家の西側に雑木の代表ともいえるナラが何本かある。雑木とはいえ新緑の今、若葉が綺麗である。その中で早々と花を咲かせてるのがある一方、まだ葉も出揃ってないのもある。そこでそれぞれの木から枝を少し折って詳しい人に見て貰った。もしかしたらこれがコナラでこっちがミズナラかな、と期待してたら全部同じコナラという回答。なんか拍子抜け。その日まで同じ種類の木なら同じ頃に葉が出たり花が咲くものだと思ってたけどこんなに違うとは。
木は色々な理由で個体差があるんだそうだ。せめて家の周辺の草木の名前を覚えようと思ってたけど、こりゃ木だけでもけっこう難しそうだ。全て同じコナラという結論にガックリ来たのでWebを探してたら面白そうな本があった。 葉で見わける樹木という本。著者は樹木鑑定サイト「このきなんのき」なんていうWebサイトを持っていて、写真を送ると木の種類を教えてくれるみたいだ。本の内容も期待出来そうな感じなので早速買った。
試しに藤の枝とその図鑑で照らし合わせてみた。無いなぁと思いつつ索引を見たら藤は載ってなかった。現実はなかなか厳しい。次に高さ3mくらいの名前の知らない木を調べてみた。今度はなんとなく絞り込めた。いまのところウワミズザクラらしい。木に詳しくなくても今までの図鑑より種類の見当がずっとつけ易い。この図鑑の特徴はこの写真にある検索表だ。これがあるおかげで本を行ったり来たりしないで済む。
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