Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

『キサラギ』 (DVD)

2008-02-29 23:49:37 | Cinema な時間


『キサラギ』

2007年 日本  
監督:佐藤祐市
出演:小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之
 

あちこちのレビューでなかなか評判のよい『キサラギ』をようやく見た。
評判どおり面白かった

自殺したアイドル如月ミキの一周忌追悼会に、ファンサイトの常連 5 人が集まり、初めて顔を合わせた。如月ミキの思い出話に花を咲かせているうちに、彼女は本当に自殺したのか?という疑念を抱く 5 人。その真相究明推理劇が始まる。

ひとつの部屋の中だけで、密室状態で話が繰り広げられるため「ワンシチュエーション・サスペンス」と言うらしい。サスペンスというより、サスペンスコメディかな

場所が移動しないかわりに、小道具はたくさん出てきて、ツッコミどころ満載。5 人の会話だけで話が次から次へと展開する。まるで演劇を見ているかのような・・・という感想が多いのもうなずける。その追悼会の場に参加しているかのような、奇妙な臨場感が漂ってくる。

なんといっても、キャスティングが魅力的。香川照之は最初からヘンだけど(笑)。
てんでバラバラなキャラが配置されているのに、ミキちゃんにつながるそれぞれの裏ストーリーが、1 本の道につながっていくという構成力がすごいなぁと。男 5 人の密室というと、息苦しさというか、むさ苦しさが先に出てきそうなものだけど、ほとんど気にならなかった。

惨たらしいもの、汚らしいもの、奇抜なもので興味を惹くのでなくて、ただひたすらセリフで魅せるというこの一貫性がよかった。おしゃべりが基本で、シチュエーションがどんどん変わっていくこの手法はやっぱり好きだな。むふふ。

ユーザレビューでは、エンディングの評判がいまひとつのようで・・・。
同感。なくてもいいんじゃない?(笑)

『キサラギ』公式HP ( link to)

 


Guarantee

2008-02-28 23:49:17 | Suda on J.J.Y.


「木村○哉、総理大臣ドラマのギャラは連ドラ史上最高額」の記事を読んで、ひぇっー、さすが当代一のスター。なんと言っても数字を確実に取れるのだから、誰も文句を言わないですよね。

ギャラ(出演料)は、英語で guarantee ですが、guarantee はそもそも「保証、担保」という意味があるので、「品質や信頼を保証する」という意から派生して、報酬、対価の意味で使われています。 木村くんの場合は、まさしく保証された「価値」のお値段ということなのでしょう。

しかし、エンタメ系アーチストのギャラってアバウト。
以前、浮き草のごとき(笑)音楽業界に身をおいていたことがありましたが、このギャラの仕組みほど摩訶不思議なものはないと思ったものでした。何しろ基準がない。基準がないので高いのか安いのかよく分からない。どんぶり勘定だし、透明性なんて求められないのだから、金額の根拠とか示す必要性もなく、なんともうらやましいような、そうでないような~

職級が 1 段階あがって、ちょっぴり上がったお給料に小さな喜びを感じるサラリーマン/ウーマンって、そのつましさがいじらしくもあり、哀しくもあり・・・。
やはり持つべきものは「芸」か

そういえば、韓国映画界のギャラのランク付け記事(link to)がありました。中には、ふーん、知ってるよー、という方のものもありましたが、よく見たら、ジェヨンとハギュの名も。
上位ランクインしているですから、快く飲み代を払いましょう (笑)。

他人の懐をのぞくなんて趣味が悪いと思いつつ、それにしても、ずいぶんとおおっぴらなのですねー。なんだか公人のような扱い・・・。





 


『覆面ダルホ~演歌の花道』

2008-02-24 13:36:13 | K-Movie Notes


『覆面ダルホ~演歌の花道』 
原題:복면 달호

監督: キム・サンチャン、キム・ヒョンス (2007年)
出演: チャ・テヒョン、イム・チェム、イ・ソヨン、チョン・ソギョン、イ・ビョンジュン

韓流シネマフェスティバル2008*春 上映作品

     韓流シネマ・フェスティバル2008春 リンク用バナー


過日シネマートさんのご招待試写会で鑑賞した『覆面ダルホ~演歌の花道』。
日本映画『シャ乱 Q の演歌の花道』(監督:滝田洋次郎、脚本:斉藤ひろし)をリメイクした作品。

客がほとんど来ない地方のナイトクラブでロックスターを夢見るポン・ダロ(チャ・テヒョン)が、トロット(演歌)専門エージェントのチャン社長(イム・チェム)に出会い、不本意ながらトロット歌手として社運をかけたプロジェクトで「覆面」をかぶってデビューを果たす。

ロックにしか興味のなかったポン・ダロがトロットを歌いこなす歌手に成長する過程と、歌が下手なエージェント専属の女性歌手ソヨン(イ・ソヨン)との恋物語が同時進行する。

チャ・テヒョンがひとりでひっぱっているような作品。もともとチャ・テヒョンは、CD も出しているぐらいだから歌も上手い。劇中で歌っている「二車線の橋」は思わず、口ずさんでしまいそう(笑)。

