写真-1は2008年12月の記事から拝借。見えているのは背中ではなく胸。これを見た時、俺は背中に回してもこのくらいなのに前にこんな風に腕を曲げらるのに驚いた。真似してやってみたけど腕は全然前に行かなかった。その理由は、当時俺は肩周辺の柔軟性に著しく欠けるのは勿論、石川遼が腕だけ曲げているのだと思っていたからだ。
関節は図-1のように凹側の中心と凸側の中心が一直線、なるべく一直線になっていると安定する。そうでないと図-2のように骨と骨が当たってしまう。骨が当たらない状態を求心位を保っていると言う。
肩を傷めてから肩甲骨周辺の改善に取り組んだ。すると写真-1のポーズは腕だけではなく肩甲骨が前の方に移動しないといけないのが分かった。ストレッチした結果もあって今は45度くらい曲げられるようになった。但し反対側の手で肘を持って引っ張らないといけないけど。写真の中で驚いてる女性なら同じ様に出来るんじゃないのかな。驚いてるのはこんな風に動かすなんて考えたことなかっただけだと思う。
肩甲骨を図-4くらい前に移動しつつ腕を曲げると写真-1のように両腕が平行になるくらい曲げることが出来る。
肩甲骨を動かすのはあばら骨に付いている前鋸筋。これに力を入れて縮めることによって肩甲骨が前に移動する。それによって肩関節の求心位を保つことが出来る。それと今まで肩甲骨を前に移動出来なかった人は使ってなかった前鋸筋の筋トレも必要そう。
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