明るい部屋で闇鍋

　闇鍋ってやったことないんだけど漫画なんかだとタワシなんかが入ってたりする。でもそんな闇鍋だってルールがある。だけど牛肉以外の物が入ってる牛肉や段ボールが入ってる肉まんなんていうルール無視な食べ物なんて明るい部屋で闇鍋をつつくようなもんだ。というかそれよりも恐いね、平成の隠れ闇鍋は。ただそれで大きな食中毒騒ぎになってないらしいから不思議だ。


asahi.com より

　戦時中とか戦後は食糧事情が悪かったそうで、こんな物までというのを食べてたという話を身近な人から聞いたりした。でも日本人は豊かになろうとして農業はほどほどにして工業に力を入れてきた。そして奇跡的な繁栄を築いたと言われ金さえあれば何でも出来るって豪語する若者まで現れた。だけど今庶民が食べてるのは何かというと、食料の中の一部とはいえ戦時中とか戦後の混乱期の食料と大差ないというか何というか。

　こんなもん人間の食べ物じゃないよと怒りながら食べるのと、ここに牛肉って書いてあるから牛肉なんじゃない、と食べる。何だかんだと美味い方が幸せなのか？　知らぬが仏とも言うし。だけどこう酷いとちょっと高いけど国産にしようって考える。そう思って買って家でラベルを良く見たら字が一部掠れてて「中国産」、なんてことはないだろうけど字が似てるからうっかり買っちゃうなんてことはありそう。