いかにもべたなトロット音楽業界の裏側をのぞけるのかな~と思ったら、どこか素人っぽい。ドサまわりや、先輩歌手から妬みを買うという場面は、音楽業界お決まりの設定。現実感もなく、
中途半端に茶化してしまっていて、各人物キャラの面白さがあまり出ていなくて残念

ダロがトロットをだんだんと受け入れる過程とか、トロットの世界の魅力的な部分がもう少し丁寧に描かれていたらよかったのに・・・ダロとソヨンの恋物語も添え物的で、恋と音楽との接点がぼやけていてもったいない。

オリジナルの『シャ乱 Q~』を見ていないため、どの程度のリメイクなのかはっきり分からないが、当時のレビューを読むと、結局、終わり方というかオチは同じらしい。全体的にさらりと流していて、笑いどころもお決まりだけど、後味の悪さが残らなかったのが不思議(笑)。

この作品を観て、「あの人、どこかで見た顔」と思いながらどうしても思い出せず、家に帰って調べたこのコンビ(わかってスッキリ )。

    

(左)ナイトクラブ時代にチャ・テヒョンをいじめる役のソヌ。超 B 級映画(笑)『かわいい』の次男だった人。

(右)国民的人気歌手ナ・テソン役のイ・ビョンジュン。ドラマ「恋するハイエナ」の漫画店のオヤジ店主だった人。



アクション満載!~ <神機箭>

2008-02-23 02:50:35 | Suda on J.J.Y.


これまで断片的だった映像がまとまって出てきました。
こちらの動画( 
link to)。約 9 分間あります。あまり画質がよくないですが・・・。

見たことのある映像もありますが、未見のシーンもあります。
こんなに見せていいのか・・・

アクションシーン満載とは聞いていましたが、ジェヨンの颯爽とした姿に思わず笑みがこぼれ、4 ヶ月先の公開(予定)が待ち遠し~~い。ついでにワイヤーアクションまであります。忍者まがいの木登りにはちょっと笑ってしまいましたが、コメディではありません。真剣です。このワイヤーアクションもチェックしておかなければと・・・。

『神機箭』の動くホ・ジュノを初めて見たような・・・。私が見ていないだけかもしれませんが。最後の方で、ホ・ジュノとジェヨンが言い争いをしている場面があり、あれっ、敵対関係ではなく見方同士のはずでは??? 
気になるけど、それは見てのお楽しみ。


アクションばかりに気を取られていたら・・・
なにやら、多数の兵士の死体に囲まれて寄り添う男女。そういえば、ラブストーリー付きでしたね。(SCREEN 2008.03  link to)

        



 


『今、愛する人と暮らしていますか?』 (韓国版DVD)

2008-02-22 22:37:36 | K-Movie Notes


『今、愛する人と暮らしていますか?』
原題: 지금 사랑하는 사람과 살고 있습니까?

監督: チョン・ユンス (2007年)
出演: オム・ジョンファ、パク・ヨンウ、イ・ドンゴン、ハン・チェヨン

原題のタイトルは何やら長いのに、英題は『LOVE NOW』。このタイトルが出てきた瞬間、えっ、LOVE NOW、そ、それだけ? ちょっといやーな予感。そしてこの第六感は正しかった(笑)。

倦怠期の夫婦 2 組が、「偶然」に互いのパートナーを換えて恋に落ちるというお話。いや、恋なのかどうか(私には)不明。ともあれ、セクシー女優 2 人競演とあり、ナイスバディ見たさに駆けつけたナムジャもいたかもしれない。でも、全然たいしたことなく・・・

いきなりですか?ってな具合で、組み換え関係が急進展。

最近は舞台にも挑戦し、芸の幅を広げるべく努力中?のハン・チェヨン。この作品では表情のない役柄なのかしら。それとも彼女の表情よりバディに気を取られたカメラワークがいけないのかしら(笑)。

この作品でも妙ちくりんな英語を話すオム・ジョンファ。「またか!」と思っていたら、イ・ドンゴンがきっちりツッコミを入れてくれたので、そこはスッキリ・・・

ロンリーハートなイ・ドンゴン。もう一生懸命クールに演じようとしているのが痛いほど伝わってきて(←ホメテません・すみません)。

イ・ドンゴンより役得なパク・ヨンウ。でも、イケテる役なのかイケテない役なのか、何だかパッとしない・・・。

私のアンテナが壊れていたのかもしれないけれど、とにかく全体的に何の情感も伝わってこない不毛な時間が過ぎてゆくばかり。これは意図的に淡々としたつくりにしているのかしら。

ともあれ、これは出演陣のせいではないような・・・
行きつ戻りつする 2 つのカップルをじっくり描いた 12 話ぐらいのドラマだったら、どうする?どうなる?、ってな感じで面白そう。でもこの映画は、キレもヒネリもウルウルもなく単調で、具はいろいろ入っているけれどダシを入れ忘れた味噌汁のようなストーリー。

