Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

Knitter's Space ***

2008-12-27 14:27:14 | Arsな時間

 

マーガレットモチーフマフラーの 2 束目が出来上がりました。

2 束目なので、TV を見ながら、さくさくと機嫌よく編みすすめることができました。

でもね・・・

1 モチーフに付き花びら 12 枚のはずなのですが、モチーフをつなぎ合わせようとしたら、13 枚花びらのモチーフがいるじゃないですか。おおっと、緊急事態。大雑把な性格なワタシとて、さすがにこれは許せないということで、大補修(笑)。

簡単に編めるよ~と言いながら、いろいろ起こるものです。

さすがにもう鎖編みも飽きてきたので、次は違うデザインにチャレンジしようかな。


       


編み図: マーガレットモチーフマフラー (HOBBYRA HOBBYRE)
毛糸:   Loop Surprise col.04  2 玉 (HOBBYRA HOBBYRE) 
編み針: かぎ針 8 号


Knitter's Space **

2008-12-21 23:50:02 | Arsな時間


このトピのシリーズ化を狙っている訳ではありませんが^^;

手前味噌で申し訳ないのですが、
あまりに簡単でさくさく編めてしまってビックリ。

これ、鎖編みだけでできてしまうのです。ひとつひとつのモチーフも後からつなぎ合わせる必要がなくて、編みながらつないでいくので後処理が面倒くさくありません。鎖編みなら誰だってできるし、毛糸は変わり糸なので、色は勝手に変わってくれるし、手間要らずで面白いのです。

編みながら、ふと、これってクリスマスカラー じゃないかと気付き、クリスマスまでに仕上げねば~とせっせと励んでいたら、途中でなんだかマーガレットが大きくなっているような気がしたけど、編み方が緩くなっただけだと思っていたら・・・。あれれ、8 号針を使っていたはずがいつの間にか10 号針に変わってたりして・・・まぁ、どこから10 号針になったかよくわからないので、いいや(笑)。


               


編み図: マーガレットモチーフマフラー (HOBBYRA HOBBYRE)
毛糸:   Loop Surprise col.03  2 玉 (HOBBYRA HOBBYRE) 
編み針: かぎ針 8 号

今は色違いで編んでいます。糸の色が変わるとイメージもガラリと違うので、これまた楽しいのです。


Knitter's Space

2008-12-11 23:29:23 | Arsな時間

 

できたっ!!
にわか knitter と化し、マフラーを編んでみました。

            

毛糸はグリーンのキッドモヘヤに、小さな果実か花のようなモール状の糸を撚り合せたもの。(写真だときれいなグリーンが上手く写らないけど、↓ こちらの色です)

毛糸: Berry Mohair col.44 (HOBBYRA HOBBYRE) 4 玉  
針: 棒針 13 号

20 代の頃はセーターなどをよく編んでいましたが、最近は編み物からとんと遠ざかり編み方も忘れそうになっていたところ、手芸好きの友人の影響で HOBBYRA HOBBYRE を訪れたら、毛糸があまりに可愛くワタシを呼ぶので、ついつい買ってしまいました。

そういえば学生時代には一時期編み物ブームがあって、周囲の友人たちもせっせと編み物に精を出していました。特にこの季節。もちろん作品は、彼氏へのクリスマスプレゼントにする手作りセーター 。「編み物をしていない人には彼氏がいない」 レッテルを貼られかねないぐらいの勢いでした。

セーターに自分の想いをこめて・・・って、そういうものを贈られると男の人はやっぱり嬉しくて 「女らしいなぁ」 とか思うのでしょうかね。想いというより、お仕着せがましくないかなと思ってしまうのですが・・・。

そして何よりも、別れた時にそういうブツはどう処分されるのかしらなどと思うと、とてもじゃないけど、そんな労力、時間、お金をかける気にもなれず。それでも彼氏がいないと思われるのはイヤなので(笑)、自分用にせっせと編んだりして。

今は純粋にモノづくりを楽しみたいという欲求を満たしているだけですが、わき目もふらず、一心不乱にあみあみしていると心が落ち着きます。

とても久しぶりだったので、どこの指をどう動かすのだっけと、勘を取り戻せず、最初のひと玉を編んでみたら気に入らなかったので解いてしまいました。解いたのはいいのですが、モヘアって解くとボアボアになっちゃって・・・あちゃ。

編み終わってスチームをかけたらボアボアも取れて、なんとか形になりました

 


ALICE FESTIVAL 2008 「足跡のなかで」(韓国演劇)

2008-08-21 23:47:49 | Arsな時間

                 ↑ソウル公演時のポスター

「足跡のなかで <발자국 안에서>」

脚本: コ・ヨノク(고연옥)
演出: キム・カンポ(김광보) - 劇団「青羽」(극단청우)
出演: イ・ホンジェ 、キム・エリ、チョン・ギュス
、 カン・スンミン、ユン・ヨンギル、
     イ・スンチョル、ミン・サンオ、チュ・ジェオン 



