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引っ越しました~
by lotusruby

『達磨よ、遊ぼう』 vs 『達磨よ、ソウルへ行こう』(DVD)

2006-12-28 23:45:59 | K-Movie Notes


(Image source: nkino)

達磨シリーズ、2本続けて見た。シリーズって言っても2本しかないけど(笑)
『達磨よ、遊ぼう』(2001年 監督:パク・チョルグァン)の後続作が『達磨よ、ソウルへ行こう』(2004年 監督:ユ・サンヒョ)。予想通り、第1作目の方がはるかに面白い・・・韓国内の興行成績を調べてみたら、『達磨よ、遊ぼう』は観客動員100万人を越えてるけど、2作目は悲惨だったみたい。興行成績は正直ね

『達磨よ、遊ぼう』
事件を起こして山寺に逃げ込んできたヤクザと、寺を守ろうとする僧侶達との対決??モノ。この作品に登場する役者が凄い・・・ヤクザ側はパク・シニャンssi を筆頭に、パク・サンミョンssi、キム・スロssi、カン・ソンジンssi等、僧侶側はチョン・ジニョンssi を筆頭にキム・インムンssi、イ・ムンシクssi、イ・ウォンジョンssi 等、顔と名前が一致しなくとも韓国映画ではおなじみの面々。

そして、パク・シニャンファンには申し訳ないけど、やっぱりチョン・ジニョンssi が圧倒的によかった。狂気の燕山王も、キラーを追いつめる刑事のチョン・ジニョンssi もいいけど、意表を付く美しい坊さん姿もイイ。回し蹴りの足がキレイ・・・って、そこなのか・・・なんとかヤクザを寺から早く追い出したい僧侶たちとヤクザたちが繰り広げる、大人げない、子供っぽい対決が可笑しい。ふと、対決の必要性があるのかどうかさえ疑問なのだけど、まぁいいかと許せてしまう

そして、「自分のためだけに修行しても意味がない」と僧侶達を諭す住職(キム・インムン)の言葉が重たい。ところでこの監督は『SPY リー・チョルジン』(チャン・ジン監督)の助監督を勤めた人なのね・・・あー、なんとなくとぼけた笑いのツボに同じ匂いが・・・

『達磨よ、ソウルへ行こう』
ヤクザ(いや、ヤクザをやめてビジネスマンになりたいヤクザ)と、ヤクザに寺を乗っ取られそうになる僧侶たちの対決。1作目のソウル編みたいな・・・ヤクザ側はシン・ヒョンジュンssi、ユ・ヘジンssi 等に面子が変わっているけど、僧侶側は同じ。うむむ、この作品、面白さは第1作目の10分の1以下。面白いはずの場面でも笑えない。「またか」と思うだけ

あれっと思ったのは、日本のTVドラマ(見てないのでタイトルが??)で南野陽子の相手役だったヤン・ジヌssi がソウルの寺の僧侶役で出ていること。こんな青春スターが丸坊主だなんて。そして見所が1箇所。カラオケ対決で、チョン・ジニョンssi の腹式呼吸による歌声が聞けること・・・ははは。

面白いとか面白くないとか言ってはみても、韓国映画にはいつも新しい発見があるからやめられない

 



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