結局、タイトルになっている質問「지금 사랑하는 사람과 살고 있습니까?」に対する回答が出たところで、「はーい、おしまい、解散!」と冷たくあしらわれたような気がして、もうちょっと(見る側に)寄り添ってくれてもいいのに・・・ちとさびし
 
ちなみに、見方によっては面白いかもしれません(←フォローしたつもり・笑)。


 


『絶対の愛』 (DVD)

2008-02-19 22:47:28 | K-Movie Notes


『絶対の愛』 原題:시간

監督:キム・ギドク 2006年
出演:ソン・ヒョナ、ハ・ジョンウ、パク・チミン、キム・ソンミン

昨年のギドクマンダラで、キム・ギドク監督のサイン入り前売券を嬉しがって買ったにもかかわらず、気がついたら上映期間が過ぎていていた・・・というおマヌケなことをしでかして、DVD化まで待った作品。

原題は『時間』なのに、邦題は『絶対の愛』。『絶対の愛』だと「愛」に主題が傾いてしまいそう。原題の『時間』の方が、この作品の主題だと思う。

キム・ギドク作品は、『鰐』、『リアル・フィクション』、『息』を除き、すべて見たけれど、なんだろう・・・「共感」とか「情感」が寄り添うということが、これまでなかったような気がする。 

見終わったあとに、スッキリ爽やかということはなく、どちらかというと何とも言えない後味の悪さが残る。インディーズ系、アート系フィルムに、スッキリ爽やかを期待する方がそもそも間違いなので、後味の悪さとか意味不明で終わってくれた方がそれらしく落ち着くけど。

たとえば、ギドク監督のセリフの極端に少ない作品などを見ても、セリフもないのによくこんなストーリーを組み立てられるなぁと、その映像センスやら構成力やらに対して、ある種の畏敬の念を抱いたことはあっても、「共感」なんてなかった。

ところが驚き。この 『絶対の愛』、正確には 『時間』 で初めてギドク作品に「共感」らしきものを覚えた。

何しろ、今、自分自身が最も怖れているものが「時間」だから
肉体面でも精神面でも。今ここにあるすべてものが時間とともに変化することが分かっているのに、その変化の到着点が見えないから、なおさら不安。時間がもたらすメリットとデメリットを考えると、やっぱりデメリットはどんどん膨らんでいくような気がしてならない。

anti-aging の文字についつい心惹かれのもその恐怖心からかも

そして、時間とともに、人の心は移ろうもの。誰でも気に入った人の心をつなぎとめたいと思う。顔でなくてもいいけれど、顔を変えてまで誰かを引き止めたいという気持ちはわからなくもない。

整形大国韓国らしいテーマ。整形当たり前の国民にとっては、えぐり出して欲しくテーマかも。えぐり出して欲しくないのにえぐり出しちゃうから、ギドク監督は自国であまり支持されない? 別に批判しているわけでもないと思うけど。

ところで、整形医役は「ファンカ」のビリー(キム・ソンミン)。あっ、ビリーだと思ったらなんかちょっとホッコリしつつも、時間に逆いたくなったら、いつでも顔チェンジの手助けをしてくれる真剣な顔つきが何ともいやらしい(←ホメテます)。


なんとなく芋づる式にあれこれ

2008-02-18 23:53:29 | K-Movie Columns


パク・チャヌク監督の新作 『こうもり』 のソン・ガンホの相手役に、うら若きアガシが決まったというニュースを読んで、そういえば、Hong Kong Asia Film Financing Forum (HAF) 2008 Project にネタバレがあったなぁと思い出しました。
英題は『The Bat』 から 『Thirst』 に変わったようです。
 
ネタバレ平気という方はちょっとのぞいてみてはいかがでしょうか。ガンホ兄さんが吸血鬼という設定であることはすでに報道済みですが、吸血鬼になるまでの過程、思い切りネタバレしてます(笑)。ま、この通りになるかどうかわからないので、違っていたら、当初の筋書きと違うじゃないかと、あとでツッコミ入れることもできます。

監督からのひとこと(Director's Statement)欄に、この作品は、単なるスリラーでも、ホラーでもなく、許されない愛の物語・・・と書いてあったのですが、あらすじ (Synopsis) を読んだ限りでは、クスリと笑ってしまった部分があったので、えっ、コメディあり? と思ったのですが・・・。 

だってF.B.I.でも H.I.V.でもない、F.I.V.ですから (ダジャレじゃないのか・・・)。
どうやら、私の大きな勘違いだったようで、シリアスでメローな愛のお話のようです。

復讐劇じゃないけど、吸血鬼だけに、やはり大量の血糊が登場しそうな予感です。

ついでに、HAF の同プロジェクトにポン・ジュノ監督の 『Mother』 もあります。これは新作なのでしょうかね~ 犯罪者に仕立て上げられてしまう息子をもつ母親が主人公で 「最も悲しく、最も美しいクライムドラマ」に仕上げたいとか。

