、もうすでに安心モード

戦争に疲れた男たちが、心の安らぎの場を見つけるが、やがて立ち去る・・・というところはトンマッコルと同じだけどね。そのラインだけが同じ。『ククーシュカ』には『トンマッコル・・・』にはない要素がえぐりだされているという感じかな

タイトルにしても、「トンマッコル」が「子供のように純粋な」という意味に対して、「ククーシュカ」には子供どころか、オナな含蓄が・・・(笑)

『ククーシュカ』を『トンマッコル・・・』に絡めて見てしまうと、「トンマッコルへようこそ 妄想編」が私の頭の中で出来上がってしまいそうなので、まったく別物作品として楽しむことに。ほっ・・・

フィンランド最北の地ラップランドで、ロシア軍とドイツ軍、そして自国の領土回復のためドイツに同盟していたフィンランド軍が戦っていた頃のこと。平和主義であるがために仲間に置き去りにされるフィンランド軍のヴェイッコ、味方の誤爆によって重傷を負ったロシア軍大尉イワンが、ラップランドに暮らす女アンニに出会う・・・この3人、それぞれフィンランド
語、ロシア語、サーミ語しか理解することができないにもかかわらず、不思議な生活が始まる。

『ククーシュカ』の邦題に付けられた
「ラップランドの妖精」の「妖精」というのは、サンタクロースの故郷ラップランド的なファンタジックなイメージでつけたのか。どちらかというと、ラップランドの凍てつく荒涼としたツンドラのイメージの方が先立つし、妖精のイメージを持つファンタジックな存在はどこにも見当たらない。2人の兵士を助ける女も「女」でしかなく、原始的な存在。

この3人は共通の言語を持たない。やたら3人ともおしゃべりなのだけど、相手の言っていることを理解していないため、意思疎通というものがない。それぞれの会話の行き違いが、あまりにも行き違い過ぎて、お互いの大いなる行き違いに気づくこともなく、理解しあえない状況を受け入れることが日常という点が面白いのだけど・・・。人間、言葉は関係ないとでも言いたげだ。アンニの家に迷い込んだ兵士2人とアンニの関係は、原始的、つまり男と女でしかなく、やがて、2人の男はそれぞれの故郷へ帰っていく。

そして、エンディングはそう来るか 。ククーシュカとは、ロシア語で「カッコー」という意味で、カッコウは他の鳥の子供を育てる習性があるそうだ。実はアンニの本当の名は「ククーシュカ」。アンニは愛称だった。アンニそのものが「カッコー」だったのだ。他の種族の男の子供を育てる女。そして、双子だし・・・。平和の証ってこと? 

何が起こっているのかよくわからないままにストーリーが進むので、思いがけない展開が楽しめる。そして、凍てつく荒涼とした風景には、人の温もりがより一層貴重なものに思える。




『ガン&トークス』ノベライズ

2006-12-22 00:15:01 | Suda on J.J.Y.

映画のノベライズって、あとから映画をなぞるように書かれたものが多いので、よっぽどでないと読まないのだけど、ノベライズには時々「えっ、そうだったの?」という新しい発見もある。

いまさら「ガン&トークス(キラー達のおしゃべり)」か?って感じなんだけど、このノベライズが面白いらしいと聞きつけた。邦訳の初版は2003年2月だから、日本に韓流が吹き荒れる前。著者は、監督のチャン・ジンとなっているけど、あくまでも原案であって、チャン・ジン監督が書き下ろしたものでなく、映画をベースに専門の小説家が書いたそうで、映画に出てこないシーンなども肉付けされている。

それにしても、めちゃくちゃディテールに凝ったノベライズ。とても映画のノベライズ本とは思えない分厚さ。ドラマ10回分ぐらいぎっしり詰まった感じ。通常、映画のノベライズ本って一気に読めてしまうことが多いのだけど、一気に進まない。こんな詳しいノベライズはなかなかないのでは? 文字だけ追うとビジュアル的にムムム??なんだけど、先に映画を見てしまっているので、パズルみたく、場面間のつなぎが文字で埋められていくのが面白い

私のキラーグッズ↑
ジェヨンssi Love  になって
日が浅いせいか、何かと物入りな男だわ・・・ 
こんなそんなで夜も更けていく・・・


待ってたよ~ 『正しく生きよう』 NEWS 1

2006-12-21 01:16:00 | Suda on J.J.Y.

