フリークライミングのルートで岩を落としてしまった。十石峠の岩場、かえる岩で起きた被害者の居ない事故だった。ルートは25m近くあるホロン(5.12a)。終了点で作業してる時、もう少し安定した体勢にしようとして足を乗せ変えたんだけど、乗せて間もなく突然岩が滑り落ちた。
下部は緩い傾斜になってるので落ちた岩はそこに当たってバラバラになって飛び散った。岩の直撃でなくても粉々になった破片が当ったら怪我をする。そんな岩はビレイヤーから4~5m以内という近くに落ちた。幸い無傷だった。無事で本当に良かった。ビレイヤーは咄嗟に岩陰に身を寄せたと言っていた。長いルートだったので対処する余裕があったのかもしれないが短いルートだと落下時間が短いので避けるのは難しかったかもしれない。そんな落ちる様子が動画に撮ってあった。
ここの所ビレイしてて落石が気になっている。ビレイしてる時はヘルメットをした方が良いかなと思い始めてからもう1年は経ったかな。もっと経ってるかもしれないが兎に角そう思いながら何もしないってのはまずい。
今回の教訓は登ってる人の真下に居ては危ない。そういう事ではなく岩は何時何処から落ちてくるか分からないってことだな。他にもまだちょっと触っただけで落ちるような岩はあるに違いない。また今大丈夫でも危険に岩に変身することもある。困るのはそれがそういう風に見えないことだ。それにしても危ない遊びだと改めて思った。
1年半ほど前から自作のビレイグラスをかけてビレイをしている。市販のと違って眼鏡をかけていても使えるようになっている。試しにビレイグラスをしたままヘルメットを被ってみたら問題なく真上が見えた。
ビレイグラスはこのままでも使えるんだけど、ヘルメットを被るならゴロ寝deメガネを加工せず単に逆さにしてヘルメットに直付けしても良さそうだ。それならば加工に自信が無い人でも簡単に作れると思う。余計な材料も不要だ。
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