Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

『ARAHAN アラハン』(DVD)

2006-12-24 19:11:05 | K-Movie Notes

(Image source: nkino)
荒唐無稽、ハチャメチャなんだけどね、わかっちゃいるけどやめられない
「くっくっく」というよりは「がははは」 と笑える。映画館で見たかったなー。あっ、でもこんな映画をクリスマスイブに見てるなんて、ビミョーな人間性だと誤解されてもいけないので、言い訳すると、この作品はちょっと前に鑑賞したもの。

香港カンフー映画好きというリュ・スンワン監督の趣味がこってり、カンフーならぬ、韓風アクション映画?こういうのって韓国にあるようでない映画。ちょっと荒削りなところもあり、パクリまくっているといわれているけどね。私的には生身の肉体勝負が好きだけど。

七仙人って、七福神かセブンソードかって感じで笑えるところ。

何がおかしいって、アン・ソンギ先生の真剣そのものの演技。こんなハチャメチャなストーリーを楽しんでいるかのように、アン・ソンギ先生は偉大だ

リュ・スンボムssi 、もともと寝ぼけ顔(失礼!)がさらに寝ぼけているけど大丈夫か?? 森羅万象の気をすべてコントロールできるヤツとは思えないけど、そんなアンバランス加減なところが魅力みたい。

またチョン・ドゥホンssi (アクション監督) が強すぎる・・・この人が登場すると、怖いよー ・・・なぜかびくびくしてしまう・・・そっと物陰に隠れて、こっそり見たい、そんな気分になる。

この作品、荒削りなわりには一部で評判が高いのは、キャラの設定、人物描写がしっかりしているからなのね。アクション頼みでもなく、ファンタジックな摩訶不思議の世界に頼ることもなく、生身の人間の輪郭が見えるというか、きちんと描きだされて、アクションと絡み合っているところが面白い。

人物設定を丁寧に描くことができるのが、韓国映画の最大の強みだと思うし、そういうところに手を抜かない作品がやっぱり面白いと思える。ただし、役者がキャラに陶酔したような演技はごめんだけど。

リュ・スンワン&スンボム兄弟、一部では「韓流ブラザーズ」って呼ばれているらしい(爆)
スンワン監督が聞いたら、ちょっと顔ひきつらせながらも、大笑いしそうだな

 



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