ひと月ほど前にレビューをあげたモックン主演『遊びの時間は終わらない』( link to)の韓国版リメイク作品となる『正しく生きよう(原題)』の公開は2007年4月だって。

ジェヨンssi、やっぱり警官役でよかった。署長役だったらどうしようかと(爆)
すでに撮影は50%ぐらいまで進んでいるそうな。

警官の制服も似合ってるし、また違うキャラで楽しませてくれそうな予感・・・
ますます目が曇りそう・・・

  

(Image source: osen)


意味のない比較

2006-12-19 23:45:25 | K-Movie Columns

(Image source: amazon)
今、巷で話題の?? いえ、ごく一部の間で話題の
『ウェディング・キャンペーン』、なんとコレクターズ・エディションDVDが2月2日に発売 。これは私に買えってことなんでしょうか・・・この作品にコレクターズ版要らないと思うのだけど・・・手持ちのVCDで済まそうと思っていたのに、コレクターズってつくと、メイキング見たいし・・・ってことになるじゃない マンテクのコレクターズ版かぁ。笑える。買うんだろうなぁ、きっと・・・

注: 『夏物語』のイメージを大切にしたい方は、以下読まないでください。(苦情は受け付けません

で、この作品の面白さを伝えるために(伝道師か・・・)、スエssi が共演者というだけで、『夏物語』vs『ウェディング・キャンペーン』を展開してみた。しかし、比較すること自体には意味がないけど、本人は結構真剣に作業したのよ。
現時点で両作品とも見ている人はとーっても少ないと思うけど・・・
意外な共通点があるある? うそっ



この2つの作品、両方ともKBSのTV番組がベースになっているところも共通点かな。『夏物語』最大の謎(大げさ?)は、日本で公開されたらファンの間ではちょっとした議論になるかもね。
ってこの記事は『ウェディング・キャンペーン』のキャンペーンだった


『春の日は過ぎゆく』(DVD)

2006-12-18 01:33:11 | K-Movie Notes

(Image source:nkino)
先日借りたユ・ジテssi 出演作品をもう1点『春の日は過ぎゆく』(2001年 監督:ホ・ジノ)。ユ・ジテssi がやっぱり若い。『リメンバー・ミー』の翌年で、撮影時、まだ学生だったそうだけど。

私的には、この監督の作品は苦手かもしれない。『八月のクリスマス』は好きだし、「抑制の美学」と言われるこの監督のコードは頭では理解できるのだけど、この作品と『四月の雪』はあまり心に響いてこない。なんだろう、私の感じ方の何かがたぶんずれているだろう

音響技術師のサンウ(ユ・ジテ)は、痴呆症の祖母、父、叔母と一緒に暮らしている。ある日、ラジオ放送局で自然の音をテーマに番組を持つプロデューサー、ウンス(イ・ヨンエ)とともに録音旅行に出かけることになる。「音」を通じて2人の間に感情が芽生える・・・

この2人の間にはたしてどんな感情が流れていたのか、この2人はお互いを理解しているようで、理解していないような、そして、私もこの2人を理解できるようで、理解できないそんな感じ。『四月の雪』でも同じことを思った。

サンウのセリフ「どうして愛が変わるのだろうか」って、そりゃ変わるだろうよ・・・って思う私は世間擦れしているのか 、この「男のロマン」なるもの? あるいは、「女への幻想」とやら? をやっぱり負担に感じる。そんなサンウの気持ちをちょっと疎ましく思うウンスの気持ちがよくわかったりする。愛は永遠とでも思っているのか、そんなサンウの女に対する許容度ってどれほどのものなのよ? と疑問が湧いたりする。男女の関係って難しい

この作品で流れる「音」は、2人を結びつけるものであると同時に、2人の関係を微妙に動かすものでもあり、重要な要素。風の音、水の音、そんな自然の音を聴かせながら、どこか見る者に解釈を丸投げしているような気がしないでもない。確かにいろんな解釈が出てきそうで、それはそれで面白いのかもしれない。

私の貧しい韓国映画知識から言うのもおこがましいけど、この監督の作品は、「抑制」という観点では、セリフの少ないキム・ギドク作品と、気の利いたセリフを効果的に挿し込むホン・サンス作品の中間に位置するような気がする。