他ブロガーさん情報で知った、タイニイアリス@新宿で3日間(8/13~8/15)限定上演だった韓国演劇 「足跡のなかで」 を見てきました。

日本語字幕が付くなら、ちょっと見てみようかなぁと思い立ち・・・

小劇場タイニイアリスに行ってみると、地下劇場。文字通りのアングラ(=underground 地下
)~って、ちょっと意味が違いますが。地下劇場とか地下ライブハウスって、実は苦手なのです。なんだかこう息苦しくなりそうで、ともかく外で思い切り空気を吸って中へ・・・(笑)。

観客は40~50人ぐらいでしょうか。こんな少ない観客数なのに、日本語字幕を付けてくれるなんて嬉しい限りでした。招聘した方々の熱意が伝わってきました。

演目は、社会派の作品、「
考える」演劇でした。



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とある郊外の村。米屋の看板がかかった空き店に、アトリエを探す若い画家がやってくる。この空き店、実は迷宮入りした殺人事件が起きたので家賃が安いと不動産業者が説明する。画家は、むしろインスピレーションが湧き、絵に専念できると契約する。

画家がアトリエとして移り住むや、村の住民たちは米を買うために訪ねてくる。30余年間米屋だった所で、なぜ米を売らないのかと住民たちがわめくので、結局画家はアトリエの一角に米を置き、住民がセルフシステムで買えるようにする。

そして米袋に絵を描き、それが評判を呼び、個展を開くまでになり、やがて村の娘と結婚する。アトリエはいつの間にか米のみならず商品であふれるようになる…
もはや、画家は商店の店主となり、絵を描く空間も消えている...

さて、今あなたが生きている空間は誰にもじゃまされずに守れるのだろうか・・・

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というような話でした~

看板の「米」がとても象徴的な存在なのですが・・・

キャストで名前を知っているのは、チョン・ギュスだけでしたが、知っている俳優さんがいるとちょっと嬉しくなります。

個人的には、歌ったり踊ったりという華やかな舞台より、思い切りストレート系の方が好きなので、好みの部類でしたが、字幕がなかったら寝ていたかもしれません。

セリフにも動きにも無駄がなく、俳優さんたちが自分達でセットを動かして空間を作る動きさえも、余計なものが一切なくて、シナリオと演技で勝負!!って感じでした。

こういう「考える」、ちょっと堅めの作品は、観客の関心を
十分に引き寄せるだけの素材にリッチな加工が備わっていないと、なかなか伝わらないと思うので、ある意味とてもチャレンジングだなぁと。おそらく評価も二分するのではないでしょうかね~。

韓国演劇を見るのは、これが 2 作目。6 月にソウルで見た演目(「オム社長」)は、もちろん字幕なしというハンディもあるのですが、昔見た吉本新喜劇を髣髴させる、意味不明なドタバタの挿入と、唐突な人情系ハッピーエンディングに、やや撃沈(笑)気分でした。やはりいろいろと数をこなさいと 「愉しむ」 ところまで到達できないわ~と、思ったものでした。

もっとも、アタリもハズレもあって当たり前ですけどね~。

 


ドラマリーディングって

2008-05-16 02:20:55 | Arsな時間


Director's Choice
パルコ劇場ドラマリーディング・シリーズ Vol.2
2nd  「見知らぬ女の手紙」
作:ステファン・ツヴァイク
翻訳: 池田信雄
演出: 行定 勲
出演: 中嶋朋子 西島千博

終演後~
"パルコ劇場 ドラマ・リーディング VOL.2" 開催記念

トークショー  行定 勲 × チャン・ジン
"ジャンル(映画、舞台)も国境も越えて"
映画、舞台に活躍する気鋭の演出家二人、大いに語る!


ドラマリーディングの演目自体が私を引きつけたのではなく、その後のトークショーが目当てであることは、バレバレでしょう。最近、残業続きなのですが、水曜日は NO残業デー!ってことは、これは 「来てくれ」 ってことかしらんと勘違いしたまま、退社後いそいそとパルコ劇場へ

私の場合、そもそも、ドラマリーディングって何???というところから始まるのですが・・・。
恥ずかしながら、ドラマリーディングというものにこれまで参加したことがありませんでした。近所の文学館で開催される朗読会には参加したことがあります。わりと有名な俳優がやって来て、芥川龍之介の短編小説などを朗読してくれるのです。

まぁ、ドラマリーディングと言っても、朗読の延長のようなもので、出し物が小説から戯曲に変わり、出演俳優の数が増えるだけだろうと、単純に考えていたら完全に裏切られました。

終演後のトークショーでチャン・ジン監督もこの行定勲演出の 「見知らぬ女の手紙」 は、「ドラマリーディングというよりも舞台劇そのもの」 と評していましたが、まったくその通りでした。