イム・サンス監督の 『A Woman in Paris』。アジアからパリに亡命した女性が、パリでさまざまなことに巻き込まれるという社会派っぽいドラマのようです。  

あと韓国がらみでは、
日韓合作の 『Sharaku』 も入っていますが、なぜいま、日韓合作で写楽なのでしょうかね。不思議です。昔、真田広之主演映画で 『写楽』っていうのがありましたよね~。

日韓合作といえば、突然思い出したのですが、「半島を出よ」 の映画化ってどうなったのでしょうかね。原作の上巻読んだきりで、下巻を放置したままだった・・・ 架空の時代設定になっている 2010 年は、もう再来年じゃないですか・・・ 

ついでに HAF 2007 Project だった 『ノム、ノム、ノム』おそらく導入部と思われる場面のちょいネタバレがあります。これまでに Cine21 で紹介されているものをもう少しわかりやすくしたもので、それほど目新しくはありません。

ウェスタンというからには、決闘はバンバンありだと思いましたが、『ジャンゴ』 と同じくお宝探しゲームありか・・・ふーん。そういえば、キム・ジウン監督は 『オーシャンズ』
っぽくしたいみたいなこと言ってましたね~。泥くさいナショナルトレジャーとかじゃなくて、オーシャンズって言っちゃうところがオシャレさん(?)。

* HAF っていうのは、アジア映画の投資促進を活性化させる組織だそうです(公式HP)。


韓流シネマフェスティバル2008*春

2008-02-16 18:11:49 | K-Movie Columns


「韓流シネマフェスティバル2008*春」(@シネマート六本木他、3月1日~5月30日)に向けて、Cinemart さん主催の『覆面ダルホ~演歌の花道』ブロガー試写会に昨日参加しました。その際にブログ用韓フェス素材までいただいてしまい、宣伝にはならないと思うのですが、ちょこっと書いておくことに。
『覆面~』の感想については後日・・・

個人的には、昨年のルネッサンス路線のラインナップの方がよかったような。今回は、「テレビドラマで活躍するスター達の “映画俳優” としての姿にスポットを当ててみました」という趣旨だそうで、韓ドラ好きの人を映画館へという企画のようです。


そういえば、私が通っているハングル教室では、クラスメート約10名のうち、私を除く全員、ドラマ派です。ドラマはしこたま見ているのに、韓国映画なんてほとんど見ないという人ばかりで、見たとしてもヨン様映画か消しゴムか。そんな彼女たちは、たいてい何を見ればいいのかわからないらしく、「お薦めは何?」と聞かれることもたまにあります。

でも、韓国映画のアッチ系(ドッチ?笑)に免疫のない人に、『血も涙もなく』を見るとちょっとゾクゾクして「私もぶって」と思うのね、とお薦めしても、あとから絶対人格を疑われると思うので、はてさて何をお薦めしたものやら

韓流を牽引しているのは、まちがいなくドラマ派の人々。確かにドラマで知っている顔がスクリーンに出ていると、映画館へ足を運んでみる気になるかもしれないという紐づけは、マーケティング的には当たっているかもしれません。

ドラマより映画好きという方にとっては、このラインナップはどうかしらん。すでに映画祭などで上映済みというものもいくつかあって、目新しさに乏しいような~。

ラインナップの公式紹介&詳細はコチラへ↓

   韓流シネマ・フェスティバル2008春 リンク用バナー



見ず嫌いを含む(笑)勝手なラインナップ紹介はコチラへ↓
出演者の出演ドラマショートリストとボゴシッポ(劇場で見たい)度付き。
これを「紹介」と言っていいものか~

『まぶしい日に』 <눈부신 날에>
VCDで鑑賞済み(英語字幕)。
ストーリーはいまひとつ。ドラマ「ありがとうございます」の前に撮影されたソ・シネちゃんが可愛いので、ちょっと見てみようかな~ 
パク・シニャン 「パリの恋人」、「銭の戦争」
ソ・シネ        「ありがとうございます」

イ・ジェウォン 「オールド・ミスダイアリー」
リュ・スンス    「ありがとうございます」

『家族の誕生』 <가족의 탄생>
VCDで鑑賞済み(英語字幕)。
ケチらずDVDにすればよかったと後悔。昨年シネマショーケースで見逃したので、ちゃんとじっくりスクリーンで見たい作品。
ムン・ソリ      「太王四神記」
オム・テウン   「怪傑春香」、「復活」、「魔王」
コ・ドゥシム  「裸足の青春」
コン・ヒョジン  「サンドゥ、学校へ行こう」、「乾パン先生とこんぺいとう」、「ありがとうございます」
ポン・テギュ  「屋根部屋のネコ」、「ノンストップ4」
チュ・ジンモ  「魔王」
チョン・ユミ  「ケ・セラ・セラ」

『ひまわり』  <해바라기>
未見。どうしても興味が湧かない(笑)。
キム・レウォン 「君はどの星からきたの」、「屋根部屋のネコ」、「ラブストーリー・イン・ハーバード」
キム・ヘスク  「冬のソナタ」、「夏の香り」、「薔薇色の人生」 他多数
ホ・イジェ     「宮S」