ユ・ジテssi もイ・ヨンエssi も、自然の中にたたずむ姿がとても美しい・・・

 


『サプライズ』(DVD)

2006-12-17 23:04:04 | K-Movie Notes

(Image source: nkino)
シン・ハギュンssi のラブコメディ、『サプライズ』(2002年)。レンタルショップの棚から、あまりににっこり微笑みかけるので、もう仕方ないなぁ・・・と思って借りてみた。

ハギュンssi、いつも一風変わったキャラ、心に重いものを抱えているよう難役が多いと思いきや、こんな癒し系ラブコメ映画もあったのね。『復讐者に憐れみを』の後の公開だから、やっぱりあの緑頭キャラを払拭したかったのか・・・

この映画、興行的には思い切りコケたみたいだけど、ハギュンssi の良さがわからない人にとっては、つまらないかも。『復讐者に・・・』とのギャップを楽しむとか、視点をかえると面白いかもしれない・・・。

ミリョン(キム・ミニ)は、ニューヨークから帰国するボーイフレンドのジョンウ(シン・ハギュン)のためにサプライズ・パーティーの準備をするが、父親に交際を反対され、その説得の時間稼ぎのため、友人のハヨン(イ・ヨウォン)に代わりに空港での出迎えを頼む。できるだけ、長くカレと時間を過ごして、時間を稼いでくれるようにお願いする。しかし、空港で出会ったハヨンとジョンウは恋に落ちてしまうことに・・・ 

ストーリーは、日本でいうと、古典的ロマンス「とりかえばや物語」みたいで、最後にサプライズ・パーティのサプライズをご用意みたいな展開。そのサプライズも、わりと早い段階でわかっちゃったのだけど、わかっちゃいるけど、やめられない(笑)。飽きて眠たくなることはなかったのが不思議。ふと気づくと、ハギュを見ながら、カワイイ、カワイイと呟いてた自分は何者なんだか(爆)

相手役の女優、イ・ヨウォンssi 、どこかで見たことがあると思って調べたら、『子猫をお願い』で、会社の雑用係から抜け出してキャリアウーマンを目指す女の子だった。あの役はとても印象的でよかった。この作品では、なんだかおっとりした、おとぼけぶりがイイ。そして、コン・ヒョジンssi がゲスト出演、『ガン&トークス』にもハギュと出てたよね。

何も頭を使いたくないけど、ラブコメで癒されたい時にはお奨めの作品かな。
なぜか、ハギュンssi には甘いなぁ・・・私・・・


『クワイエット・ファミリー』(DVD)

2006-12-14 22:59:46 | J.J.Y. Filmography

(Image source: nkino)
釜山パラダイスホテルでの運命的な出会いから2ヶ月あまり。某ブログ主さんの創作ストーリーで、他の女に横取りされて、私の心は傷だらけ??( 爆) その運命の監督、キム・ジウン監督のデビュー作品『クワイエット・ファミリー』(1998年)。このDVD、どうやらおタカラDVDらしい 。中古で見つけた。レンタルショップでビデオが置いてあるのは見たことあるけど。

シネ21のシナリオ応募で認められて、本格的に監督デビューしたその作品がこれ。ブラックホラーコメディって、いかにもジウン監督らしいジャンル。 アダムスファミリーかい?と思ったけど、登場するのは幽霊じゃなくて人間だから、もっと人間くさい。監督自身は『ファーゴ』を強く意識していると言っているけど。

ああ、そう言われると『ファーゴ』に似ているけど。『クワイエット・ファミリー』の方が生々しいというか、アジア的な陰鬱な部分と、独特の死生観が浮き彫りにされているような。

1999年の世界三大ファンタスティック映画祭すべてにおいて、招待作品として上映され、その他数々の国際映画祭からも招待上映されたというのだから、当時いかに切り口が斬新だったことがうかがわれる。

舞台となっている山荘が、これまた、ジウン監督らしい仕掛け。奥行きのある廊下とか、『甘い人生』でもよく見られた背景だし、照明とか陽光の使い方によって、ホラーでありそうでホラーでなさそう、重苦しそうであっけらかんとした演出が面白い

