今日は久々に時間がとれたので、レディースデーだし、『デュエリスト』鑑賞。
夜の上映回だったせいか、ガラガラで観客は20名弱ほど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
評価はあまり良く書かれていない。カン・ドンウォンssi のペンでさえ、「よくわからない映画」と評していた。なにしろ、セリフが極端に少ないので、ストーリー性の説得力が弱い。カン・ドンウォンssi のセリフなんて、数えるほどしかない。その方が、解釈に幅を持たせるという意味ではいいのかもしれないけど・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
ストーリーは、やれ捕盗庁だ、偽金づくりだとかで、あれれ『チェオクの剣(現代:茶母)』と同じネタ。偽金は船の中で製造って、たしか『輪舞曲』でそんな設定が。また『輪舞曲』のあらたなパクリ疑惑? 発見
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
それでも、映像表現は楽しめる。イ・ミョンセ ワールド
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
そういえば、これはいつの時代の話なのか。漠然と、李朝朝鮮時代らしい。朝鮮王朝は500年も続いた王朝なのに、時代背景を特定していないところが、監督のこだわりだそうだ。ただ、なぜか、松尾芭蕉の俳句が引用されているので、江戸の元禄以降の設定と言える。
面白かったのは、ハ・ジウォンssi とアン・ソンギssi の漫才刑事コンビ。このコンビの会話が笑わせてくれるが、アン・ソンギssi の存在がいなかったら、この映画はどうにも収拾がつかなかったような気がする。
監督はこの作品を「朝鮮ノアール」と言っているそうだ。アクションもあるけど泥くさくなく、ラブエレメントあり、コミカルエレメントありなんだけど、もうちょっとストーリーを膨らませてほしかったなぁ~