『台風太陽~君がいた夏』 <태풍태양>
DVD鑑賞済み(日本語字幕)。
すでに「途中で寝た」とか書いてしまったので、何も言うことは・・・。
前半がたるいので、前半をクリアすれば・・・
チョン・ジョンミョン 「ファッション70’s」、「キツネちゃん、何しているの」
キム・ガンウ       「僕は走る」
イ・チョニ           「僕は走る」、「オンリーユー」
チョ・イジン        「ガラスの華」

『残酷な出勤』  <잔혹한 출근> 
未見。必見でしょう~(謎笑)。これが一番楽しみ~?
キム・スロ       「レインボー・ロマンス」
イ・ソンギュン  「千年の愛」、「ラブホリック」、「コーヒープリンス1号店」
コ・ウナ          「レインボー・ロマンス」、「黄金のリンゴ」
オ・グァンノク    「太王四神記」

『最強ロマンス』
<최강 로맨스>
未見。興味が湧かない。
イ・ドンウク 「酒の国」、「マイガール」

ヒョニョン    「不良家族」、「ファッション70’s」

『覆面ダルホ~演歌の花道~』 <복면 달호>
劇場鑑賞済み(日本語字幕)。
「あれ、この人、どこかで見たことのある」と思い出せずに、気になって仕方のない人がいました(笑)。日本の「シャ乱Q演歌の花道」のリメイクだそうですが、ストーリーは思ったより良かったです。
チャ・テヒョン    「Happy Together」、「ジュリエットの男」、「いつか楽園で」、「花いちもんめ」
イ・ソヨン         「春の日」、「新入社員」、「春のワルツ」
イ・ビョンジュン 「恋するハイエナ」、「銭の戦争」

『ス
  <수> 
未見。崔洋一監督が苦労したという作品なので、ちょっと見ておきたい。
チ・ジニ             「チャングムの誓い」、「春の日」
カン・ソンヨン       「彼女は最高」、「Happy Together」
イ・ギヨン           「犬とオオカミの時間」、「恋人」、「宮S」
チョ・ギョンファン   「チャングムの誓い」、「オールイン」
オ・マンソク          「恋するハイエナ」、「ぶどう畑のあの男」
チェ・ドンムン     「魔王」

『なつかしの庭』 <오래된 정원>
劇場鑑賞済み@PIFF (英語字幕)。
ストーリーはいいけど、難点はチ・ジニの老け役ですかね。現実に引き戻されてしまって。演技が悪いのではなく、ビジュアルがですよ。老け役の写し方って、難しいのね。
ヨム・ジョンア 「愛していると言って」
チ・ジニ        「チャングムの誓い」、「春の日」

『マドレーヌ』  <마들렌>
DVD鑑賞済み。いまさら~という感じ。でもなんだか、懐かし~い。
あの牛乳配達員がキム・スロだったのですね~。
チョ・インソン 「星を射る」、「バリでの出来事」、「春の日」
シン・ミナ      「美しき日々」、「魔王」

『ジェニ、ジュノ』 <제니,주노>
未見。興味が湧かない。
キム・ヘソン 「思い切りハイキック」
ソミ・ンジョン  「思い切りハイキック」


『暴力サークル』 <폭력써클>
未見。興味が湧かない。
そういえば、おととしのPIFFの野外舞台挨拶で見かけました。名前も知らない若モノたちだなぁと通りすぎた気が・・・。
チョン・ギョンホ 「ごめん、愛している」、「犬とオオカミの時間」
イ・テソン        「犬とオオカミの時間」
キム・ヘソン     「思い切りハイキック」

『ハーブ』 
<허브>
VCD鑑賞済み(英語字幕)。このテの素材は食傷気味。
カン・ヘジョン    「花いちもんめ」
チョン・ギョンホ  「ごめん、愛している」、「犬とオオカミの時間」
イ・ウォンジョン  「銭の戦争」

『恋の潜伏捜査』  <잠복근무>
 
未見。DVDで鑑賞しちゃうかどうしようか迷うな~。
パク・サンミョン、イ・ボムス、キム・ガプス、オ・グァンノクといったアジョシたちが友情 or 特別出演しているらしいので、ちょっと見たいような。

キム・ソナ    「私の名前はキム・サムソン」
コン・ユ       「乾パン先生とこんぺいとう」、「ある素敵な日」、「コーヒープリンス1号店」
ナム・サンミ 「恋するスパイ」、「不良家族」、「犬とオオカミの時間」
ハ・ジョンウ 「プラハの恋人」、「H.I.T」





「神機箭」カテ

2008-02-16 01:32:37 | Suda on J.J.Y.