で、配役が驚く。この先こんな俳優陣が出揃う映画はお目にかかれない。ソン・ガンホssi、チェ・ミンシクssi、パク・イナンssi、ナ・ムニssi(ドラマ『私の名前はキム・サムソン』でヒョンビンの母親役)、当時アイドルだったというコ・ホギョンssi、それにチョン・ジェヨンssi もね。

リストラされた父親とともに、一家は山の中に建つ山荘を開業。ところが、客は一向に来ない。ようやく現われた最初の客をもてなす一家。ところが、その客が翌朝死体となって発見される。悪い噂がたてば商売あがったりになることを恐れ、死体を山の中に埋めてしまう。そして、何の因果か二組目の客が心中してしまう。また山の中へ・・・。強欲な村長の陰謀加わって、この山荘には、また思いもよらぬ死体が・・・

いやー、このストーリー、一体最後はどうなるのかなぁーと心配になるほど、後半収集がつかなくなりそうな展開だったけど、最後は「そうくるか」・・・ヘナヘナ・・・。「ドミノ的」な展開とどこかの記事で読んだけど、まさしくその通り。ちょっとしたことが、どんどん、思わぬ方向へ進み、「どうしてこんなことに  ・・・」と呟きたくなる展開。ある意味、『甘い人生』と同じコード。生と死の境目がないような日常にギョッとする。

そして、『甘い人生』がちっとも甘くなかったように、『クワイエット・ファミリー』もちっとも静かじゃない、騒がしい。そんな反語的ストーリーもジウン流なのかな。前半テンポが遅いので、もうちょっとテンポが速くてもよかったかな・・・

ジウン監督作品だからということだけでなく、これを見た理由は、もちろん、チョン・ジェヨンssi が出演しているから。また脇役で出演しているというので、わからなかったらどうしようかと思ったけど、冒頭5分で出てきて、去ってしまった。ええーっ あと95分もあるのに・・・。と思ったら、途中で再度登場。

そして、その先がタイヘン この人のフィルモグラフィーにはベッドシーン  なんてないと勝手に思い込んでいたら、あった。通常は、ロマンチックで甘~い場面になるはずが、ブラックコメディでコトに及んでいるカレを見て、ワタクシ、画面に向かって倒れました。昨晩眠れなかったよ、もう 。ジェヨンssi ファン必見。ジウン監督ったら、ここでカレを使うなんて・・・うふふ。

ともあれ、この山荘には泊まりたくないなぁ(爆)
日本でのリメイク版は、三池崇史監督の『カタクリ家の幸福』。こちらはペンション編で、ミュージカル仕立てになっているそうで、ジュリーやら、清志郎が歌っているとか。ちょっと見てみたいな。


『リメンバー・ミー』(DVD)

2006-12-13 00:12:10 | K-Movie Notes

(Image source: nkino)
自宅には見てないDVDやらVCDが山積みなのに、レンタルショップの半額キャンペーンと聞くと反射的に店でウロウロしてしまう。そういえばユ・ジテ作品で見てないものがあったなぁと思って手に取ったのが『リメンバー・ミー』(2000年 監督:キム・ジョングォン)、原題は『同感』。

『リメンバー・ミー』は、『バイ・ジュン』に続き、またキム・ハヌルssi と共演か、苦手な女優だけど、まぁいいかと思って、何気にクレジットを確認。ほぇっー
、チャン・ジン脚本ですとぉぉ・・・チャン・ジン好きといいながらリサーチ足りてないよ、わたし・・・そういえばどこかの記事で読んだような気がするけど・・・とりもなおさず見なくては・・・

監督は、『SPY リーチョルジン』でチャン・ジン監督の助手を勤め、この作品の後、ハギュ主演『天国からの手紙』も撮っている。『天国からの手紙』は、私的にはちょっと心に響かなかったのだけど・・・ええキム・ヒソンssi のせい(ごめんね、苦手なの)。

1979年、皆既月食が起こったある晩、女子大学生ソウン(キム・ハヌル)は、偶然にも同じ大学に通う2000年に存在する男子大学生イン(ユ・ジテ)と無線機で交信するようになる。もちろん、最初は、お互いに異なる時代に存在するということに気づかないのだけど、話をするうちに、だんだんと明らかにされ、インの何気ない話から、意図的でないにせよ、ソウンの未来も見えてきてしまう・・・。