「見知らぬ女の手紙」 は、ある女が名前も告げずに、ある男を長年慕い続けたその情念を手紙を通じて綴るという話で、モノローグ(独白)劇です。

中嶋朋子ひとりが 80 分間ほぼずっーと手紙を読むという形で語りかけるため、彼女の集中力に圧倒されるというか、見る方も同じぐらいの集中力と緊張感を強いられました(笑)。終演後、「お疲れさまでした」 との行定監督の第一声で、ようやく緊張感がとけた感じがしました。

行定監督いわく、もともと動きの少ないモノローグを、しかもリーディング形式にするのに、観客をどうやってずっとひきつけるかということに苦労したとのこと。

中嶋朋子の後ろでは、ダンサー西島千博がコンテンポラリーダンスのような動きを見せて、手紙の中で 「愛する方」 と呼ばれる相手の男の存在を寡黙に描き、メリハリをつけて演出されていたため、リーディングだけという単調さは免れていました。

モノローグって聞いただけで、敬遠しがちなのですが、意外と入り込めるものもあるようです。


さて、このドラマリーディング・シリーズは、PARCO 劇場の空いたスケジュールを利用したトライアウト企画。

PARCO とチャン・ジン監督とのつながりは、現在、ソウルで開催されている 「演劇熱戦 2」 のプログラムに、PARCO と縁の深い三谷幸喜作 「笑いの大学」 が組まれたことがきっかけとなり、今回、チャン・ジン作・演出によるドラマリーディング「不器用な人々」が上演されることになったそうです。


初夏だというのに 10℃台前半で寒かった水曜日。私は劇場で配布された毛布にくるまって座っていたのに、チャン・ジン監督は Gパン&Tシャツにキャップ&ピンクの派手なスニーカーで登場。思わず、若いっ と呟いてしまいましたが、気合が入っているせいでしょうか・・・

行定監督のドラマリーディングを 「まるで舞台劇」 と評した後、「こちらの方が有利だな」 と呟き、PARCO 劇場の担当者から 「勝ち負けじゃないんですから」 と突っ込まれ、負けず嫌いな性格をチラリとのぞかせていました

「不器用な人々」は 30 秒に 1 回笑える作品で、韓国の観客を笑わせる自信はあるけれど、日本では観客がどう反応するのか、緊張感と不安でいっぱいなのだそうです。「緊張」 と 「不安」 という言葉を繰り返して使っていました。

このドラマリーディング
で 「面白くない」 と言われたら、二度と日本で演劇をやることはないとキッパリ。ということは 、「面白い」 と言われたら、日本市場にも本格的に進出してくれるのかもしれません。ちなみに PARCO さんは今後もチャン・ジン監督とやる気満々でしたが・・・


そんなわけで、今週末は楽しみです。

「不器用な人々」
パルコ劇場ドラマリーディング・シリーズ Vol.2 
 link to
*現時点(2008/05/16 02:00)で残席わずか



グレゴリー・コルベール ashes and snow

2007-06-10 14:27:30 | Arsな時間


早く行かないと終わっちゃうよ~と、心優しきブロガーさんより教えていただき・・・

そうだ、そうだ、3月から行こうと思ってたのに、すっかり忘れてた・・・

グレゴリー・コルベール 
ashes and snow
ノマディック美術館 お台場


カナダ出身のアーチスト、グレゴリー・コルベールのことをよく知っていたわけでなくて、宣伝のポスターにとっても心惹かれたので興味を持ちました。

ashes and snow は、写真、映像、美術、小説、建築が一体化したプロジェクトなのだそうです。美術館といっても移動式美術館で、現地でコンテナを調達しながら、そのコンテナを組み合わせて美術館を建てているそうです。この設計は、日本の建築家坂茂さんが手がけたそうです。

世界各国をまわる「移動式」と聞くと、サーカスみたいな、ちょっとノスタルジックな風を運んでくれるような気もします。

       

館内では、短い映像2編、長い映像1編が見られます。美術館だけど、映画館でもあるような・・・。

映像・写真ともデジタル加工や合成は一切なしで、人間と動物の自然な共存をこんなにも描けるのかという驚きでいっぱいです。

映像も素晴らしいのだけれど、和紙にプリントされたセピア色の写真が圧巻でした。私にとってはレンズを通した「静止した瞬間」がなんともいえず魅力的な瞬間だと感じました。

説明書きやら能書きも一切ないので、「言葉は要らない」コミュニケーションの空間というイメージです。

ちょっとだけ残念だったのは、長編映像にナレーションが入っていたのが、私的には邪魔でした (エラそうなのだけど)。映像と自分の脳が会話しているような気分だったのに、そこに日本語のナレーションがつけられてしまうと、何かをすごく制限されたような気がして・・・

要は「言葉は要らない」ってことなので、ここでやめておきます。

 どうしても写真集が欲しくて手が出てしまいました。
でも、DVD&ポスター付だったので、満足度高です(写真上)。