最近、拙宅へのアクセス検索キーワードの中で、 「神機箭」 が増えてきたので、カテゴリを作ってみました。これまで地味~すぎるネタばかりで、この先、どれだけの露出があるかわかりませんが・・・。この作品が公開するまではとりあえず・・・。

『神機箭 <신기전>』は、とにかくワタクシの本年度イチオシの韓国映画。なぜイチオシかといわれると、な~んの根拠もないのですが。あちらでヒットして、こちらでも公開してくれると、ロン毛のジェヨンが思い切り見られるのになぁなどと、ただ漫然とした希望を抱いているだけです。

ベルリン国際映画祭のヨーロッパフィルムマーケットで、すでにドイツに売れたそうなので、アクション史劇なら楽しそうなのでぜひ日本でも・・・


          


 『神機箭』 キム・ユジン監督インタビュー
FILM2.0 2008年 韓国映画 TOP PROJECT 24

- 神機箭という(素材)を選んだ理由は。
全国民誰が見ても満足しうる映画を探して見出した。 ハリウッドには米国の優越性を誇る映画があふれるているではないか。 私たちにもそうした映画があってもいい。

- 考証に心血を注いだというが。
多くの時間を費やした。 神機箭の製作方法が<朝鮮王朝実録>に記されている。 ところが朝鮮時代の数学方程式が細かく書かれていない。 科学者たちに諮問を求めたが、正確に再現するのは難しかった。完全に理解できなかった。

- その他の歴史的な事柄は史実に基づいているのか。
神機箭を除き、すべて嘘だ (笑)。映画的なドラマを作るために世宗(セジョン)30年の前後で色々な時代的事実をミックスして製作したフィクションだ。

- 『ワイルドカード』以来5年ぶりの新作であることに加え、ブロックバスターというプレッシャーもあるようだが。
どうしても前作と素材やスケール自体が違うから。 だが、楽しめる映画をめざしていることには変わらない。 感動とドラマチックな構造をほどよく配置し、その中に数多くのこまごまとした楽しさを加えた。 愉快、爽快、痛快な映画になるだろう。



ちぇごぉ~ 2 バレンタインの舞

2008-02-14 20:36:55 | Suda on J.J.Y.



今日は絶対お出ましにちがいないと待っておりました。
過日のトピで触れましたが、本日、第5回マックスムービー最高の映画賞授賞式に最高の男優賞を受賞したジェヨンが登場~

ファッションもばっちりで、ホッ


主催者いわく、この映画賞は、裏取引(事務所や製作会社や関係者の力とか、韓流功労対象とか? ← 勝手に言ってます)のない、あとで黒い噂がとびかうことのない、ガラス張りでもっとも公正な、ユーザ直接投票による唯一の映画賞だと、ご自慢らしい(笑)。

受賞者の授賞式参加率は、これまで100%を誇っているらしく、これもご自慢だとか。関係者だけで盛り上がるのではなく、受賞者は万難を排して駆けつけて観客と向き合うという一大イベントなんですね。

別にどんな作品であっても、誰が受賞してもいいのですが、やっぱり、自分の本命登場となると、ついついテンションがあがり ♪Valentine Day Kiss♪ のメロディに合わせて頭の中で舞ってしまいました。

昨年10月以降のジェヨン(の容姿)がとっても気になっていたのですが、ロン毛はやめたのね~でも、KWSカンドンニムの公言どおり「カッコいい公共の敵」であることを確信しました~むふ

          

          축하 드립니다

      
      (舞台の上でもレインボーマフラー姿のラ・フィチャン監督、右のヨジャに笑われていますが・・・)

 


ちょっと Minor 系 ~ 英題つっこみの巻

2008-02-09 23:25:30 | K-Movie Notes


録画してためこんでいた 4 本。正直、どれもちとマイナーで、しっくりこなかったけれど、一応覚書き・・・


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『ミッション・セックス・コントロール』 <原題:잘 살아보세>
監督:アン・ジヌ  (2006年)
出演:キム・ジョンウン、イ・ボムス、ビョン・ヒボン、アンネサン

     

また、なんてネーミングなんでしょうか、この邦題。以前は『明るい家族計画』で通っていたような。英題をそのままカタカナにしたみたい。でも sex control じゃ男女産み分けの意味に近くて、人口抑制を意味するなら英語的には birth control が正しくて・・・ まっ、いいけど・・・

70 年代のセマウル運動が時代背景。一体いつの時代かと思うような、封建的な地主と小作人の主従関係など、農村と都市の格差も著しかったことがよくわかる。

私が苦手としていたキム・ジョンウンが、出生率の高い村へ派遣される保健所員の役。村人たちに家族計画の重要性を理解してもらおうと奮闘するコメディ。この作品の彼女は彼女らしいキャラ。でも、
イ・ボムスが他の村人と比べてもアカ抜けていて、田舎モノに見えなかったのはなぜかしら・・・。

国富政策の一環として子どもの数を制限しようという運動があった 70 年代とはうってかわり、今や韓国が世界一出生率の低い国になってしまったのはなんとも皮肉だ。


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『台風太陽~君がいた夏』 <原題:태풍태양>
監督:チョン・ジェウン (2005年)
出演:チョン・ジョンミョン、キム・ガンウ、イ・チョニ、チョ・イジン、オン・ジュワン

      