時空を超えて男女が交信するようになるって、まさしく『イルマーレ』の無線機(ハム)版じゃないかと思ったけど、実は、この作品の方が『イルマーレ』より半年ほど早く公開されているので、『イルマーレ』の方が、『同感』手紙版ということになる。

舞台となっている新羅大学というのは、ロケが大邸の啓明大学だったそうで、ここは、たしか『夏物語』でもロケに使用された大学。主人公のひとりが、学生時代の恋が忘れられず、そのまま独身を通して、大学教授になるというこの設定もつい最近どこかで見たような・・・

チャン・ジン作品なので私がけなすわけもなく・・・だって好きなんだもん
この作品は、何しろセリフがいい。なんだか、かわいいのだ。一歩間違えるとメルヘンチックになってしまうのだけど、その一歩手前で抑えた
詩的表現とでも言おうか。

「彼は私と話をするとき、右目と左目を交互に見て話をするの。」
「人はみんな香りを持っている。香りを感じながら生きている。」

それと音楽がとても心に残る。出演者のキャラとか、場面設定にぴったり合っていて、こんなセリフがとても映える。このOSTを探しまくっているのだけど、どこにもないっ・・・

私の苦手なキム・ハヌルssi もこの作品では悪くない。ユ・ジテssi も、意外とカワイイ
セリフが似合ったりする。彼の若い頃の純情ロマンスだから、一見の価値あり

で、やっぱり最後がなんとも言えず、切なくてね・・・これがチャン・ジン脚本の特色でもあり、私が好きなところなのだけど、思いがけず胸をグッとつかまれるようなそんな後味。派手じゃないけど、ありふれた日常の中で人の心の奥に秘めた想いとか、人との繋がりとか、そういうのを描き出すのがすごくうまいと思う。

この作品、日本でもリメイクされていてタイトルは『時の香り』、香港でのリメイクは『SKY OF LOVE』。

 


J.J.Y. NEWS (2006/11/30)

2006-12-12 01:09:20 | Suda on J.J.Y.

チョン・ジェヨンssiは、作品がらみの話以外ではあまり記事になることはないと思うのだけど・・・韓流スターじゃないからね・・・めずらしくサインまで掲載されてる・・・

(my daily 2周年に寄せたメッセージから[2006/11/30 10:13  마이데일리
俳優チョン・ジェヨンに付く代表的な修飾語は、断然「훈남」である。「見ていると心が温まる」という意味のこの単語は、映画『小さな恋のステップ』、『トンマッコルへようこそ』、また最近では『偉大な系譜』を見ても、彼にぴったり合てはまる表現だ。

どんな役柄でも、情感あふれながらも道理を持つ、チョン・ジェヨン式のキャラクターで消化してしまう優れた才能の持ち主であるからだ。

そんな彼は最新作である『偉大な系譜』で組織暴力団員役でありながらも、香ばしい全羅道なまりを駆使する親しみやすい人物に描き出した。

これに対してチョン・ジェヨンは、「実際、性格も冷徹な方でもないからか、役柄もなぜだか、世間ずれせず、情に厚い役柄が多く来るよ」と語った。(後略)



うふっ、「見ていると心が温まる」ね。『小さな恋のステップ』と『トンマッコルへようこそ』は確かにそうだ。チャン・ジン作品は、heartwarming が基本だもんね。週末に見た2本の映画も、バイオレンス・ノワールとヒューマンコメディとジャンルは異なるけど、やはり彼の演じる役からはグッと何か深く、切ないものを感じる。チャン・ジン監督も、自分が抱えている俳優の中で彼が最も演技が上手く、何でもこなせる役者と絶賛した記事を読んだけど・・・。その通りですって・・・



『キリマンジャロ』

2006-12-11 00:30:07 | K-Movie Notes

(Image source: nkino
午後に入っていた予定がキャンセルになったので、『ウェディング・キャンペーン』後、シネマートに居座って見た作品『キリマンジャロ』(2000年 監督:オ・スンウク)。

パク・シニャンファンとおぼしきお客が多かったけど、男性客も目についた。見終わってみると、男性客がわざわざ見に来る理由がわかるような気がした。シニャンssi が双子の2役ということと、アン・ソンギssi が出演ということしか知らずに見ていたため、最初は何のことやら・・やや混乱

