Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

『青春漫画』(DVD)

2006-12-29 00:31:51 | K-Movie Notes


(Image source: nkino)

公開時に見に行こうと思っていたけど、見に行けなくてよかったかも・・・
サンウペンのチングお奨め作品『青春漫画』(2006年 監督:イ・ハン)。

アクション俳優を目指し、テコンドー専攻の学生イ・ジファン(クォン・サンウ)と女優をめざす学生チン・ダルレ(キム・ハヌル)の2人は幼なじみ。小さい頃からいつも一緒。ある日、ジファンはダルレから同じテコンドー専攻の恋人ヨンフンを紹介され、内心モヤモヤ・・・

主演2人のキャラ設定はキッチリしているのだけど、2人をとりまく人々はなんだか2人の添え物みたい。幼なじみの男女の思い出を綴りつつ、それぞれの夢に向かい別々の道を歩く中で、お互いの絆を再確認という予定どおりのやや幼稚なストーリー。もしかして、途中で病気とか事故とかアリ?と思ったら・・・あった。それがないと再確認できないもんねー。

クォン・サンウssi とキム・ハヌルssi。
2人ともラブコメは得意という感じがするので、2人のコンビネーションが自然なところがいい。

ところで、この作品のイ・ハン監督。『永遠の片想い』の監督。両作品とも、脚本もイ・ハン監督。『永遠の片想い』と『青春漫画』には共通する点が・・・男性の主人公の名前が、どちらもイ・ジファン。何かこの名前に特別な想いがあるのかしら 

そして、主題はどちらも「愛情と友情のはざ間に揺れる」。映画や小説などではありふれた主題だけど、実生活でも大なり小なり、たいていの人がこういう経験をするのでは? ありふれた主題だからこそ感情移入できそうなものだけど、意外と感情移入できない作品の方が多いような・・・なぜだ・・・そこが面白い

そして『永遠の片想い』での韓流不可欠エレメントは「病気」だったけど、こちらは「事故」・・・これもまた、病気や事故なくしては愛情は確認できないのだろうか? と、うがった見方をしてしまいそうになるのだけど。たとえば実生活で、自分でなくても、家族や友人が病気になったり、事故に遭ったりすると、色々な意味で何かを再確認できる機会になったりすることは間違いないのに、やっぱりいつも作品に対して感情移入できるとは限らない。不思議だ・・・

リアリティの問題なのかなー。ともあれ、この作品はそこまで深く掘り下げた作品じゃないので、気軽に見たほうがよさそう・・・

 



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