今や主演級になっている若手ぞろいの作品なのに・・・ 
途中、ちょっと寝たかもしれません

この作品は、チョン・ジェウン監督の前作『子猫をお願い』と必ず比較されてしまう運命にあると思う。『子猫~』は、10 代の女子が社会や未来に不安を抱え、挫折感に飲み込まれそうになる危うさの一方で、したたかさも描かれているように思えたのだけど、『台風~』に出てくる男子たちは、ただ社会からはみ出し束縛や憂鬱から逃避しているようで、「いつかやってやるぜ」的な空回りに魅力が感じられなかった。

この作品の英題は「The Aggressives」。aggressive という語感からくる果敢なイメージからは遠く、気怠るさの方が気になった。もしかして反語的なのかしらん~



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『ボリウルの夏』 <原題:보리울의 여름> 
監督:イ・ミニョン (2003年)
出演:チャ・インピョ、パク・ヨンギュ、チャン・ミヒ、シネ

     

『我が心のオルガン』や『僕らの落第先生』では、田舎に赴任してくる教師だったけれど、ここでは神父。田舎の子どもたちや村の人々との触れ合いを描いた、よくあるヒューマンドラマなのだけど、全体的に焦点がぼやけていて、ハートウォーミングというところまでたどり着かなかった。これも眠たかった

英題が「Season in the Sun」。思わず頭の中で  TUBE のメロディ♪が流れて、いやいや、そーじゃないでしょ・・・ビーチの映像を打ち消した。


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『野獣と美女』 <原題:야수와 미녀>
監督:イ・ゲビョク  (2005年)
出演:リュ・スンボム、シン・ミナ、キム・ガンウ、アン・ギルガン

     

ディズニーアニメで有名な 「美女と野獣」 をひっくり返したタイトル。

「野獣」という設定(笑)のスンボムの独壇場。作品そのものは、捻りのないラブコメ。必要以上にスンボムのキャラが立ちすぎているというか、キャラがひとり歩きしてスクリーンの枠に入りきらないミスマッチングが可笑しかった

英題は 「The Beast and The Beauty」 なので、やっぱりディズニーアニメ 「Beauty and The Beast」 をひっくり返している。それにしても、ディズニーアニメの方はどうして Beauty に 冠詞の the がつかないのかふと疑問になったり (ここでは Beauty は美女という意味の可算名詞で、特定のものをさす場合は the が必要)・・・。まぁ、映画のタイトルだし、省略しちゃえーってケースでしょうけど。

 

 


『ラブソング』 (DVD)

2008-02-05 23:35:17 | Cinema な時間


『ラブソング』(原題:『甜蜜蜜』)

1996年 香港
監督:ピーター・チャン
出演:マギー・チャン、レオン・ライ、エリック・ツァン

レンタルショップをうろうろしていたら、某 J 氏がメロならこれが好きだとどこかで言っていたのを思い出した。マギー・チャンとレオン・ライという、この美男美女カップルは見るだけでも目の保養になるだろうと思って・・・

驚いたのは、どこかで見たことのあるガイジンさんが・・・。撮影監督で有名なクリストファー・ドイルが俳優として出演。

この作品は、中国大陸から夢を抱いて香港に出てきた広州出身のレイキウ (マギー・チャン) と天津出身のシウクワン (レオン・ライ) が出会い、何度もすれ違いを繰り返す恋の物語。この作品が公開されたのが香港返還直前だったそうで、当時の香港の人々が、本土との統合に不安を抱き、海外へ移住していく姿なども織り込まれている。原題「甜蜜蜜」はテレサ・テンの代表曲名で、2 人ともテレサ・テン好きという設定になっている。 

10 年愛などという手法は、それほど珍しくもないメロの王道だけれど、メロなら最後はこうなって欲しいと思う通りのエンディングが待っている

マクドナルドのアルバイト店員から、やくざの愛人になり女社長にのしあがるかと思いきや、放浪の果ての不法入国者だったり、マギー・チャンの役どころもめまぐるしく変化していく。しかし、やはりマギー・チャンはステキだ。同性から見ても惹かれるものがある

話している言葉 (広東語 or 北京語) が、とても無愛想なサウンドに聞こえるせいもあるのだけど、ベタな愛のささやきだとか、ここで泣いてくれーというような、涙のおとしどころや、あざとさがない。本来ならベタで落ち着くのに、ドキュメンタリーにもなりそうなぐらい(笑)、作品全体が観客に対して媚を売らないところがいい

もちろん、切なさや包み込むような力があちらこちらに落ちていて、涙は要求されないのに、情感豊かに描かれている。たとえば、レイキウを愛人にしたやくざのパオ (エリック・ツァン) がレイキウに投げかける言葉が、ぶっきらぼうなのに何とも胸打たれる。

最後の最後で、10 年前にフラッシュバック。冒頭に流れたものと同じ香港の風景を写すモノクロフィルムが流れてくる。そこまで涙いらずだったのに、突然号泣してしまった  号泣の訳はそれを見れば分かるけれど、こ、こんなところに落としどころが転がっていたとは・・・(笑)。

 


『ラスト、コーション』

2008-02-04 23:51:53 | Cinema な時間


『ラスト、コーション 色|戒』

監督:アン・リー
出演:トニー・レオン、タン・ウェイ、ワン・リーホン


映画の公開初日に駆けつけるなんてことは、これまでなかったような・・・
諸事情により(笑)、初日に駆けつけることになったこの作品。

場内、ぎゅうぎゅう、熱気むんむん。トニー狙いか、ワン・リーホン狙いの人が多いに違いないと思っていたら、とんでもない。年齢層も幅広く、男性の割合も多く、男性はタン・ウェイちゃん狙い??