刑事のヘシクとチンピラのへチョル(パク・シニャン2役)という、まったく異なる人生を歩んだ双子の兄弟。へチョルがヘシクの銃で自殺したため、ヘシクは警察を追われる。へチョルの遺骨を抱えて故郷に戻ったヘシクは、へチョルの昔の仲間のポンゲ(アン・ソンギ)達からへチョルと勘違いされ、地元のチンピラとの諍いに巻き込まれる。

ドラマ『パリの恋人』のギジュ役で「エギヤ、カジャ(ハニーちゃん、行こう)」と叫んで、大反響を呼んだクールさと甘さを兼ね備えたパク・シニャンssi とは全く違うようでいて、やっぱりカレの持ち味なクールな部分が最大限に引き出されているような役どころ。

顔がそっくりな双子でも、ひとりは社会の底辺をはいつくばり反社会的な人生を、ひとりは国家組織に属し社会と調和する人生を選び、対照的。そんな2人が、生きている間には互いを理解するということなんてなかったに違いないと容易に想像がつく。へチョルが死んで初めて、ヘシクは双子の片割れが生きてきた人生を知ることになる。

ヘシクはヘチョルと間違えられ、地元で力を持つチンピラのジョンドゥから襲われても、自分の正体を仲間のポンゲ達に明かそうとせず、へチョルとして振舞う。へチョルになりきって、もうひとりの自分を鏡に映してみたかったのだろうか。ポンゲはもしかしてヘシクの正体を知ってたのだろうか? そして、なぜ自滅する道へ進むことになってしまうのか・・・ 頭で考えただけでは答えが出てきそうにもない。ノワールだから??

この作品のキャッチフレーズは「暴力のセンチメンタル」というキャッチフレーズだったそうだけど、「故郷」の港町の風景と、昔の仲間との「情」で、むやみに感傷に振り回されて、浸りきることもできず、どこか淡々として寒々しくて物悲しい


『ウェディング・キャンペーン』

2006-12-10 18:13:18 | J.J.Y. Filmography

(Image source: nkino)
本日も昨日同様、すし詰めホームシアター状態のシネマート新宿 Screen 2へ。本当は大きいスクリーンで見たいけど時間が合わない・・・ 『ウェディング・キャンペーン』(2005年 監督:ファン・ビョングク)、原題『私の結婚遠征記』。

この作品、ジェヨンssi が出てなかったら見ようと思わなかった・・・40歳に近くになっても結婚できない田舎者マンテク(チョン・ジェヨン)が友人ヒチョク(ユ・ジュンサン)とウズベキスタンに嫁とりに行く話。女性と目を合わせて話すこともできないシャイなこのダサ男は、現地で紹介される女性とのお見合いには失敗するが、現地で世話をしてくれる通訳ララ(スエ)とは、心が通じるという話。女性を物色しに行くみたいな話だからつまらなそだなぁーと思いつつ、見る前は全然期待してなかった・・・

ストーリーは単純で、結末も見えていたのだけど、なんだかあまりにもマンテクが純粋すぎて、真っ直ぐににしか走れない男なので、ちょっと泣けた。ダサ男の上、キャラはかなり濃いのだけど、そこはジェヨンssi のこってりした演技が見ものなのだ。友人ヒチョクとの絡みも、互いのキャラを生かしている。「マンテクssi、嫁が欲しければ、そんな遠くまで行かなくても私が行くよ

現地の通訳役がスエssi 。ここでも訳あり女で、スエssi はやっぱりスエssi で、『夏物語』のジョンイン役とさしてかわらない外見・表情・演技でちょっと残念。でも、私はこの人の声は好き。誰かに媚びるような声でなく、落ち着きのある声がイイ。

しかし、ジェヨンssi のこの潔い変貌ぶりといったら、よくまぁここまで演じきれるなぁと、唖然いえ尊敬するばかり。役作りで体重を10kg増やして撮影に臨んだそうだ(↓使用前、使用後みたいだ)。目が点、いや、目が痛い、いや、目のやり場に困る、いや、目が釘付けだった、パンツ一丁でウロウロする姿は、あの『トンマッコル・・・』での精悍な将校リ・スファから、そして昨日の『血も涙もなく』のバイオレントな男からは想像できないよ・・・ファン的にはこのダサ男、歌まで歌ってくれるのでファンサービス満載な作品なのだけどね。



ソウルでVCD仕込んできたので、また夜中にクックックと笑いながら見てみようっと・・・