何しろ、過激なエロ描写の話題が先行していましたが、見終わると、「トニーが、トニーが・・・」と、うわ言のように出てくるかもしれません(笑)。いや、笑うところではなくて、緊迫感あふれる内容でした。

上映時間158分。当日の様子で何がおかしいって、観客がスクリーンの中で起こっている一挙手一投足を見逃しまいと、息を潜め、静まり返って鑑賞していたことでした。158分間身じろぎもせず、座席でじーーーっと 固まってしまいました。家に帰ったら、背中がバリバリ。

ストーリーが手に汗 握る展開というわけでもないのに、なぜにそんなに緊迫感があったのかと振り返ると、やはり登場人物自身が常に世間のプレッシャーの中で生きていて、現実と現実逃避の間を行き来するうちに激情の行き着く先がどこなのか不安になってくるからでしょうか。そして、彼らが何か言わんとする目を追っていくと、なんだか心理ゲーム状態に追い込まれたような気がしました。

映画の内容はここでは控えますが、これを「純愛」とか、そういうものでくくることはできなくて、何を、誰を信じていいのかわからない混乱の時代に、ただ2人が交わっている時間だけが異様に純粋に映って見えました。

あれだけ警戒心の強いイー(トニー・レオン)、なぜチアチー(タン・ウェイ)に心を許したのか、それも本当に心を許したのかさえよく分かりません。そして、チアチーの本当の心も一体どこにあるのかも。ただ錘のようなものが胸にずんと落ちてくるような話です。

個人的には、アン・リー監督の『いつか晴れた日に(原題:Sense and Sensibility)』という作品が好きなのですが、原作はジェーン・オースティン。もちろん、『ラスト、コーション』とは、時代も、国も、人物も、何もかも設定は異なるのですが、そこで描かれているのは完璧に抑圧された愛なのです。『ラスト~』とは、ものの見事に対極にある男女像で・・・。

『ラスト~』の原作はアイリーン・チャンの短編小説『色、戒』だそうで、両作品とも原作に力があり、かつアン・リー監督の手にかかるとさらに深みが増すという点は共通しているようです。

『ラスト~』が、ヴェネチア国際映画祭にてグランプリの金獅子賞を受賞した際、ブーイングも起こったという話も、興味深いですが、何に対するブーイングだったのでしょうか。

 


ザ・トンセンくん

2008-02-01 22:03:20 | K-Movie Columns


ふと気つくと 2 月。2 月はニゲルと言いますが、1 月は新年早々忙しすぎてマイッタ・・・こんなんじゃ今年は先が思いやられるなぁ。1 月に見た韓国映画は『マイキャプテン、キム・デチュル』のみ。

韓国では昨日話題作 4 本がそろって公開。こんなに粒ぞろいのラインナップって珍しい ( link to)。

そのうちの 1 本、ハギュ主演の『ザ・ゲーム <더 게임>』。予告編では、やっぱり邪悪な狂気を含む目が健在でしたが、1 人 2 役ということで、あんな怪役をこなせるのは、ハギュしかいませんよね。

原作は日本のマンガ「チェン爺」(新田たつお)。明らかなおやじギャグ的タイトルが、興味をそそりませんか?(笑) 

今は日本でも韓国でも、コンテンツの素材をマンガに求める傾向は同じですね。マンガは脚本もコンテもできあがっているようなものなので、映像化しやすいってことなのでしょうかね~。

映画製作の要は、絵コンテと脚本だと聞いたことがあるのですが、両方とも最初から揃っている場合って、ある意味すごいプレッシャーですね。原作を超えても超えなくても、オリジナリティは原作のものだから、原作が偉いことには変わりないし、よほどの成果がないと褒めてもらえない 。リメイクもそうですね。


J 兄同様、トンセンくんにも映画のプロモ時には FANTOM がスタイリストを貼り付けてくれているのか、いつもよりオサレ度がアップしているように見えるのは気のせいでしょうか・・・

ともあれ、MOVIELINK の表紙は、J 兄に続きトンセンくんも表紙を飾っています。 Cover Story の記事は、読み応えがあってまとまりのいい内容です ( link to)。しかし、酒ネタは必須項目のように盛り込まれていますね 。この雑誌(?)の記事って、J 兄の時もなかなか良い内容でした。ちょっとショックなことも書かれてあり、しゅん  としましたが( link to)・・・。

    

                         (↑トンセンくんネタなのに兄便乗~みあん)